第4話 働きたくないが初仕事!
冒険者編スタートです!
楽しんで下さいね!
俺は仕事をすることにした。
まずは簡単な仕事がいいのだがどうしようか?
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Fランク
本の整理
報酬 銅貨2枚
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Fランク
お届けもの
報酬 銅貨2枚
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Fランク
装備点検
報酬 銅貨3枚
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ふむ、どれも同じような報酬だな、最後の装備の点検ぐらいが一枚の多いだけだ、
どれを受けようか?
装備の点検は、やり方が分からないからパス、
お届けものとかも、人と話すのが多そうだからパスだな
なら、消去法で本の整理になるな、
よし、本の整理にするか、
俺は本の整理の依頼を受けた。
「よし、ついた、ここが依頼場所の家か」
家の前についた俺は、恐る恐る、声をかける。
「すみませーん、冒険者ギルドのものですがー」
そう言うと、中から、お爺さんが出てきた。
「おう、やっと来たか、早速だが、本の整理を頼むぞ、」
お爺さんはこれでもかと言うぐらいの大きいな声でそういい、俺を家の中に引っ張った。
「最近、棚から本が落ちてきてしまってな、
ワシじゃ、戻せないから、依頼を頼んだというわけじゃ、」
見ると、本が床に散乱している。
これを戻せばいいのか、思ったよりも数が少ないな、そう思い早速作業に取り掛かる。
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「ふー、終わった。しかし、なかなか楽な仕事だったな、」
ほんの15分くらいで終わってしまった。こんなんで、報酬を貰っていいのだろうか、と考えていると、
「おう、作業はどうじゃ、順調かのう?」
と、お爺さんが大きな声で聞いてきた。
「あっ、はい、もう終わりました。」
「なに、終わったじゃと!?
おお、本当じゃ、終わっておる。作業が早いの、
助かったぞ、よし、では、冒険者カードをだしてくれ。」
俺はそう言われ、なんで冒険者カード何かを出すのかと疑問に思いつつ、カードを出す。
「では、『依頼達成』」
お爺さんがそう言うと、カードが光り、小さな丸がギルドカードに浮かび上がった。
「うぉ、なんだこれ」
「なんじゃ、お前さん知らんのか、
依頼主がギルドカードに向かって、『依頼達成』と言うと、ギルドで報酬が受け取れるんじゃよ。」
なるほど、そういうシステムなのか、
やっぱりここでも音声認識なんだな。
でも、これで依頼を達成出来たぜ、
初仕事クリア、イエイ
俺はその家をでて、ギルドに向かった。
「はい、依頼達成おめでとうございます。
こちらが、報酬の銅貨2枚に、なります。」
おぉ、これが銅貨かー、十円みたいだなー、
しかし、これで宿とか、食事とか、できるんじゃないか、
はっ、でも待てよ、これを毎日やらないと飯も食えないし、宿にも行けないのか、
大変だなー、働きたくないなー
お金の問題は厳しいのである。
まっ、何はともあれこれから頑張らなくちゃ、生きていけないのだから、仕事するしか無いのである。
俺の仕事づくしの日々が、始まったのである。
さぁ、これから龍飛君、の仕事生活が始まりますよー