理想とか幻想とか
なんだか熱いですね。暑いですね。
おまがりは肥満で耐えられません。家から一歩も出ない生活してて、成人病になるだろうと家族が心配しています。もちろん姿勢をよくする運動したり、健康に向けて頑張ってるんですよ。ダイエットもしてるし。ただ痩せないんですよね。なんででしょうね。
つか、ついさっきXを見ていたら、男の理想の体格なるものが出てきて、それが懐かしのウルフ、千代の富士だったんです。若い方は知らないでしょうね。私はオバサンなんで知ってるんですよ。
理想って男の理想って書いてあるけど、そんなんなってどうするの? 力仕事でもしたいの? あるいは力のない人を痛めつけたいとか? 犯罪とか? なんのために? とかいろいろ思ったのでした。
私は千代の富士さんはカッコいいなと思ってみていたけれど、今は全然あんな男性は好きじゃないです。滝藤賢一さんとか好きです。なよなよしてて可愛い、小型犬みたいな男性がタイプです。オババの好みです。お友達(仮にです。友達はリアルにはいません)にそう言ったら「滝藤さん…? あ、愛嬌あるよね~;」と逃げられました。ひどい!! 本当に可愛いのに!!
でも、小説を書くとき、成人男性を考えて、リアルに書けるのは、滝藤さんに似た受けまで。攻めさんはぼんやりしています。私が手籠めにしたいと思うタイプの男性の代表としての滝藤さんはいても、自分がこんな男だったら滝藤さんにあてがいたいと思える男性がいないからですね。
その昔、おまがりが子供だった頃、TVの時代劇に「鬼平犯科帳」というのがありました。その主役が、もう鬼籍に入られましたが、中村吉右衛門さんでした。
カッコいいな~と思い、ほれぼれしてみていました。我が家での語り草は、吉右衛門演ずる鬼平の次の言葉です。
「それがどうしたぁ?」
何のことかと思うでしょ。これは鬼平の奥さん(多岐川裕美さんでした)が、過去に手籠めにされた男とばったり再会してしまって、しかも鬼平の前でその事実を告げられてしまうとき、鬼平が放つ言葉です。
「フフフ…お前がこいつの初めての男? それがどうしたぁ? 俺はこいつを初めて女房にした男よ…」と言って、鬼平は笑い飛ばします。この懐の深さに、視聴者はシビレタものです。
でも、今みると、ちょっとカッコつけすぎてるし、従順な女はいいけどそうじゃない女が出てこないし…などなどの違和感を感じます。池波正太郎は自分はフェミだと思っていたのかな…今になってみれば謎ですね。
ていうか今日、違和感とか言う平穏なもんで無いもの、殺気と悪意の入り混じった、瞬間槍で刺されるような感覚がありました。ふと立ち止まって振り返ったけれどもちろん何もなく。なんなんだろう。殺されるとか犯される以外だったらいいんですがね。そんなもんでいいんか。日常がアンチ・アンニュイ。
意味が分からなくなったところでこの辺で。
今回のBGM:もちろんジプシーキングスのインスピレイション
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