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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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79.オキナ大陸(15) オキナダンジョン(14) 黒龍の里(1)

ブラックドラゴンの里へ戻ると、ちょうど長が戻ってきていた、ホワイトドラゴン数匹も来ているみたいだ。

「戻った。こいつか? ここを襲ったのは?」

ずりずりと引きずってぽいっと出す。

『こいつだ、捕まえたのか』

「ああ、謝罪させるために連れてきた。黒龍の里をブラックドラゴンの里の支配下に置くことで話をつけた。俺がティムして弱体化したからもう手出しは出来ないだろう。」

『ごごめんなさい、許してください』

そこからは、色々罵られたりしていたが、支配下に置くことで許された様だ。良かった。


『ロイ殿、お久しぶりです』

あっホワイトドラゴンの長だった。

『反対側って地下世界だったのか、地表の反対側だとおもっておった、面白いものじゃな』

「ええ、俺もびっくりです。こうして此処で再開したことも、応援に来てもらったのに解決してしまってたなんて、すみません」

『問題なくて幸いじゃ、こうして地下世界も見れたので良かったし、ロイ殿が悪いわけでは無いからな。

 あっ、こちらはブラックドラゴンの長だ』

「はじめまして」

ぽんっ

ブラックドラゴン化してみた。

『ぎょえー、ブラックドラゴンの始祖様ですかぁ〜?』

「多分人間ですけど」 ちがうかな?

ブラックドラゴンは人化出来ないらしい、出来るのは始祖だけだったとか。

「人化じゃなくて龍化だけど。」

誤解を解くのに苦労した。

現状回復のお礼を言われ、黒龍の逮捕も含めて評価され、友誼を結ぶこととなった。

オサオサが柄にもなくしおらしくしていたが無視した。

長よしっかりと育てるんだよ、こいつは駄目だ。


黒龍の里に連行していくと言うので、ついていくことにした。またトラブルといけないしね。

シュヴァルツも一緒なので大丈夫だろう。

嫌がっていたけど。


ーーーーー

黒龍の里は地下世界コアの反対側なので、結構距離がある。でもドラゴンや俺達は高速で移動できるので問題ない、4日ぐらいで着いた。

現在の黒龍の長だ

『それで、お前はのこのこと帰ってきたのか? 長候補の始末も出来ないで。

 しかも、我らを支配下に置くだと。ふざけるな』

だよね。下っ端にそんな権限ないよね。

『まあ、俺はいいけどね』

シュヴァルツが顔を出す。

『おまえ、この裏切り者!』

『あんたら、周りに迷惑かけすぎ、ブラックドラゴンの管理下に置かれたほうが世のため』

『なんだと』

険悪なムード。

「まあまあ、ここは穏便に」

『人ごときが、邪魔だ』

尻尾を振り下ろされる。

やっべー

キィッーードッカーン! 尻尾が千切れんぐらいに跳ね飛ばされた

キングが助けてくれた。

まあシールド張ってるから大丈夫だどね。当たったら地味に痛いし助かった。

『ぐあぁ〜、尻尾がぁ〜』

残念だけど、暴力に訴えたら負け確定なんだよね。

こいつがけしかけたんだよねぇ、じゃあ容赦しなくていいか。

「マイワールドカッター」

やってみたかったんだよね、マイワールド使った切断。切断面だけマイワールドに入れちゃう技。

つーー、ぽとん

しっぽが落ちた。

『ぎゃぁ〜〜、尻尾がおちた』

「聞けば、人の街にも無闇に被害を与えたり、生贄を強制したりしてるそうじゃないか」


『許せん!』

「許せないのはこっちだ、『黒龍は俺の従魔になるか、ブラックドラゴンの配下にならない限り、永代尻尾無し種族』の呪!」

呪い屋本舗の幹部を舐めてもらっては困る。

少々無茶な呪だけど、主神権限があるので出来ちゃうんだよね。

『ふんっ、そんなもの、自己再生!』

「それやめたほうが、」

再生されては尻尾が落ち、再生されては尻尾が落ち、どんどん痩せ細っていく。

『自己再生ストップ!、はあはあはぁ

 くそっ、魂に深く書き込まれた様だ』


「ブラックドラゴンの配下になる決心はついたか?」

『ロイ様の従魔に....』

「断るっ!」


無事に解決したようだ。

ホワイトドラゴンとブラックドラゴンの目が点状態だった、

『『我らも...』』

「断る!」

なぜなら、名付け地獄の恐怖が襲ってくることになるからな。絶対駄目だ。



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