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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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78.オキナ大陸(14) オキナダンジョン(13) ブラックドラゴンの里(4)

さて、黒龍がなぜドラゴンの里を襲ったのか?

聞いてみないとわからないが想定しておこう

考えられるのは

・襲いたい気分だった。単なる戦闘狂。

・恨みがある。

・探していた。仲間か子どもか。

・上位の者に命令された。

・邪魔だった。

・間違い。

・腹癒せ

ぐらいか、

「補佐役!心当たりは無いんだよな」

『はい、急に襲ってきて、めちゃめちゃにして直ぐに去っていきました。』

自動探査機で探してみるか。探索条件『龍種』を加えよう

危険度を考えて各街中心で探索させよう、

「それと、オブシディアンとフクちゃんも頼む。お前の感でいいから思うように探してみてくれ」

「了解」「オーケー」

自動探査機を各街に散開させる。俺達は大陸中央辺り、セントラルチャイに相当した位置の街に向かう。

ここではドラゴンサットが使えないのでドラゴンビジョンを使う。あれから更に改造されて、母船の司令室から全方向が見られる様になっている。

〈ロイ様、中央山脈の上空辺り、天井との柱付近になにか居ます〉

オブシディアンから連絡が入った。ブラックドラゴンの里中心で探索していたらしい。

「高エネルギー反応あり、シールドを張ります、全クルーは船内に退避」

どどどーん、ズガーン、ドドドドーー

「被害状況報告、被害なし、全機能正常、オールウェポンフリー」

アリスはいつもノリノリだなぁ

「まだ距離がある、警戒態勢を維持、戦闘配置に付け」

「アリス、敵戦力はどのぐらいだ」

「距離5000m、ドラゴンビジョンでの観測の結果、件の黒龍一体と思われます。

 ブレス強度通常の2倍程度。こちらに微速接近中、遭遇は約1分後」

「シュヴァルツ、話しかけてもらえるか」

『おぅ』

「どうだ?」

『どうやら狙いは俺みたいだ』

「えっ?どういう事」

『なんか、俺を倒して次期長になるんだとか言ってる』

「お前って長だったの?」

『まさか、繰り上げ当選かな?』

「どうする、撃退するか?」

『あいつ撃退したら俺が次期長になっちゃうよね、面倒だよね』

「じゃあやられちゃう?」

『それも嫌だなあ』

「じゃああいつが長で良いんだよね、そう言ってやれ」

『決闘じゃないと解決しないらしい、そんな慣わしだったかな?』

「じゃああいつ半殺しにしておいて、負けた許してくれぇーとか言う?」

『駄目らしい』

「じゃあブラックドラゴンの事もあるから、あいつもティムして責任を取らせよう、

 黒龍の里全体をブラックドラゴンの支配下に置こうか」

『それいいね、楽そうだ』

どこまでめんどくさがり屋なんだろ。

『出てこい、決闘だ!』

「ティム、名前は『バーサーカー』能力半分」

バーサーカーは略すとバカだよね。弱体化は初めてだな。

『何をしたぁーー』

「おい、バカ、ブラックドラゴンの里に迷惑かけたそうじゃないか」

『そいつが逃げ込んでると思ったから探しただけだ』

「シュヴァルツは強化してお前を弱体化させたので、勝てないぞ。とりあえずブラックドラゴンの里に謝罪に行こう」

『嫌だ』

「残念だけど逆らえない、行くぞ」

『くそっ、体が言うことを聞かない』

「調教が必要か?」

「アリス、おしりに主砲一発打て」

ぱひゅん〜

ぷすぅ!

『ぎゃーー』

「いくらでも続けられるぞ、耐久力はあるのだろう、付き合うよ」

ぱひゅん〜

ぷふすっ!

『ぎゅあーー、許して』

ぱひゅん〜

ぷぷぷすぅ!

『許して下さい、お願いです。なんでも言う事聞きます』

本当なら蜂の巣状態なんだけど、3発でゆるしてやるっ。


『おっ俺は、すっ素直だから助かったのかな』

シュヴァルツがビビっている。

良かったな、優しい主で

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