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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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82.オキナ大陸(18) オキナダンジョン(17) イャチ帝国帝都(2)

宴の会場から、何人かの貴族が消えた。

訴えを諦めて逃げたようだ。

甘い。

既に捕らえる手配は済んでいた。


その後、生贄を仲介していた貴族は全て捕らえられ、出来る限りではあるが、横領された物、人を回収する事が出来た様である。長きに渡る違法行為のため、全ては無理だった。

救いとしては黒龍の里に貢がれた者は大切に扱われたということだ、大切に扱わないすぐ死んじゃうからという理由ではあるが、結果としてましであったと言える、悪徳貴族に横領された者は普通の奴隷のように悲惨だったらしい。

生贄家族救済基金は設立され、徐々にではあるが活動を開始している。

まずは、保護した人へのケアが必要だ。

そのため、社会復帰のための支援施設を作った。

この世界には、事故や災害、犯罪による心の病を癒すという考えがなかったため、新たに設立したのだ。

専門知識を有する人も居ないので、呪い屋本舗の本領発揮だ。

呪玉を使い、『心の安寧』を保つ呪いをかける

そして、社会復帰のための作業指導などはボランティアを雇って行った。

更に、職業斡旋を行う部署を設立した。

呪玉の効果期間は限定的であるため、効果がなくなっても心の安寧が保たれるかを確認してから実社会になれてもらうことにした。社会復帰後も定期的にカウンセリングを行う事で発作などが起きないかなどフォローをしてもらう事にした。

カウンセリングを行う人材も居なかったため、いちから教育した。


地上との交流のための人材も、良い人材がいれば回してもらおうかな。

ーーーーー

結局、黒龍の里近くの6領が、俺のものになってしまった。生贄家族の救済事業を含めてではあるが。

ここは、地域的には、地上世界のアウル帝国の西端に相当する様だ。

地上世界と同様に主だった産業が無かったことから、このような結果を招いたかもしれない。

気候も近いことから地上世界と似た取り組みを行ってみよう。

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