かわいい?うん、かわいいよ。変態だけど(戦慄)
こんにちは
はろー
にーはおっぱゲフンゲフン
どうもあおたんです、ぜひ愛称として……のネタはそろそろない
そして今回はちょっと短い、すみませっくる
詠んでくれて、蟻がトウッ!
あっぶねええええ!!!
———俺がレイの姿を見つけた時、レイの目の前には、大量の魔物がいた
その中でもひときわ大きい魔物、でっかい黄色の熊が腕を振り上げていた
あ、これはやばい
と本気で思った
実際やばかった
その瞬間、フラッシュバックしたかのように麗奈と事故にあった時のことを思い出す
二人とも死んではいないものの、危険な目にあったことは事実だ
レイに手を伸ばしたが届かない、あと10メートル
熊が腕を振り下ろす、あと7メートル
熊が木をなぎ倒す———あと0メートル
………は?
レイが俺の腕の中でブルブルと震えている
なに?何が起こったんだ?
「ガアアアアア、ガッ⁉︎」
あ、なんか土埃でよく見えなかったけど結構熊の近くにいた
ヤバす
「ガアアアアア!!!」
「うわああああ!!!」
そして冒頭へ続く………
…………
……
…
いや続いてるから!現在進行形だから!
くそっ意味がわからないけどとりあえず逃げなきゃ!
さっきから熊だけじゃなくて他の魔物の殺気も伝わってくる
ぶっちゃけやばい
だが俺には秘策がある!
たった今考えた秘策。つまり……
———魔法がないなら、呪文を唱えればいいじゃない!———
「ルーラ!」
実は俺は、前の世界では結構なゲーマーだった
とくに某龍クエスト、あれはめちゃくちゃやりこんだ
ちなみに一番好きな、バージョンは一番最初のドラ○エⅠだやっぱ俺的に原点が最強
いやいやじゃなくて
その瞬間、いきなり視界が俺の部屋に移り変わった
—————
「はあぁぁぁ、よかったあ〜〜」
今、俺は自分の部屋のソファでうだー、ってなっている
本当にさっきのなんなんだって話だよね
とりあえず………
「うぅ……、バディ……バディ……」
このかわい子ちゃんをどうにかしよう、怒らないといけないけどとりあえず事情を聞こうじゃないか
この子だって何かしらの事情があるはずだ
「レイ、どうして森へ……じゃなくて、森が危険だとわかってて行ったの?知ってたよね?」
ちょっと、私怒ってますよ?感を出して聞いてみる
「うぅ……、うぅ……バディ……」
うーむ、まあいきなりのことだったからいくらこの子でも頭の中が整理できてないか
ちょっとそっとしておこう
そう思い、トイレへと行こうとしたのだが
——ガシッ——
「い、行かないでっ!」
なるほどまだちょっと怖いのか
確かにこの子はまだ4歳だしあんな光景みたらこうなるよな
しばらくそばにいよう
「うぅ……、バディ、バディ………うへへ」
ん?あれ?聞き間違いか?
今なんか、悲しい嗚咽の中に一言変なのが混じってたんだが……
「バディ、バディだあ、うへへ、バディの腕のなかだあ、うへへ」
たすけて、変態がいるよ、ままん
秘密兵器、豆乳!もとい、投入!
もう、魔法なんてなくてもドラ○エの呪文出せば最強な気がする
しかし、そこはご都合主義(悪い意味)
楽々無双にはしません、使わせるけど
でもやっぱ使って無双したい