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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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76.オキナ大陸(12) オキナダンジョン(11) ブラックドラゴンの里(2)

そのまま、ブラックドラゴンの里へと向かう。

近くに来ただけで警告もなしにブレスを放つなんて非常識だな。

ドラファ、念話で話しかけられそうか?

〈はい〉

では、「なんの警告もなしにブレスで攻撃するとは、敵意があるとして、強硬手段に出る」

と伝えてくれ。

〈はい...〉〈対話を求めると行っていますが、怪しいです〉

よし、里に向けて特大ブレス一発入れてやれ。

〈了解、でも大丈夫かな、殺気のブレスの10倍ぐらいの威力になりますが〉

あっ、やめてあげて、3倍ぐらいにしてあげて。

何度も強化していたの忘れていた。

ばばーーーばりばりばりばりーーーずずずずーん

あっ、里の結界破っちゃったみたい。

2倍ぐらいでよかったかなぁ?

〈降伏するそうです〉

まっいいか。行こう。壊滅させたいわけじゃない。

ーーーーー

ブラックドラゴンの里に着いた。

ちょっとひどいことになっていた。すまん。まぁ誰も死んではいない様だ。よかった。

「長はいるか!」

〈ちょっと、何してくれてんのさ〉

メスっぽい

「警告もなしに最初にブレスを放ったのはお前たちだぞ」

〈だけど、この状況見てよどうしてくれんの〉

「こちらは威嚇のつもりで充分手加減したんだがな」

〈倍の威力のブレスでも耐えるはずだけど、どういう事〉

「3倍程度に抑えた。最初は10倍の予定だったけど抑えてやったんだ」

〈なんて威力してるの、もー降伏するから許して〉

「しかたない、対話で解決しようとしたんだが、もう一発...」

〈降伏しますーーーー。私の言う事聞いてないの?〉

「冗談だよ」

〈笑えませーん〉

「話しやすいようにティムするね、ティム!名前は『オサオサ』」

〈ティムってどういう事? ひょっとして従魔になっちゃうの、私許可してないよね〉

「俺のティムは許可が要らないみたいなんだ。」

〈非常識な!〉

「警告もなしにブレス放つ方が非常識だと思うけどね

 おいっ誰か話の分かる者は居ないか?」

〈私と話しているでしょー〉

〈恐れ入ります、補佐をしている者です〉

「おーよかった、なにこのメス」

〈彼女は長の娘で、次期長です〉

「長は?」

〈ホワイトドラゴンの里に行っています〉

「ホワイトドラゴンは友達だけどブラックドラゴンの里のことなんて言ってなかったな?」

〈長もホワイトドラゴンの長の所に行ったことは事はあるけど時々話が噛み合わないことがあったそうです。裏から来たと言ったのにアウル帝国か?とか理由のわからない事を言うことが。。〉

「んー、それひょっとして裏の意味の解釈が違ったんじゃないか、ブラックドラゴンは、地表の裏つまり地下世界の側、ホワイトドラゴンは地上の裏つまり星の反対側、とかじゃないか?

 距離的には似たようなものだし」

そうか俺がブラックドラゴン化したのも、アウル帝国にブラックドラゴンの里があると思っているからあえて何も言わなかったのか」

〈なるぼど、そうかも知れませんね〉

「それでなんで攻撃を」

〈彼女の命令で仕方なく、最近黒い龍が近くに来たりして...〉

『おれかぁ?』

シュヴァルツが顔を出した

〈ぎゃーー黒龍だぁーー〉

「彼は追い出されたと言っているが」

〈黒龍は我々の敵です〉

「彼は敵じゃない、仲間だ。別の黒龍のことではないか?」

〈黒龍はたくさんいるのかぁ?〉

「当たり前だろ生き物だから、沢山いないと種族が途絶える」

〈じゃああの黒龍では無いのか?〉

「「あの」、が、どの黒龍か知らないが、恐らく別の個体だろ」

〈そっそうか、すまなかった〉

「わかれば良い。所で対話を持ちたいのだが、頼めるか」

〈私が居るーーー〉

「補佐どの」

〈わかった〉

〈きぃーーーー、私を無視するなぁ〉

「頭を冷やせ」

アイテムボックスから水を出して頭から浴びせる

ばっゃーーー

〈ふひぃ〉

「お前のせいでこんな事になった、反省しろオサオサ」

〈しょぼーん〉

〈ではあちらで〉


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