ま…魔力が…ない…だとっ!(驚愕)
どうも子供の頃ニューヨークとニュージーランドの区別がつかなかった作者です
ニュー、ー、しか合ってないのにね、不思議
というわけでいつも通り話すことありません
ヨンデクレテ、アリガトウ!
一瞬で世界が変わった…
あの時、お兄ちゃんが私をかばって車に2人一緒にぶつかった
そのぶつかる瞬間、何を言っているのかわからなかったけど女の人の声が聞こえた
その瞬間、視界が真っ白になって私は気を失った
お兄ちゃんが焦ってる
焦ってるお兄ちゃんを見るのは好きだけど今はそういう状況じゃないみたい
「ん……、お…にい…ちゃん…?」
「麗奈!無事か⁉︎」
「う…ん、おにい…ちゃんこそ…大丈夫?」
「ああ、麗奈が無事なら大丈夫だよ!」
「あーと、20秒ー!」
「ん…?なに?その…人」
こんな、意味がわからないような状況なのはわかってるけど、ちょっと嫉妬しちゃった…
だってあの人、可愛いんだもん!
「えーと、ごめん麗奈。今はそれどころじゃなくて…、ええと、ええと、どうしたらいいんだ!」
「あーとじゅーうびょーう!」
「麗奈!お前のこと絶対忘れないからな!」
「え…?お兄ちゃん…どういうこと…?」
「そーんな無責任なこと言っていいのかなー?
そうだ!いいこと考えた!
妹ちゃんだけ記憶を定着させてあげるよ!
もし二人が会えても大事な人が自分のこと覚えてないって知ったらどうなっちゃうのかなー?
さーん、にーい、いーち、ぜ「そこまでだ!」
本当に訳がわからないけど大変なことになってるのはわかる
お兄ちゃんが私を忘れる訳がないのに
そんな事を考えていたら若い男性がその綺麗な人の声を遮った
どうやらあの女の人の名前は“キョウシン”って言うらしい
変な名前だなあ
「ふふふっ、ちょーと遅かったね!
ぜーろっ! 」
そしたら再び視界が白くなりくらくなった
—————
ここ、どこ?
最初に思ったのは、自分がどこにいるか、だった
お兄ちゃんは?どこ?何にも見えないよ?
辺りは真っ暗でちょっと苦しい、誰か喋ってるような声がするけどなんて言ってるのかわからない
そしたら一筋の光が飛び込んできた
何故かその光に行かなきゃと思い動いていったけどいきなりガバッ!と連れ出されすごくビックリした
「¥°#☆♪*〆〒#!#/@€$=÷!」
出たらすぐに大きな男の人が私を抱えていた
何か興奮して叫んでいるようだけどそんな事どうでもいい
お兄ちゃんはどこ?
—————
どうも、バディオル=グレルヴァンです
あれから3年の月日が経ちました
もうね、最高でしたよ
赤ちゃんの頃は、かわいいお母さんや近所の若奥様?がいっぱいいて何故かほぼ全員若い+かわいいんですよ
毎日、お袋の乳を飲み、近所に連れられ女の子たちにキャーキャー言われる
もうね、軽くプチハーレムですよ(ドヤ)
中には小学生や中学生くらいの女の子もいて、まあ男の子もいたけど
キャーキャー言われてました
そう、ました
2歳過ぎてからは何故か家に籠らされたんだよ!
意味わかんね!
ちなみにあの頃は魔法は全く使えず身体能力を鍛えるためひたすら動いてた
ちょっとこれ見てくださいよ
「すてーたちゅ」
**********
バディオル=グレルヴァン
種族:魔人族(魔族と人族のハーフ)
年齢:3
Lv:1
HP:5\5
MP:3\3
STR:7
DEX:10
VIT:8
INT:28
AGI:9
MND:15
LUK:43
スキル
なし
固有スキル
なし
**********
………まず噛んだことはスルーな
このステータスがいいのか悪いのか全然わからないけどやっぱり、知力や精神力は割りかし多いな
この世界にステータスがあることはつい昨日知った
家に籠らされた理由をお袋に適当にごまかされながらも何度も聞いていたら
『面白いこと教えてあげるから、ね?」
と言われたから教えてもらった
仕方ない、好奇心旺盛な3歳児ですもの
でもやっぱり魔力がなかったのは残念だ
なぜかというとこの世界では魔力を一定以上ないと魔法を教えてもらえないからだ
俺の場合、そんなに頭良くないから内政チートとかでウハウハできないしやっぱり魔法で俺TUEEEEEしたかったな
まあ、過去の事を悔やんでも仕方ない
でもどうしよう…
普通の農民になれってか……
いやだー!絶対それはいやだ!
魔法でダメだったら肉体的に最強になればいいんだ
うん、それだ
ということで修行するか、確か家の裏に森があったな
まずは、家から脱走しなきゃな
しりとりで最後の文字を同じやつにするやつってちょっとムカつくよね、遊びなのになに本気だしてんだ(笑)って感じ
そしていつも負ける(笑)ってパターン
というわけで、(笑)って便利だね(笑)
決めた、これが次回のサブタイトルです
今決めた、もっと褒めていいのよ?