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キャラクター紹介&相関図

キャラクター紹介です。

第一章序盤までの設定も含めて、公開することにしました。



<メインキャラ>

▪️世渡せと 一斗かずと

 本作の主人公。がっちり鍛え抜きひきしまった体つきをしている。髪の色は黒色。髪は肩まで伸ばしていて、普段は頭の後ろで縛っている。

 瞳の色はインディゴ・ブルーである。

 常に一番であることを求め、一番になるためには周りを蹴落とすことも厭わない気質のため、表面上の付き合いしかできずにいる。

 高校生以前の記憶を無くして以来、立川優として一人孤独に生きている。高校卒業後勤めていた会社で、異例の速さで昇格。二十五歳で支社長になり、社長令嬢とお見合い結婚をするも、妻の不倫がきっかけで会社は大ダメージを受け、なぜか一番最初に解雇されてしまう。

 思った通りにいかない人生に嫌気がさし、あてもなく新宿をさまよっていたところをマイに声をかけられ、やり直しをしたいかを問われる。

 自分を見限ったやつらに復讐するために、やり直すチャンスを掴むことを決め、未知の世界に足を踏み入れる。そこで封印した記憶と想いを徐々に解き放ち、自分の生きる意味を見つけていくことになる。


「世界がおれを見捨てたのに、一体なにができるっていうんだよ!」



▪️マリアンヌ・イクシス(通称:マイ)

 本作のヒロインの一人。

 黒の長髪でツインテールにしていて、見た目は非の打ち所がない美少女。

 性格は子どもっぽくて天真爛漫で、自由奔放な行動や発言で周りが振り回されることが少なくない。

 瞳の色はパープルである。

 一斗にやり直すチャンスを与えるが、目的や素性は不明。一斗をある場所に呼び出し、未知の世界へのゲートを開き、一斗を導くことになる。


「あなたのみえている世界はとても寂しそうですね」



▪️ティスティ・クロノセル(通称:ティス)

 本作のヒロインの一人。

 女性としての色気がありスタイル抜群。そして、活発そうな外見をしている。

 赤髪を肩まで髪を伸ばしていて、昔はやんちゃで気性が荒かったこともあり「赤鬼のティス」と呼ばれ恐れられていた。しかし、実は誰よりも人の繋がりを大切にしようとする心優しい女の子である。

 瞳の色はレッドである。

 物心ついたころから人の真似をすることが大好きで、魔法を使わないで1日も経たないうちに何でもマスターしてしまうから、周囲の人間からは異質な存在として煙たがられてきた過去がある。その事件をきっかけに、一斗が現れるまで引きこもっていた。

 しかし、親方のハルクだけではなく、一斗にティスティの再現する力の素晴らしさを褒めてもらったことがキッカケで、徐々に自分の力を受け入れていく。


「一斗のためにティスの力を思う存分使うことに決めたの」





<サブキャラ>

▪️ハルク・クロノセル(第一章のキーパーソン)

 ティスティの父であるオルトの弟で、ティスティにとってハルクは叔父にあたる。

 いつも暇さえあれば筋トレをしているムキムキのマッチョ。握力をつけすぎて、力の加減ができず物を壊してしまうこともしばしば。その度に落ち込むが、すぐに復活する特性がある。

 元々は町長の跡取りとして育てられてきたが、十二歳のときに出会った旅人から自分たちの住む街は一昔前までは活気があったこと。そして、旅人たちが集まる憩いの場所があったことを知り、活気のある街に戻すことを夢見るようになった。しかし、憩いの場所となっていた建物は風化して使いものにならなくなっていたので、新しく立て直すことを決意する。

 当時の資料や聴き込みをして、建物の全体像が出来上がったのが十八歳のとき。アルクエードで何度も何度も構築を繰り返すことで、一年後にようやく完成。しかし、完成後建物に入った瞬間、急に気分が悪くなり一ヶ月間まともに立てなくなる。体調が良くなってからも建物に何度も入ろうとするけれど、近付くにいるだけで気持ち悪くなり、魔法で何かをつくることに疑問を持つようになる。

 結局出来上がった建物は焼却して解体。今度はすべて手作りでつくることを決めて、建築技術を学ぶために世界中を旅しながら、知識を蓄え、技術を磨いていった。

 三十歳になり、ようやく故郷に帰ったハルクは一人憧れた建物をつくり始めたのだった。

 つくり始めてから八年経ったが、思うように進まなかった。人手が足りないという要因もあるが、木材を組み立てていくための設計技術を取得していなかったため基盤をつくれず失敗ばかり繰り返していた。

 その失敗の山を築いているハルクの姿を見た街の人たちは、ハルクのことを『愚か者の末路』と呼んで軽視するようになる。

 そんなときに一斗と出会い、一斗の建築に関する知識のおかげで憧れた建物を二人三脚で完成に近づけていく。

 一斗には尊敬の意味も込めて「ハルク親方」と呼ばれるようになる。



▪️オルト・クロノセル

 ティスティの父で、アイルクーダの町長。

 ティスティの母・マリィと結婚した当初は、ハルクのようにまちを変えていこうとしていた。しかし、何でもすぐに願いが叶う生活がやめられず、町長としてやることも特にないことから怠惰な生活を送っている。

 マリィのことも娘のティスティのことも最初は溺愛していたが、他のことと同じように思うようになると考えていたことがきっかけでマリィと大喧嘩して、マリィは失踪してしまう。

 ティスティを置き去りにした負い目があり、娘との間の距離感に悩んでいる。



▪️マリィ・クロノセル

 ティスティの母。いつもは長い髪を伸ばしているが、体を動かすときには髪を紐で結ぶ。普段はおっとり大人しい性格だが、髪を結ぶと戦闘体制になるのか気性が荒くなり、周りを驚かせる。

 また、魔法で整形している女性はたくさんいるが、マリィはそうすることを気嫌いしている。魔法を使わず何かを成し遂げようとするオルトに一目惚れして、すぐに結婚することになり、一年後にティスティを授かる。

 ティスティが物心つく頃、あることについてオルトと口喧嘩し、その直後から行方をくらましている。三年後に帰ってきたが、ティスティからは偽物扱いされている。





挿絵(By みてみん)

第一章はじまりのまち編序盤までの相関図です。







キャラクター設定をしていて、「やっぱりキャラクター原画が欲しい」と思ってしまうのは私だけでしょうか?

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