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呪い屋本舗2 (ガーディアンズ・オブ・スピリット)  作者: ぽしょなれ


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72.オキナ大陸(8) オキナダンジョン(7) 女神像

ナビくんお願い


ーー何でしょうか?


女神様にお願いがある。


ーー伝えましょう


えっと本人じゃないよね?


ーーちっ違います。伝えます。


そしたら、今、精霊石を巡って問題がある。精霊石を作る技術は途絶え作ることは出来ないし、作らせるわけにはいかない。そこで、精霊との契約をしてその力を借りる方法を考えようとしているが上手く行っていない。この世界は精霊の力を借りられなければすぐに滅んでしまう。

こんな事は出来ないだろうか?

 女神像に、精霊との契約ができる機能を付ける。条件としては両者納得した上での契約が可能な様に。そして一つの女神像には同時にひとつの精霊としか契約できないようにすれば、無闇に契約は出来ないだろう。

どうだろうか?


ーーその内容であれば可能です。女神教も広まるでしょうし。

ーーあっ、えーと女神様がそういっていました。ただし、精霊と契約者の相性はあるので、選定してからの方が良いらしいです。条件は

 ・女神教の信者であること

 ・契約者と精霊双方の同意がないと契約は成立しない。

 ・精霊第一で物事が考えられる者

 ・自然を守る意思のある者

 ・条件から外れた場合、自ら契約を解除できる者(実は自動解約される)

 ・年に一度契約更新が必要なこと(しないと自動解約される)


では、それでお願いします。


ーーーーー

「領主、契約方法がわかった。というか作ってもらえた」

「ありがとうございます。光明が見えてきました」


精霊との契約の条件を提示した。その内容で運用実験を進めるそうだ、女神像は教会に既に設置してあるので、まず契約者の選定が必要だな。

ただ、女神像に頼ることになるので結局は問題の先送りのようなものだが、このままでは破滅が待っているので、それでもありがたい。是非このやり方を成功例として広めてもらいたいところだ。


ちなみに領主様がトライしたが、契約成立はしなかった。?女神教信者じゃないよね。

条件が正常に機能しているか実験したって。なにそれ。

まあ、検証するという慎重な考え方は良いんだけど。


ここには定期的に来る必要がありそうだ、教会にセキュリティゲートを設置した。



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