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第二章 変わらぬ思い。

最近の出来事をまとめました。

もうすぐバレンタインデー。


菜々美と里奈が何か企んでいる。いや、計画を立てている。


里奈が、弘を肩で指しながら私に言った。


「チョコ、あげれば?」


私は照れながら、「…ううん///」


そして後から気づいた。


『やばっっ!!そういえば弘のこと好きなの里奈に隠してた!のに!!照れちゃったよぉ…』


そこで里奈は「クスッ…」っとニヤニヤし始め、菜々美と話し始めた。私を眼中に入れて。


その日の寝床、私は弘にチョコをあげるか迷い始めていた。


”弘に断られたらどうしよう。” ”弘、私の事好きなのかな…?”


色々な不安が生まれた。


「告白なんて…。したことないよ…。」


翌日、友チョコの話をしていたら、


「…山崎ってさ、好きな人とかいんの?」


きゃあああああああああああ!!***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪

そうです!居ます!!今私の目の前にっ!!!


「…ううん!いないよ!」


「……ふぅん…悪りぃ、変なこと聞いちまったな。今の取り消しっっ!頼むなっっ!」


「………本当は…貴方なのですよ…。」

かなりの小声で呟いた。


チョコキットの買い出し、無印○品で、「トリュフ」「ガトーショコラ」のキットを購入した。


でもイマイチ、ピンとこないんだよなぁ…。


”手作り”って言っても、同じ物を大勢の人が作って食べてるんでしょ?そんなの”手作り”って言えるのかな?


私はとても疑問だ。しかも超有名な無印○品なんて…。やっぱりざっくりすぎるかな…。でも凄くおいしそうで…。あのオシャレで綺麗なパッケージを覗くと、ついついふら〜っと買ってしまう。馬鹿者!私!でも、無印○品で買った事が、大きなハッピーを起こすことになる。


その後、里奈と菜々美が恋バナをしている。すごく笑顔で。「やっぱり二人は可愛いなぁ〜」私は自分の顔が大の嫌いだ。アトピーだから、目の下にすっっっっっっっっっごく大きくて長ーーーーーーーーーいシワがある。コンプレックスで、本当に整形がしたくてしたくてたまらないくらいだ。


それに比べて里奈と菜々美はとてもの美形をしている。「…うらやましいなぁ…。」でもなぁ…。性格的にはちょっと無理だなぁ…


私は東方神起が大好きで、以前、写真集を購入した際に、チャンミン君が、「実は僕、すごく綺麗な人が好き。」少々きついお言葉で…でも、ちゃんと中身で決めるって言ってくれたから、安心したかな…(笑)でも、やっぱり私じゃ釣り合わないのかな…って…。東方神起のメンバーに迷惑かな…って…。でも!東方神起を愛しすぎているから……愛し続けます!どうせ顔も見られないしね!…と思ったその時…。「ファンの皆さんの顔、似顔絵が描けるってぐらい覚えてますよ(笑)」ぎゃああああ!どうしましょう!でも、それはそれで嬉しいかも…***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪私はメイクをすれば変わるんですっっ***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪良かったぁ!一件落着!って…話ずれてしまいましたね…!それでは…気を取り直して…。


そして明後日はバレンタインデー。私はまだ、チョコをあげることに戸惑っていた。バレンタインみたいなビックな告白のチャンスはないぞ!っとその時…。里奈と菜々美の話を聞いてしまった…。


「ねぇねぇ里奈!弘に告るんでしょ!頑張って!」

「…こんなチャンスはないっしょ!当日にばっちりきめたげる!」


どうしよう…さきこされちゃう…私は涙が溢れ出そうになった。弘を…誰にも取られたくないよ…しかも東方神起のユノに激似なんだからっっ!ユノのコピーみたいな!ホントに似てるの!こんなの…絶対頑張る!!向こうはきっと放課後を狙って来るはず…私は会話の中でズバッ!!!っと決めたげる!!!!


「バレンタインどうしようかな〜…。佐々木は好きないんの?私いんだよね…


弘!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ターゲットはお前だ!」


………………こんな上手く行くかなぁ…


また、”バレンタイン”という波乱が起きそうだ。

面白いよね。告白しよう!

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