ロリ、厨二、ひきこもり。こ…これは!(期待)
ウィス
ウィス
ウィス
ウィス
ウィス
キチってると思ったあなたは変態すみません
「バディ、バディ!」
ああ、ぼーっとしてた
あれから透明になってさっきの湖まで走ってきた
そして今はどういう状況か確認している
はっきり言って最悪の状況だ
親父が例え複数の勇者と戦っても負けないとは思う
となればおそらく不意打ちでもされたのか
それとも……
「バディ!バディってば!」
「ん?ああ、ごめん」
とりあえず今はこの子たちを安全なところへと連れて行こう
ここもばれてないとはいえ、安全な場所とはいえないからな
「ねえレイ、カルおばさんのところへと行こうか」
カーディルおばさん、通称カルおばさん
おばさん、と呼んではいるが普通に見た目は若い、若すぎる。おばさんといってもいいのかとさえ思う見た目だ
彼女は親父の姉で一度だけあったことがある
確かに美人だったが、なによりも童顔だったのに驚いた
中学生くらい、いや小学生でもギリギリ通れそうなくらい見た目がロリだった
生憎ロリコンではないので、興奮はしなかったがなぜかよだれが出た、なんでだろうね?
それよりも、カルおばさんはこの湖を北にちょっと行ったらいるはずだ
おそらく彼女はこの騒動に巻き込まれてはいないと思う、知ってもいないんじゃないだろうか?
そう思うほど彼女は引きこもり体質だった
今回はそれが功を奏したが
そして彼女は何故か森の中に住んでいるので簡単に見えるような位置に住んではいない
あの時行った時は確か木の中に住んでいた
まさに隠れるのには絶好の場所だ
「カルおばさん?誰それ?」
あ、そっか
俺でも一回しか会ったことないのにこの子が知ってるはずないか
「僕のお父さんのお姉さんだよ、そこは多分安全な場所だからとりあえずそこに行こうか」
「うん!バディが言うなら!」
「あにぃぃぃきぃぃ!」
さっきまでビクビクしていた2人もちょっとたったら治ってきた、そしてなぜ呼び名が変わる
そこから、自分の理性も崩れないようにと気楽に話しながらおばさんの家へと向かっていった
1人の人影に何にも気づかずに
—————
「ふう〜〜〜、やっと着いたか」
あれから30分くらいたった、最初は話が弾んでいたレイも、背負われたがら頭をペチペチしていたルーも眠っていた
レイは俺が抱っこして、ルーはおんぶで寝ている
普通なら無理だが、俺はチートとともに普通のステータスも上げてもらったからな
楽勝楽勝
「コンコン」
普通の木とはちょっと違う色、知っていなければわからないくらいの差な色をしている木を叩く
ここで重要なのは、3回以上ノックしないことだ、親父が力説してた
そして返事がなくてもただ待っていなければいけない、これも親父
最後にその木から少し離れた方がいい、これは俺がドアで吹っ飛ばされた親父を見て思った対策
あれは痛そうだった、ありがとう、親父!
「ガタンッ!」
ほーら、勢いよくドアが開いた、危ない危ない
「誰だ、長期にわたる我が眠りを妨げるものは………、ってバディちゃんっ!」
ロリボイスを低くして厨二発言をしながら登場した挙句にキャラ忘れている自称19歳引きこもり
文面だけ見たらただの痛い大人なんだけどこの人は無駄にロリだから形にあってる
「どうしたの?バディちゃん、お父さんとお母さんはー?」
「後でちゃんと話すからとりあえず、レイとルーを寝かせていいかな?」
「れいとるー?ああ、そのちっちゃい子たちか。うん!いいよ!そこのソファーにとりあえず寝かせたら?」
この人の家、引きこもりの癖に物が整理されてるし、妙な清潔感があるんだよな
そこはキャラ通せよって言いたくなる
「それでは、話し合おうではないか。ミスターパンプキンパンプキンよ」
………前言撤回、やっぱり無駄なキャラ多すぎだよこの人、なんだよパンプキンパンプキンって……
仮にも2回目だからな?会うの
「今は、そんなことしてる場合じゃないから単刀直入に言うよ」
「あわわっ、怒らせちゃった?ごめんね?バディちゃん
はいっ!いいよ、話してごらん!」
完璧に子供と思って舐められてるな、子供だからいいけど
「僕たちの家、いや村ごと勇者の大軍に襲われた」
「っ⁉︎」
「僕たちの家族含めて全員、つかまったか殺されたらしい
僕たちは何とか逃げてここまで来たけど、勇者達がここまで来ないとも言い切れない
だから忠告ついでにここに避難してきたんだよ」
ぶっちゃけここなら見つかる可能性の方が低いけど嘘はいっていない
「そんな……デルくん達が……?」
デルくんは多分、親父のことだろう
なんか変だな
「まあ、でもこのままとは言えないよね。
どうする?父さんたちを助けに行く?それともここで勇者たちが帰るのを待つ?」
もちろん、俺は助けに行くつもりだ、あの時はレイとルーもいたけど、一人だったら想像魔法をフルに使える
きっとやれる
「なんで、そんなに……」
「え?」
「なんで、そんなに、冷静なの?まだそんなに小さくて、親も生きてるのかわからないのに……、怖くないの…?」
うん、まあ、いつものことだけどおかしいよな俺、5歳児(仮)だもん
それは俺が前世の記憶を持っていることもあるだろう、チートももらったから少し心に余裕があることもそうだろう
それでもやっぱり………
「だって僕は魔王の子供だもん!」
しまった!((キリッ を入れるの忘れた!
これとは別にリアルでもドラクエ好きですよ
もちろん最初のやつも
あと、近いうちに大きく修正するかも
呪文のとこ伏字にするのとか何気に忘れてたし
忘れてごめんね!テヘッ☆
よし、許された