最高神、冒険者になる。
ノアが家族になってから数日後・・・。
「ねぇノア。街に行って冒険者にならない?」
「冒険者?いいよ!一緒にパーティーを組もうよ!」
「いいねそれ!えーとここから最寄りの町は―――城塞都市アルカディアだ。」
私は探検魔法の一つ、探索を使った。無詠唱で。すごいでしょ!
〈わーすごいすごい。〉
「なんかめっちゃ棒読みじゃん!」
私を棒読みで褒めたのは天啓さん(仮)だよ!
〈こんにちは。天啓(仮)です。ちなみに本名は永遠です。〉
「永遠って言うんだ!初めて知った!」
まぁいいや。転移して移動しよ。
「ノア、私と手を繋いでね。離しちゃだめだよ?転移に失敗するから。」
「はーい!」
「『転移』」
―――フォン
一瞬で景色が変わった。ちなみに城門前に転移した。
「何者だ!」
門番にやりを突きつけられてるんだけど。どうして?
「私達は怪しいものではございません。旅のものです。」
「ふむ。まだ怪しいが…名前は?」
「私はフランで、この子がノアです。」
「年齢は?」
「私は12歳でノアは…。」
「100000歳だよ!」
なにほんとのこと言ってんだぁ!そこは見た目通りの9歳って答えるところだろうが!
「何を言っているんだい?嘘は良くないよ、お嬢ちゃん。」
「ノア、嘘ついてないよ?」
「どうだ?ケイン。」
「嘘はついてないね。スキルがそう言っている。」
へぇ、この門番は嘘判別スキルを持ってるんだ。便利そうだな。
「じゃあこの子は神だってのか?」
「ちょっと待ってろ、聞いてみる。」
「お嬢ちゃん。君の種族は?」
「ノアは氷神だよ!」
おおう、言っちゃったよ。あとで言わないように指導しておかないと。
「ほんとに神だったのか!あと、氷神はフェンリルだったな。となると、この子はフェンリルの分身か?」
「すげぇな!神が降臨なさった!」
「ところで、おまえは?」
「誰にも言いませんか?」
「いいだろう。誰にも言わん。」
「私の種族は真獣人 神猫族であり、剣神でもあります。一応、最高神です。」
「「「「えぇぇぇえぇぇぇぇ!」」」」
「え…?サイコウシン?なんでここに?」
「神よ。われの命はあなたのために。」
「フラン姉ちゃんって最高神だったんだ。」
「ちょっとランク測定の魔道具に触ってもらえるかな?」
「わかりました」
なんか水晶みたいのが出されたから触った。その直後―――
パリン!
「へっ?」
「ランクsssまで測ることができるものが割れた?」
「…ノアちゃんもできるよね?」
「ノアは割ることができないよ?」
「…」
見事撃沈。どうしてこうなった。
「ノア…逃げるよ!」
「え?ちょっと待ってよ!」
私は、能力開放値50%にして走った。ノアちゃんは普通についてきてるよ。すごいね。
「ギルドっぽい建物は―――あった!」
―――カララン
私は、急いで建物の中に駆け込んだ。何かがなった途端、中にいたゴツい人たちが一斉にこっちへ向いた。
「…あの、冒険者登録をしたいんですけど。」
そして逃げるようにカウンターへ向かった。ノアちゃんも一緒にね。
「はい!えーと、この紙に名前・年齢・種族を書いていただけますか?字がかけないのでしたら代筆もありますが…。」
「あっ書けるので大丈夫です。」
私は獣人 猫人族でいけるけど、ノアちゃんは人族でいいか。
そして紙にフラン 11歳 獣人 猫人族、ノア 9歳 人族 と書いた。受付嬢にかけたことを言おうとしたら
「へへへ…ギルド長…だいしゅき。」
なんと妄想中でしたか。私は呼びかけました。
「かけました。」
「へへへ…」
「あの〜かけましたが?」
「だいしゅきです…」
「…」
そこで私は呼びかけました。やや過激になるようにね。
「ふぇっ?なんか頭が痛いです。あっ、かけましたか?」
誰かに頭を叩かれたんですか?かわいそうに。
「ええ。かけました。」
「では、こちらに来てください。適正職業を調べます。」
私達は、受付嬢について行った。
「では、この水晶に触ってください。」
「じゃあ、ノアからやるー!」
適正職業…大賢者 剣王 大氷魔師 武闘神
「なんですかこの職業は!ギルド歴史初の職業じゃないのでしょうか?」
「じゃあ、ノアは大賢者になる!」
〈ノアの職業が大賢者になりました。〉
「じゃあ、次にフランさん。」
適正職業…剣神 魔神 武闘神 神勇者 神代英雄 神薬師 神速忍 守護神
「全部神の名を冠してるじゃないですかぁぁぁぁぁああ!ギルドちょーを呼んできて!誰か〜!」
「私は、神代英雄にするよ。」
〈フランの職業が神代英雄になりました。〉
一応、Fランク冒険者になったのかな?たぶん次はギルド長との対面だろうね。受付嬢さん。頑張れ!




