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第17話 私のいる意味とは

ガララララ・・・・・

谷口「おはよう!!」

おっかない先生、谷口だ。

この先生がいなくなったら、沙紀たちにとっては

こっちのもんだ・・・といった感じだろう・・。


沙「やっと行ったか!!谷口の野郎・

アイツ存在価値なしなんだけど。」

和「あははッ!!確かにィ〜・・。つ-か小林来いよ」

麻「何!?和歌子ちゃん??」

和「ってめぇ!!自分が何してんのか分かっていってんのか!!」

 

・・・・クラスはこじんまりとする

・・・私は自分が悪いのだと分かっているのに

ホントやなやつだな・私のせいだ・・私がいなければこんなことには・・


ゆ『あ、、あの!!私・・・帰りまます。すいませんでした・・・。』

やっと、言えた・・・。

悠「ゆ、ゆな・・。」

中村「おい!お前ら、ちょっと言い過ぎじゃねぇか?

坂井だって傷負ってんだよ・ちょっとは分かってやれよ。」

中村くん・・・

上野「でもよ-、坂井悪いし-!!沙紀らの言いたいことって

フツ-じゃねぇかよ!殺し屋が学校来たって誰も嬉しくねぇじゃんかよ」


・・・。

やっぱり、

私のいる意味ってないのかな・・・・

今更になって泣けてきた。


【ガタッ!!】

私はたちまちその場にいられなくなり、

教室を飛び出した。

涙がこぼれる・・たくさん、たくさん

死にたいと思った

あれだけ、誓ったのに・・・

私ってやわな奴だ・・・


一番、自分が嫌い


私が去ると、けらけらと笑い声が

聞こえたかと思うと

悠也が叫んでた。


私は一番落ち着く場所へと向かった


それは、『屋上』。

さっさと学校を去ればよかったものの

久しぶりに行きたくなって、つい来てしまったのだ。


ゆ「あ・・私の存在価値・・」

私は限りない青を見た・

無限に繋がる青い空、白い雲。

悲しいという域を越えたキモチで、涙をぬぐいながら見た

綺麗な空・・・。空は、私が苦しくても綺麗なんだな・・


?「ゆなちゃんッッ!!」

・・・

誰・・・?

麻「ゆなちゃん。。。」

ゆ「ビクッ」」

麻「驚かせてゴメン。っていうか、大丈夫??」

ゆ「え、、え、あ・・。」

挙動不審な私。そうそう、人に心を開けない私。


人間不信な私。


麻「えっと、ゆっくりでいいよ・・・?」

私に気を遣ってくれてるみたいだ。

私は久しぶりにお母さん、悠也以外と話したから

気が動転してるみたいで・・

うまく話せない・・・


ゆ「えと、大丈夫じゃないけど・・・何で追っかけて・・来たの??」

麻「気になったからに決まってるじゃん!!

私、沙紀ちゃん達許せなくって・・・。」

ゆ「私と関わるの、やめた方がいいよ。。。沙紀達にいじめられる

だけだよ・・小林さん、教室戻って・・。」

麻「麻子でいいよッ!!あたし、沙紀ちゃん達にいじめられても

負けないから!!ゆなちゃん、友達になろ‐よ!!」


・・・・・え?


びっくりした。

小林さん、何言ってるんだろうと思った。。。


麻「!!ゆなちゃん、泣いてる・・?大丈夫!?」

ただ単に嬉しかったんだ。

何か、自分の無責任さがひしひしと伝わってきて

涙がたくさんこぼれた。

麻「泣きたいときは泣けばいいよ。よしよし、あたし泣き止むまでいるからね・」


小林さん、ありがとう、ごめんなさい


今日は教室に戻らないと言った私に対して

『分かった』と納得してくれた。


そうして、小林さんは教室へ帰って行った。


私が泣き止むまで傍にいてくれた小林さん。。。

でも、心は開けずにいた。

そう簡単には開かない、私の閉ざされた心。


感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとう、小林さん。

でも、私に構わないで。

あなたの将来をめちゃくちゃにしたくないんです。

ありがとう 


話すのが苦手な私は手紙にして小林さんの

下駄箱に入れた。


これで良かったのだ・

私は校門を出た。

学校には、これから行くか、行かないか

迷った。


とりあえず、今は家に帰ろう


私の居場所は家しかない、あるだけありがたいと

思おう。

でも、私のいる意味は・・?


悠也、教えて下さい。

私に、殺し屋と呼ばれる私に・・・。





中村とかは‐クラスめいとでございます0w0

遅くなりますたー(*_ _)人ゴメンナサイ 

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