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幽霊は朝寝坊

 その日一条径真の朝は早かった。

前日12時頃に帰宅したというのに、5時過ぎにはばっちり目が覚めた。いくら夏だと言っても、さすがにまだ外は仄かに暗い。

それでも眠気は全くない。興奮しすぎて眠れなかったぐらいで、頭の中は、奈良香に会う事しか考えて居なかった。

普段は昼まで寝ている日もあるくらいなのだが、今日に限っては遅くまで寝ているなんて時間の無駄は考えられない。

 目が覚めて直ぐに、径真は今日あの家に持ち込む物を考えていた。昨日は焦っていて写真を撮れなかったのは失敗だった。

時間が経てば経つほど、自分が昨日体験した事が嘘のように思えるのだ。幽霊と会って、握手して、翌日会う約束をしただって?そんなの唯の妄想か幻覚じゃないの?

径真自身自分が口にした言葉が、自分にも当てはまる、嘘だったと考える方がよっぽど現実っぽいのだから。

写真があれば昨日の事が夢で無かったと証明できるのだ。カメラは必須だった。後は、何にしても証拠となる物が必要だった。

昨日のカメラとは別に、デジカメも用意する事にする。これで動画を取れば、画像と音声の両方で、証拠ができるだろう。

でも、それだけで十分だろうか?

 今の時代、画像処理や映像処理の技術が進んでいるから、偽物の心霊写真など作りたい放題だ。

デジカメで撮った風景の写真の上に、人の顔の写真を半分透過させ載せるの位誰にでも、それこそ小学生にだって出来る。

そういった紛い物に負けない位本物の証拠が欲しい。でないと、夢をみていたとか、嘘をついているとか思われるだけだ。

彼女本人が、色んな所に行けるなら良いが、その場所から離れられない自縛霊かもしれないし、いつ成仏するかも分からないから、なるべく多くの証拠を残すべきだろう。

 とりあえず、といった感じで径真は机の中から、色紙と朱肉を取り出した。色紙は今年の春に3年生を送り出す時に使った余りで、朱肉は何かの記念品でもらった安っちいものだ。

 色々と準備を整えるのに時間がかかったが、7時過ぎには家を出ることができた。径真の母は、いきなりそれまでの習慣を放りだしたような時間に起きた息子に驚きいろいろ質問してきたが、

全部はぐらかして、飛び出した。


 若干の不安を感じつつ、径真は金松邸の門の前に立った。昨日見た門も明るい中で見ると、怖さというのは全く無かったが古さやみすぼらしさが増した気がした。

空家というか、ボロ家に入る事がどことなく気恥ずかしくて、そそくさと門をくぐる。昨日も来た道なので慣れたものだ。荒れた庭もどこを歩けばいいのかはっきりしているので、ずんずん進む。

昨日と同じように玄関から上がり込むと、板の間に多くの足跡が着いているのが見えた。

多分、径真の物だろう。夜には気づかなかったが、それだけ埃が多いのだ。もし、ここに頻繁に来るなら掃除しないといけないな。なんとなくそう考えた。

今日は失礼して、とまた土足で上がらせてもらう。そして、そのままあの階段まで直行した。

階段を上ると、径真は頭だけ屋根裏に突き出した状態で、周りを見渡した。

意外と外の光は入ってくるのか、用意していた懐中電灯を使うまでも無く部屋の中の様子を見る事ができた。

部屋のど真ん中に、布団が敷いてあり、小柄な人型の上に薄い毛布がかかっている。径真は安堵した。どうやら、昨日の事は夢では無かったみたいだ。

「って、布団で寝てるのかよ」

安心したら、口をついて言葉が出てしまった。寝てるかも知れないという話を聞いた時からどうやって寝るんだ?とは思っていたけれど、さすがに普通に布団で寝ているとは思わなかった。寝ているときは姿を消していて、

起きたら現れるとか、もしくは寝るとしても床から浮いているとか、そういう特殊な状態を期待したのだが、まるっきり普通の人間と変わらない。

 径真は、寝ている奈良香を起こさないようにそっと、屋根裏部屋に入った。昨日は気付かなかったが、箪笥の隣に造りつけの収納があるらしく、そこに布団が入っていたのだろう。

落ち着いた径真は、奈良香の姿を確認する事にした。人型を確認しはしたが、きちんと見たわけじゃ無い。奈良香の顔の方に近づく。


 彼女は普通に眠っていた。この季節では暑いくらいにしっかりした、布団に白い薄手の毛布を掛けている。恰好は、白いTシャツに薄い水色の短パン。活動的な服装なのに、活発さより、儚さを感じさせる。

眠っている彼女は、昨日よりも透き通っているように見える。白い色合いもより強くなった気がする。それに何より、昨日より美しかった。

布団からわずかに出ているなめらかな首筋のラインや、細すぎるようにも見える手のしなやかさ。彫刻のような白さ。陶磁器のように透き通った肌。は、まあ実際透き通っているんだけど。

しゃべっていた時の彼女は径真より、幼い感じのする印象だったのに、今黙って横になっているこの女の子は大人の美しさを持っている。

径真は身動きできずに、その光景をずっと見ていた。現実の物では無い美しさを見てしまった代償のように固まっている。

 幽玄の美という物だろうか、それに少女としての美しさも混ざって、大きな吸引力を持ってしまったようだ。例えるならば、メドゥーサのような美しさか。

見た瞬間に固まってしまう、心まで石にされ永遠に魅了される美しさ。

「そうだ、カメラカメラ」

彼女が寝返りを打って、顔が正面から外れた事でようやくその魅了から解放されたのか、径真に時間が戻った。彼自身、いったいどれだけそうして居たのか分からない。

どぎまぎしながら、カメラを用意しファインダーを覗く。彼女の顔が、画面一杯に広がる所でピントを合わせシャッターを切った。


カシャ


一瞬だけ響いたシャッターの音にもビクっとしてしまう、ただそれだけの動作をしただけなのに、心臓がバクバク言っている。

こうして、静寂を妨げただけで、溶けて消えてしまいそうなお姫様は、穏やかな睡眠を続けていた。

静かな朝は、奈良香が目を覚まして絶叫する時まで続いた。



「それで、女の子の寝顔を写真に取って居たと」

「はい。すみません」

径真は、固い床の上で正座させられていた。目の前には角を生やした、奈良香が居る。寝巻き姿の上、寝グセも付いているが、そんなものが気にならない位、激しい威圧感が襲いかかる。

先ほどまで消えてしまいそうだと思っていた女の子が、こんどはこちらを消してしまいそうな目で睨んでいる。

触っただけで溶けてしまうと思うほどの存在感が、いまは熱く煮えたぎるマグマのような禍々しさを放っている気がする。

「このカメラは没収します」

「いや、それだけは……それだけは勘弁してください。お願いします」

径真は情けなく懇願した。今にも泣きそうな必至の形相に、奈良香の方がたじろぐ。

「じゃあ、中のデータだけ全消去します」

「いや、お願い!奈良香さん。一枚だけでも、一枚だけでいいから残させて下さい!」

正座から本気の土下座に移行した径真を見て、奈良香も少しだけ尖った目をもとに戻す。

 結局あの後、写真を撮った位では起きないと高をくくった径真は次々と写真を撮り始めた。いくら奈良香の寝つきが良かったにせよ、ずっとそのままのはずは無く、寝ぼけ眼の写真を撮られた奈良香は、径真からカメラを

没収すると、その場で正座させたのだった。

「女の子の寝顔を撮るとか、最低。変態。えーと、これが再生ボタンね。うわ、ちょっと何枚撮ってるのよ」

「それが、取り始めたら夢中になってしまいました。奈良香さんがあまりにも、魅力的過ぎてですね。正に人間離れした美しさで」

「何上手いこと言おうとしてるのよ、それにお世辞言っても許さないわよ」

「お世辞じゃ無くて本当です。本当に綺麗すぎてどぎまぎして撮ってました」

恥も外聞も無く言い切る径真に、ちょっと恥ずかしくなったのか、奈良香はその白い頬を僅かに染めた。

「まあ、いいわ。今回だけは、許してあげる。でも、これ以降はこういう事しないでね。普通に考えておかしいでしょ、女の子の部屋に勝手に上がりこんで寝顔を撮影するとか」

「はは、ありがとうございます」

ここまでずっと土下座しながらしゃべっていた径真がようやく元の姿勢に戻る。

「だいたい、朝早いと寝てるかもといったのに、何で朝来るのよ。普通そういう時って昼になってからとか、気を遣うもんでしょ」

「いや、その、寝ている幽霊を見てみたいなと思いまして」

「最低」

「はい。反省しております」

再び土下座に戻ろうとする径真を押しとどめて

「だから、それはもういいって。まったく、下着泥棒の次は盗撮か。径真は、将来犯罪者になる未来が見えるわね」

ぶつくさと文句を言ってから、奈良香は話を切り出した。


「それじゃあ、昨日の話っていっても、昨日は径真の話聞いただけで終わっちゃったから、私の話から始めさせてもらっていいかな」

因みに今は屋根裏部屋の中は片付けられていた。自分の格好に気づいた奈良香は、径真を一瞬で部屋から追い出すと、

10分後にはきちんと着替えて、径真を迎え入れた。淡い水色をしたワンピースだ。肩口の辺りに細かくレースの飾りがついた可愛らしい一品だ。昨日の服とも、寝巻きとも違う。幽霊は何着か着替えを持っている、と径真は自分の頭のメモ帳に記録した。

この部屋には椅子も無いので、二人して床にペタンと座る。二人の位置は今日も、奈良香が箪笥の前で、径真がその正面だ。

「どんどん、全部話してくれ。正直に言って聞きたい事だらけだよ。差支えない範囲で、全部教えて欲しい。あと、メモも取らせてほしい」

径真は、リュックから取り出した大学ノートを見せる。

「まあ、それはいいわ。それくらいは許す。うーんでも、何が聞きたい?こういうの人に話した事無いから良く分からなくって」

「じゃあ、まずは昨日から気になってたんだけど、奈良香さんは幽霊なのに物に触れるんだよね」

そうだよ、と言いながら奈良香は径真の腕に触る。触れる指先の感触に径真はくすぐったくなって、あわてて言葉を続ける。

「そうだよな。昨日握手までしたし、なぁこれって奈良香が特殊なのか?それとも普通幽霊ってこういうものなのか?」

「私、他の人に会った事無いし、その辺は良く分からないなあ。私に関して言えば普通に物を持ったりする事もできるよ。半分だけど」

そう言って、径真のリュックを持ち上げる。結構重いはずなのに、重さがあっても、大丈夫のようだ。

「半分?」

「そう、半分。何ていえばいいのかなぁ」

奈良香は頬に人指し指を当てながら少し考えてから答えた。

「径真くん、何か小銭とか、ペンとか二つ持ってない?」

径真は無言で財布から硬貨を取り出した。茶色の10円玉を2枚取り出す。

「じゃあ、それを私の右手と左手に同時に落として見て」

奈良香がそっと両手を差し出す。そのほっそりとした白い手に目をやりながら、奈良香の右手の上に径真の左手、奈良香の左手の上に径真の右手を持ってくる。

そして、両方の手から同時にコインを離すと。

チャリンと音を立てて、コインが転がった。奈良香の左手側のコインだけが床に落ちていた。

径真はきちんと見ていた。右手側のコインはきちんと奈良香の手のひらの上に乗ったのに、左手側のコインは奈良香の手のひらを通過したのだ。

それに、こころなしか、左手の方が色が薄くなった気がする。


「え?え?」

「分かる?これが半分って意味、私の場合だから他がどうなのか分からないんだけど。物に触ったりできるのは、触ろうと強く意識した時だけなの。意識しないでも触れる時もあるんだけど、

確実に触るためには、意識を集中しないとだめ。それに、1か所に集中している時は、他がだめになってしまうの、今みたいに。今は、右手だけに集中したんだ」

いまいち飲み込めなかった。そんなヘンテコな事があるのだろうか。

そのまま、消えている方の手を握ってみる。径真の指は、空を掴んでグーの形になる。奈良香の手がうっすら重なったそれを見るのはなんだか、変な感じだった。3Dの立体映像を掴んでいるような感覚だ。

眼は、掴んだ手を認識しているけど、手の感触は認識していない。続けて、消えていない方の手を握ると、普通に握手できた。

「へー。いやー幽霊ってこんな風にできてたんだ。やばい、すっごい不思議で解き明かしたい!どうなってるんだこれ?居るのに居ない。空気だって分子があるし。見えるだけで存在しない錯覚のような物か」

径真は興奮して、そのままの勢いで奈良香の手の平をもにゅもにゅと揉んでいる。すると、突然径真の手が空を切る。恥ずかしくなったのか、奈良香が突然手のひらの存在を消したのだ。

「これ掴んでいても、消せるのか。ますますすごい!不思議さもさらに倍だ」

何が倍なのかよく分からないが、テンションが異常に上がって、そのままだと奈良香に抱きつきそうだった。径真の反応に気を良くしたのか、奈良香が自慢げに言う。

「それにね、これ上手く使い分ければ壁抜けもできるんだよ」


そう言って、立ち上がった奈良香はそのまま部屋の壁に向かう。美しい木目が見える壁は、どこにも隙間が無いのに、奈良香はそのまますたすたと、壁の中に入り込んでいった。

こころもち背筋をピンと伸ばして、径真が見ているのを意識してカッコをつけながらすっと、壁に吸い込まれていく。音もしない、まるで壁が全く無いかのようだ。

そうして、最後に奈良香の白い腕が吸い込まれてふっと消えた。当然、壁に穴など開いていない。

世紀の大魔術とか、テレビで見られるトリックどころじゃ無い。どんなマジシャンだって、目の前で壁を抜けることはできない。一瞬観客の視界を奪って、その隙に仕掛けを使うんだ。

壁の一部がスライドするとか、足場に隠れるスペースがあるとか、どんなに不思議でも種がある。

それに対して今のは、本当に目の前で見せてくれた。間違い無く通り抜けている。それも、全身で。径真は、興奮でめまいがするのを感じながら、奈良香に呼びかけた。

「すごいな、今の!そろそろこっちに戻って来てよ!」

「痛たた。ごめん、調子乗ってちょっと失敗したみたい」

奈良香は、腕をさすりながら今度はさっきより、ゆっくりとこちら側に入って来た。

指先から不意に現れて、見る間に腕、脚、頭、胴体、が現れる。戻って来るときの光景が、目に焼きつく。手だけが壁からにょきっと突き出している時なんか、完全にホラーだ。奈良香があまりに普通だから、忘れがちだが、今しゃべっているのは幽霊なんだと再認識する。

「奈良香が普通の女の子だから意識してなかったけど、いきなり壁から腕が出てるのって結構ぎょっとするな」

「うん?ああ、そっち側から見てるとそうか、まあそりゃそうだよね普通に考えれば、脅かす気なんて無くてもホラーに見えるかも」

「そう言えば、失敗ってどうしたんだ?」

奈良香がさすっている腕に目をやると、薄い陶磁器のような白い肌に赤い痣のようなものがうっすらと見えた。

「ちょっと、かっこつけたら失敗しちゃった。さっきも言ったけど、私が存在出来るのは半分だけなの。まあ、正確にきっちり半分では無いと思うけど。どこか一部を消せば、どこか一部が

現れるって事。強く消えようと思うと残りの半分は逆に現れてしまうの。だから、消えて壁を抜けようとして、一部が残ったままだったのよ。ぶつけちゃったわ」

「そっか、逆に全部消えることもできないんだ。なんだか不思議だ、幽霊って消えてるのが普通で、がんばって現われているもんだと思ってた」

もしかして、昔の幽霊に足が無いのは、奈良香みたいに体の部分に存在を集中させていると、足まで存在出来ないからなのかもしれない。ふとそんな事を思う。

奈良香はまだ、腕をさすっている。得意げに披露した手前、失敗して恥ずかしいようだ。

「私ができる事はこれくらいかな?人を呪ったりとか、そういうオカルト的な能力は無いし、空飛んだりもできないから」

壁抜けは十分オカルト的な能力に入るんじゃないかと思いながら、径真はうなずく。

「そうだ!今のをビデオで撮ってもいいか?さっきまでやってたやつ、全部。両手にコインを落とすのと、俺と握手するのと、壁抜けの全部な!」

「え、もう一回やるの~?あれ結構疲れるんだよ。集中力すごく使うし」

「いいからやる!確実にデータに残す!そして解析する!俺の研究が花開くんだ!」

「うぅ。径真がまたおかしくなってる」

「頼む!奈良香様。お願いします!靴をなめろと言われれば、舐めます。一生私めを奴隷にしても構いません。だから、だからビデオに収めさせてください。お代官様~」

「ちょっと、本気でやめてよ。寒気した今、ホントに気持ち悪いレベルだよそれ」

「あ、そう言えば奈良香の今の格好すごく可愛いね。本当にその辺のテレビに出てるアイドルなんかよりずっと可愛いよ。その可愛さを映像に残したいなぁ、僕ぁ」

「キャラ変えてもダメ。というか、もっと気持ち悪い」

「いいのかい、奈良香さんよう。言う事きかねえと、この家に火ぃつけんぞコラ。どうなってもしらねぇぞ」

「いきなり上から目線になった!?」


 径真がほくほく顔で、ビデオを回す先にはぐったりして、無表情の奈良香がいた。目に力が無いせいか、いっそう幽霊らしい疲れた様子で壁抜けをしている。

「いやー、平和的に快諾してもらって助かったなぁ」

「どこが平和的よ。心への暴力だわ」

あれから、壊れた乗りの径真にひたすら突っ込みを入れ続けた奈良香は、最後には「もうやめて!撮っていいから、撮っていいから正気に戻って~!」と叫び倒れてしまった。

ぐったり疲れた奈良香と対照的に、径真は今もハイテンションのままだ。

「よし、これで録画完了。クランクアップです!お疲れ様でした」

一礼する径真に、その場で横になりながら手を振るだけで応える奈良香。

「よし、休んだら次は第二ラウンドを」

「死んでもイヤ!」

径真の変なテンションのおかげか、確実に遠慮なく話をできる関係になった二人だった。

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