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タイムリング2  作者: 山本吉矢
13/74

第2章 17:00

-矢野摩耶の場合-


え?

なんだ?今のは?

変な感覚が残ってる事に気が付く。

まるで爆破に巻き込まれたかのような。

まさか。

バスは依然走っている。

別に爆弾が爆発した痕跡なんて無い。

気のせいだろう。

時計をちらっと見ると、すでにジャックされてから1時間が経とうとしている。

ん?

1時間も?

ここで不思議に思う。

さすがに、そろそろこのバスが変な動きをしているって事には気づくだろ。

いくら回送の文字を出したバスであろうと、中に何人もの乗客が乗ってる事は分かる。

警察に通報されていてもおかしくない。

なのに、未だにサイレンの音も聞こえないし、パトカーの姿も見えない。

いや。

周りの車も普通に走っているのばかりだ。

パトカーでなくても、覆面パトカーが走ってるような感じも見受けられない。

周りにいる車はしばらく走れば違う道を通るのばかり。

何か尾行をしているような雰囲気は感じない。

どこか遠くから見ているのだろうか?

いや。

そもそもが、外から見て爆弾があるなんてのは見えない。

爆弾を警戒しているってのはまず無いだろう。

つまり、警察が動いていない!?

そんな事がありうるのだろうか。

さすがに、このバスの運行会社は本来のルートを走っていない事は分かるだろうし、回送なのに人を大勢乗せたままという不審な部分は隠しようがない。

そんな状態が約1時間も続いていたら、普通は警察に通報しているはずだ。

なんだ?

この違和感は。

なぜこのバスは未だに走り続けている?

バスをジャックするって事は、どこか目的があるはずだ。

なのに、まだ街中を走っている。

人の多い所を走るのは、あいつらにとってかなりのリスクのはずだ。

一体、何がどうなっている?

未だこいつらの目的も分からず。

どこに着くかもまだ不明。

かなり精神的に疲れてきた。


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