世界のリズムが刻む創生譚〜時空を架ける想い〜

第五章 輪廻のまち編

14.5 ハイムの戦い（詳細）

１５話の前に、模擬戦の補足を入れてみました。

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　一斗と訓練生たちとの模擬戦を前にして、模擬戦の詳細を下記に整理する。

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＜対戦相手＞

　ティスティ部隊・ケイン部隊の訓練生（総勢３０名）

　※後日、ケインも参戦することになった。

　VS

　世渡一斗

＜勝利条件＞

　・制限時間（１２時間）内までティスティを守り抜く。

　・一斗の赤いハチマキを奪う

　※どちらかの条件を満たす。

＜敗北条件＞

　・ティスティに一斗の接触を許してしまう。

　※ティスティ単独で逃げるのは不可。

　・ティスティ以外全員失格となる。

＜失格＞

　・気絶した剥がれるシールを身に付け、剥がれたら失格。

　・ハイムの森を出る。

＜ハンデ＞

　・一斗は《修光縛（しゅこうばく）》で負荷をかけた状態で戦う。

　※《修光縛（しゅこうばく）》

　氣で作られた光の枷で、氣の修行をするために用いる術。

　氣の消費が通常の３倍になるため、下手に氣を行使するとエネルギーロスしてしまい、

　動けなくなってしまう。

　・一斗は一切武器は使用できないが、訓練生は使用可能。

＜その他＞

　・訓練生は三人一人ペアのスリーマンセルで行動する。

　・集団で一気に襲いかかるのも可とする。

　・ティスティに助言を求めるのは不可とする。

　・訓練生側は味方の位置を知ることができる。

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　事実上、すべての条件において一斗が圧倒的に不利になっている。

　人数、装備、勝敗条件など。

　果たしてどんな戦いになるのであろうか？