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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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75.オキナ大陸(11) オキナダンジョン(10) ブラックドラゴンの里(1)

一応他の大陸も行っておくかな、案内人は第3王女を拒否してローズを指名する。

「あのー、私で良かったんでしょうか?」

「話しなれた人が良い。こちらの事情も、ここの世界の情報にも詳しそうだし」

だって第3王女はちょっと話したけどバカだし。なんと翻訳機能がシステムダウンしたんだよ。頭の中がお花畑らしい。お荷物はいらない。アイスが汚物を見るような目つきで見てたし。駄目だろこいつ。


そうだ、シュヴァルツ、ドラゴンって居る?

『イャチ大陸の中央山脈にブラックドラゴンの里がある』

おっ俺の仲間か。行ってみよう。仲間って言っても俺のは龍化ブラックドラゴンだけどね。

母船に乗ってイャチ大陸の領域に入り北上しながらマッピングを続けていく。龍脈の流れは地上と反転しているが地上と似た位置に街があった。だが、こちらの遺跡は堕ちた太古の飛行船の朽ち果てた姿が基本だ。母船から眺めた限りではどこも同じような文化レベルのようだ。飛行艇などの技術は失われたようだが、電気を使っているし、遠隔通信技術をもっているので地上よりは技術レベルは上と考えても良いのかな。


シュヴァルツ、ブラックドラゴンの里って案内してもらえる?

『近くまでならいいぞ』

ん?なぜ近くまで?

『近くをふらついていたら、追い払われたんだよ、一対一なら勝てるけど、あいつら大勢で来るから逃げるしか無かった。だからキナオ大陸でのんびり過ごそうと思って行ったんだ』

そうか、すまん。近くまででいいよ。

『おう、こっちだ』

指し示された方角に向きを変える。

中央山脈に差し掛かった。

『あの尖った山の東側の中腹だ』

ありがとう、里に隠れていて良いよ

『主が一緒だだからもう少しこのまま居る、キング師匠も居るし、ドラファ先輩もいる、大丈夫』

そうだな、話が通じないようならキングに頼もう。

とりあえずは対話を求めよう

「警告! 正面より高エネルギー反応! シールド展開! 戦闘モード移行。」

えっと、話し合いできるよね

『こんな状態だったんだ』

ズズズーバリババリーードドーン

複数のブレスがシールドを襲う。難なくシールドは耐えた様だ。無傷だ。

更に追撃隊が来るようだ。徹底しているな。対話する気は無さそうだ。

仕方ない、こちらも相応に対応しよう。

「ガトリング速射砲発射開始! 相手のシールドが消えるまで打て。」

ぶぶぶぶ ぶぅんぶぶぶぶーーー

ぱぱぱりぃん、ぱりぃん、「「「「「ぎゃーー」」」」」

「敵ドラゴン撤退していきます。」

「おしりに一発づつ当ててやれ」

ぱぁん、ぱぁん、ぱぁん、ぱぁん、ぱぁん

「ぎゃ」「ぐぎゃ」「へぎゃ」「ぎぎゃ」「ぶぎゃ」

「敵、更に高速で撤退していきます。」

因みに砲手はアイスだ。こういうのは得意らしい。

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