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急行

くっそ長くなった。許してクレメンス☆

オークキングの討伐を終えた私達は王都に戻ってきていた。ああ、ララ・ダイナウナの装備は『収納(ガレージ)』の中にしまってあるよ。いい装備そうだったから、時間が在れば直して使おうかなって。

「なんか、慌ただしいね。」

「そう言われてみれば、なんかみーんな慌ててる?」

「何かあったのかも」

「どうするの?」

「ギルドに行って聞いたほうが速いか…。」

「じゃあ、早く行こ!」

「わかってる」

少し速歩きでギルドへ向かう。

※彼女たちの速歩きは時速30~40kmの高速です。

―――カララン

ドアを開けて目に入ってきた光景は少し通常とは違うものだった。

様々な冒険者たちが跋扈し、慌ただしかった。

取り敢えず依頼を達成したことを報告するためにカウンターへ向かう。

「すみません。依頼達成を報告しに来ました」

「あっはい。えーと、オークキングの討伐依頼ですね。オークキングの討伐証明ができるものはありますか?」

「オークキングの屍一匹丸ごとある」

「では、解体場の方へ移動していただき、そこへ搬入してください。」

「おk。ノア、行こ。」

「はーい」

※少女移動中…

「そこの台へ出してもらえますか?」

「わかった『収納(ガレージ)』」

ドン!

「ん、出した。」

「…ハッ!少々お待ちください!」

「うい」

ギルドの職員が色々査定しているのを待つこと数分…。その間はノアとあっちむいてほいした。ノアがチート使ってるのかってぐらいに強かった。

「査定結果が出ましたのでカウンターへお越し下さい」

※少女移動中…

「解体手数料を除き、金貨11枚ですね。お疲れ様でした!」

「あの、なんでこんなに皆慌ただしいのですか?」

「ああ、城塞都市アルカディアにダンジョンが出現し、深刻な被害がもたらされているため、行動できるBランク以上のハンターは至急アルカディアへ救援へ来てほしいとの報告が来ていましてね。それで高ランク帯のハンターが準備しているんですよ。皆で固まって行くらしいですね。」

「アルカディアにダンジョンが…。情報提供ありがとうございます。折角ですので、私も集団に入って行きます。」

「わかりました。お気をつけて!」

受付嬢さんの言葉を背中に受けながら、私達は出陣の準備をするためにギルドを出た。まずは雑貨屋でポーション類を買いたいね。

そんで、雑貨屋に来た。

「いらっしゃい!」

「回復系のポーションをありったけください」

「え?もう一度言ってくれ。」

「回復系のポーションをありったけください」

「…わかった。お金は大丈夫なのかい?」

「大丈夫です。」

「わかった。信じよう。ちょっと待ってな!すぐ持ってきてやるから!」

「ありがとうございます。」

まぁ、奥から30本入りケース25箱ぐらい持ってきたね。こんなにあるとは思わないじゃん。買うけどさ。

「こんな感じだ。合計で金貨35枚だな。」

「金貨35枚ですね…はい。ちょうどだと思います。」

「…ちょうどだな。毎度あり!」

「『収納(ガレージ)』」

そうして私達は雑貨屋を後にした。そういえば、戦力が最近足りないと思っていたんだよね。奴隷商へGO☆

「いらっしゃいませ。今日はどのようなご要件で?」

「戦闘用の奴隷がほしい。できれば、女性で伸びしろがありそうな子。」

「わかりました。少々お待ちください」

そう言って奴隷商は奥へ消えていった。しばらくして、戻ってきました。一人の少女を連れてね。

「こちらがおすすめかと。伸びしろは他の奴隷と比べても一目瞭然です。金貨59枚からですが、どうです?」

アクアブルーの髪色に若草色の瞳…。うん。美少女間違いなしだね!

「買う。」

「かしこまりました。購入手続きはこちらの方で―――」

はい。省略いたしました。

「毎度ありがとうございました」

「行こ?」

「…はい」

「そうだ、君の名前は?」

「…ありません」

「前の名前だよ。その年だと奴隷に落ちただけであって名前はあったんじゃない?」

「…アイリーゼ」

「アイリーゼか。いい名前だね。」

「そんなことは…」

「いい?自分を卑下しすぎちゃだめ。自分に自信を持って!」

「はい…!」

路地裏に連れ込んで生活魔法の『洗浄(クリーン)』できれいにしてから色々装備させて、私達の事も教えた。神だということとかね。

「神様は本当にいたんですね…!」

私の眼の前で正座をして崇めるような仕草を行っています。どういうことでしょう?まあ、いいけど。

「どうせならさ、加護を与えたらどう?」

「いいね!じゃあノアから!ていっ!」

可愛らしい掛け声と同時にアイリーゼの身が水色の光で包まれた。すると―――。

パァァァ!

アイリーゼの左目が水色になったではありませんか!

「じゃあ、次は私。ふっ!」

今度は普通の光がアイリーゼの身を包みました。属性に影響されるのですかね?光の色は。

パァァァ!

雰囲気が変わりましたね。なんか神聖な雰囲気を纏っています。

「おお!これが加護のちから!すごく体が軽いです!」

「よかったね。じゃあ、アルカディアに行こ。」

「え?」

「そうだね!戦力も増えたし。」

「え?」

「ギルドに向かうよ」

「おー!」

「えぇぇぇぇぇぇ!」

※少女移動中…

「この子をパーティーに入れたい。」

「それでしたら、こちらに彼女の情報を記入してください。」

そして私はアイリーゼの名前、性別、使う武器、職業を記入した。因みに、職業は守護騎士って書いた。

「できた。」

「はい。これでパーティーへの加入手続きは完了しました。」

「ありがとうございます。ノア、さっきの依頼取ってきて。今ここで受注する。」

「うん!」

秒で取ってきた

「この依頼を受けたい。」

「受注条件がランクがB以上のパーティーまたはハンターとなっていますが…。」

「大丈夫。これ。」

「…失礼いたしました。これで受注完了です。ご武運を!」

反応を見る限り、あの受付嬢さんは中堅ぐらいかな?頬は引きつっていたけども。

集合場所は…すぐそこだね。というかもう殆ど集まってるのかな?

そして私達は並んだ。1パーティーとしてね。

「あー、嬢ちゃん。ここは君の並ぶ場所じゃないぞ?」

「大丈夫。受注してきた。」

「少なくともBランク以上か…済まねえな、どう見てもB以上に見えなくてよ。」

「大丈夫。よく間違われる。」

「そうか!気を確かに持てよ!」

「わかってる!」

そしてある程度パーティーが集まったところで、依頼主が声を張り上げた。

「諸君!今回集まってもらったのはほかでもない、城塞都市アルカディアへの救援だ。ここに集まっているのは少なくともランクB以上の者たちだ!仲良よくしてくれよ!それじゃあ、出発だ‼️」

「「「「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉおぉおぉぉぉぉぉぉ!」」」」」」」

「うるさい。」

「それはそうですね。」

そして、班が割り振られた。私達の班は数少ないランクAパーティー「青き閃光」とランクBパーティー「鉄壁」と一緒になった。因みにどちらも女性だけで構成されたパーティーだよ。配慮してくれたのかな?

そして私達の班は遊撃隊として動くことになった。本体から外れて、先行してもよし。命令なんぞ本部からは来ないからね。

「私はフラン。剣を使う。よろしく。」

「アイリーゼです。私も剣を使いますが盾も使う、騎士タイプです。よろしくお願いします。」

「ノアはノア!魔法は全般できるよ!よろしく!」

「こちらこそよろしくお願いします。フランさん。私はランクAパーティー「青き閃光」のパーティーリーダーを努めさせてもらっているローゼよ。剣を使うわ。他には盾使いのマイカ、火魔法つかいのシャロン、治癒魔法使いのコハルよ。」

「今度は私達ね。ランクBパーティー「鉄壁」のパーティーリーダーを務めさせてもらっているハヅキよ。よろしく。他には、モモカ、ケイ、スズがいるわ。鉄壁の名前の通り、全員盾を使うわね。」

「因みに、フランさんたちのランクは?」

「私はS。」

「ノアもS!」

「私はありませんね。」

「二人共S⁉️その中に入っているのであればランクはなくても強さは保証されたようなものね…。」

「あの…作戦とかどうします?」

「私達は遊撃隊だからね。本体のサポート的な役割なはずなのだけれど…フランさん達はもう自由行動でいいわよ。先に行っててもいいし、一緒に行動しても良い。」

「じゃあ、先行してますね。」

「え?」

「じゃあ、行ってきます。ご武運を!」

ビュン!

「行っちゃった…。」

――――――――――――――――――

「着きました。城塞都市アルカディア。数々の場所から火の手が上がっております。」

「急いでいかないと!」

「わかってるよ。いこうか。ノアは火災の鎮火と救助に。アイリーゼは怪我で動けない人を盾で守って!」

「御主人様は?」

「私は最前線に行く。」

「気を付けて。」

「わかってる。皆、行動開始。」

急いで来たからなぁ。まぁ、行けるか。

そうして私は街の中心へと歩み始めた。

はい、えー。キャラ設定で登場予定と書きましたアイリーゼなんですが、容姿が少し変わりましたね。そこはしょうがないです。予定だったので変わってもしょうがないです。そうですよね?そうですよね(圧)

まぁ、それなりにいいものが書けたと思いますので。それでは。

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