記憶がっ……俺のっ!記憶がっ!!!(厨二)
ぽんじゅ〜る
突然っすけど今まで順調にかけてたけどこれからはペース遅れると思いまーす
サーセンちょっとあれっすよ
じゅ、で始まって、ん、で終わる大事なことがあるんです
皆さんの言いたいことはわかります
『こんな時期に何書いてんだよ!勉強しろよ!』ですよね?
つまりちゃんと心配してくれてるんですよね?なんてツンデ(ry
よんでくれて、あーさっす
さてと、それじゃあ魔法の練習をするか
基本的に俺の部屋には俺とレイしかいないから、レイがいなくなれば俺は一人になる
そしてレイはいま風呂に入っている
つまり練習し放題
おーけー?
おーけー
ちなみに風呂は頑張って一人で行かせた
もうそれだけで一つの物語ができちゃうくらい
そういえば、まえドラ○エやりこんだって言ってたけど別に呪文全部覚えてるわけじゃあないんだよね
ところどころうろ覚えだったりする
それに全部見たことあるとも言い切れないしな、見なきゃ発動できないから
まあ基本的な最初らへんに出てくる呪文は大体覚えてるけど
とりあえず炎とかは危ないから攻撃系じゃないやつやってみるか
それじゃ部屋の水槽にいるグッピー的な何かにラリホー(確か敵を眠らせるやつだったはず)をかけてみる
「ええ……と、じゃあ『ラリホー』ぉぉぉぉぉ〜〜〜〜?」
—————
目が覚めたらベットに横になっていてレイが隣で一緒に寝ていた
なんだ、これは、一体、どうなっている
自分に……かかった…?
いやいやいや、敵を眠らせるやつが自分にかかるわけないでしょ……
じゃあちょっと怖いけど窓の外に向かってなにかやってみるか
今度は攻撃系で
「『ヒャド』、ぐわっ⁉︎」
何で⁉︎何で自分にかかるんだよ!
後ろに吹っ飛んで壁にぶつかる
胸のあたりが少し凍っている、やばいやばい
ほんとになんなんだってばよ
「バディ!!!」
ほらほら、レイも起きちゃったじゃないか
「だい…じょうぶ…」
「バディ……、今お母さん呼んでくるね!」
この子は変態じゃなかったらいい子だなあ
でも……
「だいじょうだって…レイ……『ホイミ』………ふぅ、なんとか助かった」
レイがきょとんとした顔で見てくる
「バディ…?今の…なに?」
あれ?でもレイは普通に俺の魔法知ってるはずなんだけど
「んー、何て言えばいいのかな。回復魔法?とか」
「回復魔法も使えるの!やっぱり凄いやバディは!……うへへ」
おいおい、ここで変態モード発動しなくてもいいだろ
かわいいけど
—————
「バディおはよう、あとレイも」
「おはようラド兄さん」
「お…おはようございます…」
夜はめっちゃハキハキしてたのに眠たいのか恥ずかしいのかわからんがおとなしめになった
「バディ、レイちゃん、おはよう」
「おはよう」「おはようございます…」
まあ、レイはいつものことだから置いといて飯の時間か
さりげなくスルーしたけどビル兄さんからはめっちゃ睨まれた
俺たちは朝食をとるために席へ着く
「もうすぐビルは15歳だから学園に行かなくちゃね」
母さんが唐突にそう切り出した
この世界には、所謂魔法学校的な物があって15歳から入学できるようになっている
俺も行ってみたいな、学園ラブコメやってみたい
当然麗奈もそのラブコメの中にはいってる、と思いたい
「ああ、でも仕送りとかいらないからな
俺一人だけでやりくりしてみせる」
うぇいうぇい、かっこいいこといっちゃって〜
あんたはクール系主人公ですかい?
わお、睨まれたすみません
「バ、バディ仕送りってなに?」
「ん?ああ、えっとね、なんて言えばいいのかな
まあ、わかりやすく言うならニートの最後の命綱かな」
やっべー、みんなわかりやすすぎてポカーンと俺の方見てるよ
え?違う?
「バディ?にーとってなんだい?」
ラド兄さんがみんなの代表のような形で聞いてくる
そうか、ニートって単語は存在してないのか
やべ、軽く墓穴ほったな。ウホ♂
「ええ…とー、ニートって言うのはー……そ、そう!ノーマルエリートエレクトロニックティーチャー(適当)のイニシャルをとった略語だよ…あはは」
「え、じゃあそのノーマルエリ、エリなんとかはどういう意味なんだ?」
親父!そこは聞くなよ!
直訳すると普通なエリート電子先生、なんだよその先生
普通なとエリートが矛盾してるだろ
うーん、もう適当でいいや
「え!えっと…、エリート並に働いてる…人かな……」
なんか元の単語の意味思い出したらかなしくなったな
成り上がったな、ニート
「も!もうこの話はいいでしょ!はやくご飯食べよ!冷めちゃうよ!」
その時だけ冷ややかな視線を受けた、なんか新しい扉がひらけ(ry
—————
はーい、5歳になりました〜
それと同時にビル兄さんが学園にいった
なんか今まで見張られてた感があったからなんとなく気が楽になる
マール、いつもはルーと呼んでるが多分2歳ぐらいになった
言葉も拙いながらもしゃべれるようになってきている
あと普通に歩けたり走ったりもしている
今日は俺とレイとルーで、外に遊びに行くことにした
家からちょっと遠いところにあるが、そこには綺麗な湖があって素晴らしい絶景スポットだ
ちなみに魔法の件は、よくわからないが攻撃魔法も含めてドラ○エの呪文を唱えたらおれにだけ効果があるらしい
なんか便利なような不便利なような
最近は勇者も全然こないから、親父が家でゴロゴロして母さんに怒られている
そして家がピリピリした雰囲気なので外に逃げてきた
ついでにルーも背負って
俺達が今向かっている場所は行き道も含めて魔物があまり出ないところだから安全面は大丈夫、だと思う
まあ、もし出てきてもルーラ使えば速攻逃げれるし、なんなら倒したりもできるし
というわけで何事もなく来れました!
あぁ〜〜〜、綺麗!
「うわぁぁぁ、すごーい!」
「ふぁぁぁぁい!」
隣で澄んだ湖に見惚れてるのがレイ
そして俺たちがペースに合わせられないからと背中にしょってきた挙句に、湖など見ずに俺の頭をペチペチとやっているのがルー
ちょ、やめて!ハゲる!髪の毛ひっぱらないで!
「バディー!綺麗だね!」
「にぃにきれいだね」
いやレイのはまだわかるがルーのは俺が綺麗みたいになってるじゃないか
「さてと、それじゃあ始めますか」
この湖に来たのには理由がもう一つある
魔法を練習しに来たのだ
ここら辺には人気があまりないし何より広い
家は狭いし、物が壊れたら厄介だからな
だからここにした
「じゃあ、レイとルーは遊んでてもいいよ
帰りたくなったら言ってね」
そういって俺はもしもの時、レイたちに危害が及ばないように離れて魔法の練習を始めた
—————
「よしっ!暗くなったし今日はこのくらいにするか!」
今日はわかったことがいっぱいあった
まずやっぱり呪文は俺にしか発動されないということが確定した
なんども攻撃魔法うけて回復しての繰り返しで全部俺にきたからな
これはもう攻撃魔法使えないんじゃないのか?
それと想像魔法の説明欄に『想像魔法により創造したものはその術者しか使用することができない』って書いてあったが、俺が以前ルーラを発動した時レイも一緒にできたけどそこんとこどうなの?って思い実験してみた
結果は大当たり!
ルーラはパーティ全体が行ったことのある場所へと移動できる魔法だ
なのでパーティ(というか仲間?)であることを俺が認めていたら使用できた
俺だけと念じながら使ったら俺だけできた、つまり俺次第で能力も使い勝手が良くなったり悪くなったりするってわけだ
意味がよくわからないと思うが、例えば粘土がひとかたまりしか入らない入れ物があるとすると複数の粘土のかたまりもひとかたまりにすれば入る、みたいなものだ
うん、意味がよくわからないね
「ん?なんか家の方が騒がしいような……」
日が沈みかけて、空がオレンジ色になり始めた頃、なにか異変に気付いた
祭りでもやってんのか?
「おかしいな…、母さんから何にも聞いてないし何かあったとしても多分伝えに来てくれるだろうし……」
まあ、いって見ればわかるだろうとそのまま家に向かった
—————
どうなってんだよ
家が燃えてる!!
「…はぁ?……」
意味がわからない
なんで家が燃えてる?火事?
なら火を消さないと
とりあえず母さんと親父は?
はやく探さないと————
「そこにいるのは誰だ!」
!!??
「お?なんで子供が魔族の子供と一緒に居んだ?ああ、そこの子供は魔族と人族のハーフか」
3人で家を見ながら呆然としてたら、冒険者風の大人が5人ほど出てきて、俺たちの周りを囲んだ
「どうする?殺すか?それともこいつら顔も上玉だから奴隷市場に売るか?」
「殺すのはもったいないだろ、まあ、男の方は売るとして女の方は両方もらっとこうぜ」
「ははっ!お前外道だな勇者の癖に!」
やばい、状況がよく読めないけどなんとなくわかる
今、このままこうしていればいずれ取り返しのつかないことになる
レイとルーは俺の後ろに隠れてプルプル震えている
「お、お前たちは誰だ!」
「お、威勢がいいねえ。その度胸はかってやるよ
ここはな俺たち勇者軍が、占拠した
ちょっとたったらここの魔族は殺されるか奴隷になるな
お前らの親もな」
くそっ!気づかなかった
確かに予兆はあった、3日に1人は来るはずの勇者も1ヶ月ほどたっても全くこなくなったりしてた
その期間で、大軍を作る準備をしていたとしても不思議じゃない
くそっ!バカ!俺!
「俺たちも魔王倒したから、しばらくは暇なんだわ
だから、金と女が必要なわけ
っていってもガキにはわかんねえか」
とりあえず今この場から逃げる方法を!
そうだ!こんな時こそ呪文じゃないか!
ええ…と、攻撃は無理だから、逃げれる呪文
「よし、じゃあとりあえずこいつら捕獲するか」
逃げれる呪文……ルーラはこのあたりまでしか移動できないし……
男が3人俺たちに向かってくる
くっそ!確か透明になれる呪文があったような……レ…レム……レム
「そうだ!『レムオル』!!!」
そして俺たちの姿はその場から消えた
前書きでも言った通り
ペース遅れますよ
ほんとだよ?
嘘じゃないよ?
最近、徹夜すること多いんですけどモンスター(飲み物)ないとできない
てかあれ効果あんのかな?