表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/96

77.オキナ大陸(13) オキナダンジョン(12) ブラックドラゴンの里(3)

補佐役との話を纏めると


1ヶ月ほど前に黒龍に里が襲われ、その時は撃退できたがかなり被害を出したそうだ。

長は、ホワイトドラゴンの助けを得ようとホワイトドラゴンの里に向かったらしい。

そこに、シュヴァルツや奇妙な飛行物体の我々が来たので攻撃を加えたと。


なあ、シュヴァルツ、心当たり有るか。

『んー、俺以外の黒龍は地底の反対側にほとんど居るはずだからなぁ、逸れ龍じゃないか』

「お前も逸れ龍か?」

『んー、おれは群れないんだ、のんびり過ごしたい』

「なるほど」

『そいつは、この里を支配して、のんびり過ごそうと思っているんじゃないか』

「違うだろ、多分、そういう考えはお前だけだ」


「わかった補佐役、ホワイトドラゴンと友誼があるなら、俺が協力しよう」

〈ありがとうございます。お願いします。〉


まず、俺達がめちゃめちゃにした、というか、ほとんどその黒龍のせいらしいが、修復していく。まあドラゴンだから建物は無く、穴とかだけど、ドラファと協力して崩れたのをぱぱっと直した。

そして、里の廻りにシールドを張ってあげた。ドラゴンは出入りできるけど龍は出入りできないという、セキュリティフィルター付きだ。シュヴァルツは例外に設定。

と、言ったが実はマイワールドに新しい里を構成して一気に移動させただけだ、シールドはマイワールドの出入り口を全面に設定して、セキュリティをかけている。なんちゃってシールドだが秘密だ。

まあ、俺が居る間に来たら撃退してあげよう、居なくてもこのシールドがあれば問題無いだろ。


また襲ってくるかはわからないが。別の所、人の街に行ったら危ないな。探したほうが良いかな。

「俺達は人の街に向かう。何かあれば念話でドラファに伝えてくれ」


「ところで、オサオサ、付いてくるなよ」

〈えっ?なんにも言ってないけど〉

「念のためにな、言っておいた、従魔だからこれで逆らえないだろ

 お前は長の帰りをここで待て」

〈ちっ!〉

まあ付いてこれないだろうけどな。速度的に。

普段、従魔に命令などしないけど。こいつは命令しないと駄目なやつだな。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ