理不尽なんだよっ!(怒)
イエーーーイ
あけましておめでとう
略してあけおめ
ガキ使面白かったなー
という訳でいつもどうり話すこと(ry
YONDEKURETE ARIGATOU!
何だか懐かしいような感じがする…
そこは麗奈とともに車に轢かれ、あの狂った神様?に連れてこられたところとよく似ている景色だった
およそ3年の月日がたったいまでも鮮明に覚えている
「ここは……」
「ここはね、君の意識の中だよ」
よく見たら、若い男性が正座をしてこちらを見ていた
「とりあえず、謝礼を述べるだけじゃ許されることじゃないけど…一応謝っておくよ
僕たちの不手際で君達に無意味な死を与えてしまって本当にすまない」
は?ちょっとよくわからないんですけど…
「…そうだよね、いきなりこんなこと言われてもよくわからないよね」
いえす
「とりあえず、君達が死んだ理由から話すことにするよ」
—————
全く!理不尽な話だ!
なーにが
『君達と会った神は、元は普通のいい神様だったけどある日失恋してね…
あの人はいつもは温厚な性格なんだけど恋愛ごとになると性格が変わるんだ…
そのせいで狂神にまで成り下がっちゃったのさ…』
だよ!
俺たちが転生させられた経緯を説明した後あの男性はちょっと待ってね!と言って消えた
意味ワカンネ
—————
しばらくするとさっきの男性が戻ってきた
しかし、そばにはいかにもダンディという渋いおっさんがいる
「ごめんね、待たせちゃって
それじゃあちょっと遅いけど自己紹介をしようか。僕は記憶の神、ゼリアルだ」
記憶の神?
「俺は付与の神、ザックだ」
付与の神?
「この通り、僕は人の意識に入れるだけだからチートとかはわたせないんだ。
だからそっちの専門を連れてきたわけ」
「チート⁉︎」
きたよ、きましたよ俺の時代が
ついに念願の俺TUEEEEができるのか
ありがたや〜ありがたや〜
「じゃあ何がいい?今回はこっちが全面的に悪いからできるだけ希望通りに能力をあげるよ。これでも神の端くれだからね」
ふふふっ、そんなこと言っちゃっていいのかい?
「えっと…じゃあとりあえず魔力をください、できるだけいっぱいに」
「承知した」
そしてダンディさん、もといザックさんは子供の姿の俺の頭に手を置いて目を瞑りだした
すると………
「うわっ!」
いきなり頭が光出した
失礼な、まだ髪の毛はふさふさだぞ
じゃなくて
そしたらなにか得体の知れないものが身体に入り込んできた
いや、入り込むと言うよりは元から俺の身体にあったものが増大している感じだ
これはあれかな、やっぱ魔力が増えてんのかな
「他にも何かいるかい?」
うむ……、全然考えてなかったな
確かに、無双はしてみたいし最強になることは考えていたけど魔力がなかったから魔法で無双はほぼ諦めてたしな
「んー……おすすめってありますか?」
「おすすめ?さあ…僕には専門外だからよくわからないなあ…ごめんよ
ザック、何かある?」
「ふむ、オススメか。こんなことを聞かれたのは初めてだから返答に困るな…」
あ、なんかすみません
普通にお店で『おすすめで』みたいな言い方したけど確かにこんな状況はそうないよな
チートかあ……なんかねえかな……
「えっ…と、じゃ、じゃあ強そうで尚且つ役に立つものってありますか?」
「ふーむ、あるにはあるがな少々使い勝手が悪い………いや、今の君なら関係ないか……」
「本当ですか⁉︎」
「ああ、ならばお前に想像魔法をやろう」
想像魔法⁉︎まさか!あのテンプレチートをくれるのか!
「ザックさん、想像魔法ってあの想像魔法ですか?」
ゼリアル?だったっけ
何か問題があるのか?
「な…何かあるんですか?」
「え?んん、いや想像魔法ってあっちの世界でも使われているってザックに前聞いたからさ」
ん?どういうこと?
「ばか、あの時最後まで聞いてなかったのか。
確かに存在はするが、想像魔法は魔力を大量に消費するんだ。
それこそ何年、何十年もためてようやく一回できるかできないかぐらいのな
デメリットといえば創ったものはその創作者しか使えん事ぐらいだな」
え、じゃあ俺できないじゃん…
「安心しろ、君にはさっき魔力をやっただろう」
た、確かにもらったが何年もためて発動する魔法を俺がそうポンポンと使えるのか?
「あの…、参考として聞きたいんですけど、今の自分の魔力でしたら1日に何回程つかえるんですか?」
「うむ、君なら1日に何回やっても大丈夫だろう」
ええ⁉︎どんだけ魔力増やしたんすか!
これ副作用無いよな………
そういってまたザックさんは俺の頭に手を置いた
「よし、じゃあもっと欲しい能力はないかい?」
「まだいいんですか⁉︎」
なんか、さっきから驚いてばっかだな
「おお、そうだ。君に運動能力の補正もやらんとな」
わお、太っ腹ー
これ、俺のせいでパワーバランスおかしくなるんじゃないか?
「あの…、最後に一つ欲しい能力があるんですけど…」
だが自重しない、さすが俺クオリティ
「ん?なんだい、一つと言わず二つ三つ言ったらどうだい?」
「いや、こいつがやるとは思わんがこの世界が危険になるかもしれんからだめだ。
俺たち神はこの世界に直接干渉できないからな。
だが、あと一つくらいは聞いてやる。なんだ、言ってみろ」
あ、やっぱ制限とかあるんすね。自重…自重…
「えっと…、その、コミュニケーション能力をください!」
見ての通り俺はコミュ障というわけではないが人見知りが激しい
だから普通に初対面でも話せるようになりたい
そのことをツインゴッドに伝えたら最初は驚いていたけどすぐになるほどとなった
すごい能力期待してたやつ、ざまあ
「まあ、いいだろう。
さすがにコミュニケーション能力を補う能力は聞いたことないが、つまり人見知りな性格を直せばいいんだな?」
「は、はい…」
「よし、では本心で話せるようにするか」
「え…?」
「少なくとも君はちゃんと話しをしたいんだろ?だったら簡単だ。
それが言えないから恥ずかしがるだけで言えるようになったら問題ないさ」
ザックさん…ちょっと決まってるけど俺の内心の声を晒け出したら色々とやばい希ガス
「よし!じゃあそれで行こうか!もうすぐ現実の君も目が覚める様だしさ、じゃあザックお願いね」
あれ?
「承知した」
ちょっと?
「(ガシッ)」
この流れは?
「(ピカーっ!)」
ああああああああ!!!
そこで再び俺の意識が途絶えた
ダンディさんは俺の嫁
はい、違います。俺の嫁はもっとかわいいです(二次元)
雪降ってましたね、寒いよ、寒い
家にこもってたけど
寒すぎてコンビニ行けない……