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え?こいつ、神なの?(困惑)

ちょっと用事が出来ましてしばらく書けないんすよ

しばらくっていっても一週間ぐらいなんすけどね

まあ、もし書けたら時間あるときに書きます

え?何言ってるのかわからないって?そりゃそうだろ、俺だってわからないもん


まあ、少しずつ説明してこう


——15分前——


その後一緒に寝た俺たちは高校の通学路でいちゃいちゃしていた。


麗奈が俺の左腕にしがみつきニコニコした顔で見てきて、俺もニヤニげふんげふん、ニコニコして麗奈を見ていた


「お兄ちゃん!今日も学校終わったら家でアレ…してね?」


麗奈が無邪気な笑顔で俺を呼んだあと、顔をほんのりと赤くして“アレ”を頼んできた。


ちょっと待って!誤解するでしょそんな言い方!ほら八百屋のおばさんが顔赤くして朝から過激だねぇとかつぶやいてるよ!


ア、アレってアレだよ?ほら、アレだってアレアレ。うん、アレです。


「ちょ、麗奈そういうこと街中で言うなよ」


「ふふふっ、ごめんね?お兄ちゃん♡」


「許す」


とそんな風にいちゃいちゃしていた時だった



いきなりね、体が動かなくなったんすよ。妹の麗奈の体が。

その時は、めっちゃ驚いていて、しかもその時信号渡っていたから必死で麗奈を動かそうとした。


麗奈は泣きだして俺も困惑し過ぎてオロオロしてとにかくやばい


その時、後ろから一台の車と3、4台のパトカーが来て、最悪の予感がした。

んだよこんな早朝から犯罪なんかするなよ!


「お兄ちゃんっ!逃げて!」


とドラマのようなセリフを泣きながらいってきた。

困惑してた俺もその言葉だけはしっかり聞こえて


「逃げるわけないだろ!」


と言って、俺の背中が車の方に向くように抱きしめる。俺かっこいい

とかそんな冗談なんか言う状況じゃないから必死で麗奈を抱きしめた


そのままドッカーン!


俺ら死亡!


となるはずだったが車に轢かれた瞬間、脳に直接響くかのような声で


「やった〜!」


と聞こえた。その直後だった、俺らの目の前の景色が真っ白な空間に変わった。


目の前には麗奈ほどではないが綺麗な金髪な女性がいた。

なぜかその女性はいたずらが成功した時のような笑みをしていた。


麗奈が隣にいて気絶しているのを見ていると心配しながらも安心した


「ふふふっ、ねえ?今どんな気持ち?

あと1年で結婚できたのに一瞬で死んじゃうって。ねえねえ?どんな気持ちー?」


「「………」」


「ねえねえ、黙っててもわからないよー?教えてよー、今の私がやったんだよ?憎い?私が憎い?ふふふっ」


ちょっといきなりのことで意味がわからないです


「現実逃避しても無駄だよー?でもね、安心して?私も鬼じゃないから殺すだけ殺してポイはしないからね?ふふふっ」


この女……狂ってる!(確信)


「狂ってる!(確信)………じゃないよー?

全く、もっと面白い反応してくれると思ったんだけどなー

まあ、いっか〜。あのね〜しょうがないから転生させてあげるよー


た!だ!し!


二人は離れさせるけどねーふふふっ」


「なん…だと……」


「ふふふっ、どう悔しい?憎い?でもね安心して、お互いの記憶だけ消して転生させてあげるからー!」


「な⁉︎や、やめてくれ!それだけは!そんなことするくらいなら死んだほうがマシだ!」


麗奈は気絶したままだ。


「ふふふっ、そうそう、そういう反応をみたかったのよー。でもね記憶消したらそんなことも思えなくなるからねー!

んーーあと1分前ー!


あと1分たったら無理矢理記憶消去して転生させるからねー!

ちなみにチートとかあげないから向こうの世界の親のスペックに頼るしかないねー

じゃああと45秒前ー!」


「そ、そんな…」


いっそここで舌噛んで死のうか。

いやいやダメだ麗奈をここに残すわけにはいかない


「あと30秒前ー!」


ああー!もう!


「ん……、お…にい…ちゃん…?」


「麗奈!無事か⁉︎」


「う…ん、おにい…ちゃんこそ…大丈夫?」


「ああ、麗奈が無事なら大丈夫だよ!」


「あーと、20秒ー!」


「ん…?なに?その…人」


「えーと、ごめん麗奈。今はそれどころじゃなくて…、ええと、ええと、どうしたらいいんだ!」


「あーとじゅーうびょーう!」


「麗奈!お前のこと絶対忘れないからな!」


「え…?お兄ちゃん…どういうこと…?」


「そーんな無責任なこと言っていいのかなー?

そうだ!いいこと考えた!

妹ちゃんだけ記憶を定着させてあげるよ!

もし二人が会えても大事な人が自分のこと覚えてないって知ったらどうなっちゃうのかなー?



さーん、にーい、いーち、ぜ「そこまでだ!」


さらなる絶望が押し寄せてきた瞬間、誰かの声が女性の声を遮った


「おいっ!狂神!

そこの一般人2名を解放しろ!」


その声は若い男性のような声でよく響いた


「ふふふっ、ちょーと遅かったね!


ぜーろっ! 」


そして再び絶望が襲い、瞬間視界が真っ暗になった。


そして最初の状況だ


—————


よしっ!回想終わり!

今度は何が起きてるかを整理しよう


まず妹の記憶はある、あるが何かおかしい


なにか楽観的なのだ。


動揺して焦るよりはいいじゃないかと思うがなにか、何か違う


さっきまであんなに絶望して驚愕してたのに今は全然そういうのはない


もしかしたら妹との“恋愛”の感情・記憶などを消されて“親愛”的な記憶はけ消されてないのか。

あの女性が何したかは知らないがとにかく麗奈の記憶があるだけ良かった。もちろんしたことは許さないが

幸い麗奈に対しての好き、という感情がなくても好きだったという記憶はなぜかあるのでよかった

これで麗奈が覚えていても対応できるな


さて次は、現在進行形なことを整理しよう

とりあえず………


ここはどこだ⁉︎


視界は暗くて、身体はぬめぬめした手足もろくに動かせない、心なしか苦しいし


やっぱ転生したって事は腹の中とかなのかな

やっべ、なんか緊張する


お?お?出るのか?

俺生まれちゃう?


「オギャアアアアアアア!!!」


ちょっとイライラしてたのもありストレス発散した



この前、友人にどこの国の首都か忘れたけど

「スリジャヤワルタナプラコッテって10回言って」

と言われたので噛み噛みになりながらも何とか言ったんすけど

「まあ、何もないけどwwwww」

とか言われた。死ねよ

いやごめんうそ死なないで


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