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「そういえばあなた野村さんといつも一緒の子よね?」


 いつもの如くおぼんにパンふたつ乗せ(今日はあんぱんとぷちぷちドーナツ6種セット)、レジに差し出すと、店員のおばちゃんにいきなり話し掛けられた。

 一瞬混乱する。

「野村さん?」

 って、誰――? って、尋ねようとして思い出した。

「あ、箒ちゃんのことですか?」名字聞いた気がする。けど忘れてた。

「そうそう。たぶん。下の名前は変わってたわ。今どきよねー」

「はあ」

 箒って今どきかな? 普通に世間話好きなおばちゃんだろうと当たりをつけたわたしは気軽に言う。

「うまくやっていますか? 彼女」

「うーん。すごくいい子よねえ。最初は大丈夫かなあこの子って思ったけど。でも物覚え早くてびっくりしちゃった。ああ、だから違くってね。だからこそっていうか」

 レジ片手間によく喋る。袋詰されたパンを差し出され受け取る。

 よかった。上手いことやれてるんだと安心するわたし。あんな感じだし、それだけが心配だったから。

「今日、何の連絡もないんだけどなんか聞いてない?」

 嫌な予感。

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