序章 転生~周囲探索~そして剣
どうも、作者の剣聖【バビロン】です
今回のは少しばかり内容ぶっとんでるかもしれません、そこはご了承を。
序章 転生~周囲探索~そして剣
作者 剣聖【バビロン】
「うああああぁぁぁぁ!!おっ、落ちるぅぅ!」
現在、上空から上滝昇は凄まじい速度で真っ逆さまに地上に向け落ちていっている転生者 上滝昇
やぁ、俺の名前は上滝昇という。今何をしているって?うん、こっちが聞きたい。
時を遡ること二時間前━━《貴様を別の世界にて転生させてやろう。さぁいくが良い。若き━━よ》と俺に言ってきた神。そしてその言葉を最後と共に俺のいた地面がいきなり、消滅して急降下しているのであった。
昇は今まさに転生して死にそうになっているのである。上空は地上よりも空気が濃い、そして同時に酸素と言える空気が少なかったのであった。
「ウェッ!ゲッホ!ゲッホ!、なん━━だ? 空気?ないの━━か?」今正に死ぬ昇であった。
ヤバイ、空気、酸素が━━━。
転生しておいて、いきなり死ぬのか?━━━━。
と、その時だった。今まさにこの状況を覆せるかもしれない事が昇の目の前で起きた。
ん?なんだ?雲を抜けたらやっと酸素が戻った!
おいおい、じゃあさっきの場所は、宇宙だったのか?
と、驚きと混乱を未だに落ち着かせられない昇だった。
「しかし、その━━なんだ。空気は吸えた、だが
今のこの状況は、全然かわらねぇー!ぁぁぁ!」
《ふむ、仕方ない。私が助けてやろう》
そう聞こえた瞬間だった。その声が聞こえた瞬間
急降下に落ちていく昇の上半身が不自然な位に
左に曲がり、なんとか地面に足をつける様な体制となってゆっくりと地面に足が近づいていった。
そして、漸く大地に踏み込むことが出来たのだった。ふぅ、危なかった。しかし、今の声の主は
どっからどうきいても、神だったよな?
あの神、この世界にあまり干渉できなかったんじゃなかったのかよ。まあ、いいか。
とりあえず、神サンキュー。
そういって昇は神の助けによって命拾いする事になったのだった。
さて、此処はどこだろうか?見知らぬ大地に見知らぬ景色。とりあえず探索してみるか。あまり遠くに行かずに近い距離で。 そういいながら昇は
周囲を探索していった。
「広いなぁ~。ん?なんだあれは、━━剣?━━
だよな?触れてみるか?」
そういって俺はそこにあった剣を直に触って確かめた。すると━━。微かに声が聞こえた。
〔ギギギ、魔力━ギギヲ━込めよ。━━〕
ん?なんだ?━━━気のせいか?━━。
昇は辺りを見回したが何もなかった。再度剣ヲ握ると、〔魔力ヲ━━━込めよギギギ〕
やはり、声だ。なんなんだ?さっきからこの剣を握ったら確か、〔魔力ヲ込めよ〕だったか?
そもそも俺に魔力って━━━。あったな、この世界に転生する前に神から貰ったやつが。使ってみるか。
そういって俺は、静かに魔力を精神で1つに
統一して、自身の掌に収束して再度俺は剣を握った。すると━━━━。
〔魔力確認中・・・・。使用者の魔力ランク・・
・・・・!!・・SSSSSSSSSS・・・・・・・〕
おいおい、壊れたか?Sどんだけあんだよ。
怖いわ!。
〔測定完了、自律制御を開始。こんにちはマスター〕
はあ?マスター??俺?マジかよ!
そして、俺の握った剣は姿が変わり始めたのだった。姿はみるみる女性に。
〔こんにちは、私のマスター、自己紹介が遅れました。私は ゛ リーブル ゛ 自律型武装剣格です。これからヨロシクお願いいたします。〕
と、しなやかな発言に終った。
いやいやいや、そうじゃなくて!そんな簡単に
自己紹介なんかされてもね、俺はまだ今この状況を上手く呑み込めてないんだよ!
誰か説明して!っているじゃねぇか!説明できる
相手が!この自律型武装剣格!聞いてみるか
「なあ、お前はここで一体何をしていたんだ?
そもそも、何故俺なんだ?」
〔それはですね、私のマスターがここにこられるということはわかっていたのです!〕
いやいや、全然理由になってないから!
ちゃんと解りやすく説明ヲ!して!マジで!
そして、昇はこの自律型武装剣格、名前は━━
愛称は━━リーブルというらしいが。
このリーブルと共にこの後、世界を共に見て回るのは暫くした後。
すいません、ホントに。眠すぎて
思考が回りませんでした。次はがんばりマス!
作者 剣聖【バビロン】より