初めの章ー昔話
軽い読むことができる楽しい小説になるように祈ります
中化風の恋愛物語です
どうぞよろしくお願いします
最初の世界は闇だった。
闇に閉ざされた何も無い地の人たちは光を望んで唯一の希望であり、
天遊山に向かって祈った。
すると、空から10個の星が天遊山に落ちた。
それぞれの星には5人の神仙と5人の天女が乗っていた。
太陽の服を着た神仙が天遊山で飛込んだ。
すると、すべての地に人たちが望んでいた光が生じた。
山の服を着た神仙が光に従って歩いた。
すると、地が動きながら美しい山が生じた。
水の服を着た天女が山の端を越しながら踊った。
すると、地から水が出て山の端を従ってきらめく川が生じた。
石の服を着た神仙が川の上で遊び回った。
すると、川のとなりに大小の岩が生じた。
松の服を着た天女が大きな岩の上で休んだ。
すると、岩のとなりに秀麗な松の木が生じた。
雲の服を着た天女が松の上に座った。
すると、松の間に風を率いる真っ白な雲が生じた。
草の服を着た天女が雲の間に隠れた。
すると、雲の間に人たちを住ませる草が生じた。
鹿の服を着た神仙がその草を食べた。
すると、鉄より堅い鹿の角を持つ鹿が生れた。
鹿の服の神仙はその鹿の角で作った検で人たちに武術を教えてくれた。
亀の服を着た神仙がその草を食べた。
すると、いろんな文字が書かれた背中の皮をもつ亀が生れた。
亀の服の神仙はその亀の背中の皮で書かれた文字で人たちに文学を教えてくれた。
鶴の服を着た天女がその草を食べた。
すると、美しい声で歌いながらきれいに踊ることができる鶴が生れた。
鶴の服を着た天女はその鶴の踊りと歌を学んで人たちに文化を教えてくれた。
人たちはこのすべてに感謝して5人の神仙と5人の天女にそれぞれの宮を作ってくれて、
その下に一つの国を立てた。
でもそれも少しの間、人たちは闇が無くなって休むことができなくなった。
人たちはまた天遊山に向かって祈った。
すると、天遊山にもう一つの星が落ちた。
その星には一人の天女が乗っていた。
月の服を着た天女が空を向かって歌った。
すると、しばらく光が消えて人たちは休むことができた。
美しい月が強い太陽の代わりに夜を守ってくれた。
人たちは月の天女に感謝しながら彼女にも同じく宮を作ってくれた。
でも、それが不満だった神仙たちと天女たちは月の天女を非難した。
「どう同じ空に光る物が2個や有り得ると言うのか!」
彼らは天女に罪を聞いて天女が着た月の服を脱がせて、彼女を闇の中へ追い出してしまった。
月が消えて、太陽が昇った。
人たちはまた休むことができなくなったし、今度は神仙たちと天女たちも一緒に休むことができなくなった。
やっと大きな誤りをしたことを分かった彼らは月の天女を探し始めた。
光が届かない遥かな闇の世界の中で裸で泣いていた月の天女を見つけた彼らは彼女の前で謝罪した。
寛大だった月の天女は彼らを許して彼らと一緒に国へ戻った。
日の神仙は月の天女を妻で迎え入れた。
だが、彼らは月の天女に月の服を返してなかった。
闇は来たが、月は昇ってなかった。
同じ空に光る物が2個やあることは有り得ないと思ったからだった。
これが神仙国が立てられた昔話であり、神仙国に月が昇らない伝説だった。
いつのまにか100年の時間か流れて、神仙たちと天女たちは自分の子孫たちに特別な宝を残して元々自分がいる場所へ帰った。
でも、空を降りてきた時、着ていた服が無かった月の天女は元々いる場所へ帰ることができなかったし、寂しくに子孫たちの前で死んだ。
国の王になった太陽の神仙の子孫は月の天女の子孫を見張り始めた。
月の天女の子孫たちが死んだら、神仙国はまた夜が消えたからだった。
月の天女の子孫たちは彼女の最後の願いだった月の服を捜したが、彼らは決して服を見つけられなかった。
服を見つけるまでに、貴族として名誉も立てない寂しくて悲しい月氏の家門。
ここに太陽の神仙の子孫を頭を抑えて、月の服を捜して月家門の名誉を立てたある如人がいたのに、彼女は皇帝、日黎明の妻であり、いろんな話で神仙国へ名誉を立てた如人だった。
彼女の名前は月紅蓮。美しく賢い神仙国の皇妃だった。
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