リーブルの能力詳細、突然変異?
疲れた
序章 リーブルの能力詳細~変形?変異?
作者 バビロン
一瞬、金属同士が擦れる音が森中に広がった。
━━━━━━━━━━━━━━━
その擦れた音というのが、今俺が握る剣・・
リーブルの咄嗟の自動防御によるものだった。
結果、そのリーブルの防御を今にも突破しようとしているのがこの・・機械?のようなものだった
(しかし,リーブルの指示がなかったらさっきの
俺は危なかったのかも知れなかったな。結構,
ギリギリだったし。)《解,マスターは私の指示を何の躊躇いもなく聞いてくださいました》と言うリーブル。
いやぁ?実際俺は後ろからまた来るとか全然気づかなかったし,リーブルがいてこその今だしな。
現在でも、この機械の残骸の強行突破はリーブルの防御によってなんとか防いだ状態でいる。
(てか、これさっきの奴からの新しい嫌がらせか?マジで迷惑なんだけども。)すると、
《解、恐らくですがこれは時間稼ぎかと、つまり
私の防御を前方に構えさせ、本命は後方からかと
思われるでしょう。》は?後方?今のが前方って事はまた今のと同じ奴が後ろから来んのかよ!?
そして・・リーブルの予想通りにそれが来た。
やっべ!、流石にリーブル持った状態で避けるのは辛いぞ!?どうするか。と、そう考えていると。《解、マスター。御願いがあります・・・
これより私、リーブルが前方を押さえるので
マスターは後方の方を破壊・撤去を御願いします。構いませんでしょうか?》と応えた。そして
(あぁ。構わないぞ?手段あるのか?・・もしかして今ここで隠された力とかだしてくれるの?)
正直のところ、この自律剣がここまで予測していたとしか思えない。リーブルに接触してから数分
あり得ないことが次々と起きているし。あれ?
この状態って呪い?俺もしかしてこの剣から固着の呪いでもかけられてね!?俺は現在、滅茶苦茶
戸惑っていた。
(おっと、こんな場合じゃねぇな!取り敢えず
よし、リーブル!出来るなら何でも手段構わず
やっちゃってくれ!)そう応えた瞬間リーブルから《肯定、ではこれより試作版 制御にはいります。》そしてリーブルが一瞬の光を発し、その瞬間。俺も見たことのない光景を目にすることになった。
リーブルから光が放出され、大きな影ができていた。そして、人型の様に姿が変わり正に別人へと
変化していった。そして突然変異が終了したと思わせると、リーブルが防御していた物を刹那の速さで斬った。そしてリーブルは此方へ向けて歩き
俺の相手目掛けてリーブルは剣をしなやかに下ろした。するとどういうことだったのだろうか?
機械の残骸は一瞬でリーブルの手で粉塵とかされていた。《マスター、お怪我はされていませんか?・・・特に外傷は見当たりませんね。安心しました。》
ちょっと!待て!おいリーブルなんだ
!?それは!?と聞くと《解、マスターはこれを見るのは初めてだと思われますので、説明させてもらいます。これは私、リーブル 自律剣が用いる能力です。厳密にいえばこの能力はまだ、初期の物です、完全版の 制御はまだ現在,
解放されてはおりません。》ン?どういう事だ?
つまり、リーブルが先程使った試作制御は初期の物で、本来使える 完全版の制御が未だに解放されていないと。・・・・なんかおかしくね?
そもそも、リーブル この剣が何故ここまで
周囲の状況を把握できこれ程の能力と行動があまり実践向きの能力でないと。これ程までに言っているのだ?難しく考えていると、リーブルが心配そうに、俺の顔を下から見てきた。
そして、
《マスター?大丈夫ですか?》と聞いてきたので
ン?あぁ、大丈夫だ。ちょっと今さっきのリーブルの戦いっぷりを目前で初めて見ることができて 少し驚いているだけだから。
ダメだな、難しく考えすぎた。取り敢えず、暫く
戦闘がまた起きないことを願っとくか。
リーブルだけを戦わせるのではなく、俺も戦える様に頑張らねえとな。
相変わらず、リーブル・・自律型行動剣の詳細は
不明だ。
取り敢えず、森抜けて歩くか、暫く歩いてたら
向こうの景色から大きな町が見えてきたし。
そういって俺とリーブルは歩いた。
疲れました