7.船団(4) 強者達(2)?
島の闘技場を借りて対戦する
リオネル・キング vs. フォイエル
力比べからの炎纏で、リオネル丸焦げ。鬣は燃えやすいね。
リュウ・ドラゴ vs. ドラファ
ドラファのぺちっで闘技場の壁に飛ばされ叩きつけられる。
でも、気絶しないで立ち上がった。すごい。
あっ、倒れた。
根性は認めてやろう。
フィア・バード vs. キング
こんな小鳥に負けるかぁー
ズドン
きゅ〜
お終い。キングに勝てるわけ無いだろ。
マッチョン・ゴート vs. ライディ
力比べからの雷魔法でマッチョン黒焦げ
ライブラ・マギクス vs. 俺?
長い詠唱を始めやがった。極大魔法らしい。さすが賢者級
だが、それ個人戦には向いてないぞ
時間がもったいない
「ティム」
「なによーー。私をティムするなんて許せない。どうしてくれるの?」
「面倒なので従魔にしてあげた。みんな再教育が必要だな」
これでも10万の敵の中では最強の部類らしい。
責めることは出来ない相手が悪いんだから。最弱のフェンだけでも良かったぐらいだ。
『主、聞こているぞ』
ああすまんフェン。つい。
『つい?』
本音が
『酷い』
じゃあ今度強敵が現れたらフェンに頼む事にする
『それはそれで怖い』
意気地なしめ。
ーーーーー
でもまあ少しは見どころはあるかもしれない。
「「「「ティム!」」」」
とりあえず従魔にした。
ちょうどよいチャイ帝国を案内させるかな。そのぐらい出来るだろ。
よし、嵐で壊滅した船団の生き残りを助けたことにして連れて行こう。
「お前ら弱すぎる、再教育だ」
「「「「「 ぽき、ぽきっ 」」」」」
心とプライドが折れた様だ。よし、邪魔なプライドは無くなった。
いや、プライドは「崩れる」か。
ーーーーー
とりあえず、対戦相手の弟子としよう。
あっ、そうするとあいつが俺の弟子になるのか?
「ししょ〜ぅ〜、しくしく」
「泣くな」
「この年で誰かの弟子になるなんて、恥ずかしいよ〜
前の師匠に怒られるぅ〜」
「おっ、その人にも会ってみたいな」
「や゛めてぇ〜」
なんか落ち込んでる。
ぺちっ どかーん
あっドラファが修行してる。
「ああいうのがいいか」
「優しいのでお願いします」
「じゃあとりあえず付き人からかな、見て技を盗め」
「よろしくお願いしますぅ〜」
あー無理かもしれないけど、それは黙っておこう。
そーだ、呪い屋本舗の支部員にしようかな。
バトルシーンを期待された方、申し訳ありません。実力差がありすぎで。




