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15.チャイ大陸(5) チャイ帝都(2)

帝都に付き、貴族門から入る。通常の城壁の門から入るには数時間かかるみたいだ。

城の客間に通され、しばらくそこで過ごすことになる。謁見までには2〜3日かかるそうなので、案内人に帝都内を案内してもらうことになった。

アルス兄さんは従者とともに同窓生の所に行ったので、残りのメンバーで、(教会関係者はまだ布教の許可を得ていないので私服で)帝都を歩く。

ーーーーー

人が多い。

人減らしもしたくなるはずだ。

帝都は厚い城壁で囲われているため、人が増えと当然人口密度が増える。何か人口が減るイベントでも無い限り増え続ける。戦争とか、疫病とか。

疫病は壊滅の可能性があるので、戦争が選ばれたという事だ。

衛星都市にも人が集まるように出来れば少しは改善するかな。

女神教の教会は衛星都市にしか作らないことにしよう。

文化が、物が溢れ、あらゆる物が集まる帝都、ブラックホールの様に。

だが、帝都に未来はないと踏んだ。

限界は近いだろう。

謁見が終わったらさっさと衛星都市に行こう。

ーーーーー

その衛星都市だが、基本的にダンジョンの資源を求めて集まった人から発展してきた街だ。だから衛星都市に行けば、同時にダンジョンにも行ける。よしっ。

ーーーーー

さて、帝都の街では、主に買い物だ。

お土産は必要だ。

まず、これから続く旅に使えそうな保存食。特産品の乾燥チャイ菜だ

うん。ジャパンゲア大陸で買うのといっしょだ。

だが、当然安い。

買い占めておこう。

その他保存食もたっぷり買い漁っていく。まあ足りなくてもアイテムボックスに新鮮な食材がたっぷりとあるんだけどね。旅の途中で目立たないようにするために必要なだけだ。

みなそれぞれ欲しいものを買っていった。

アイスはアクセサリー、ライディは武器屋、がメインみたいだ。

ーーーーー

アクセサリー店で、ペンダントをオーダーメイド発注した。

パーティお揃いのかっこいいやつだ。カワセミとドラゴンとフクロウの混じったデザインだ。

すみっコにフェンリルとケットシーを小さく入れないと。あいつら拗ねるからな。

材質は持ち込みでオリハルコンにした。材料費入れたら高いからな。鉱山で採掘しておいて良かった。

鉱山で採れた宝石を目に入れてもらおうかな。デザイン画をさっと描いて渡す。

10個ほど注文した。何人居たっけ? キングは付けられないよね。

キングだけペンダントトップに金具を付けて装備に付けることにした。

2〜3日で出来るそうだ、速い。

専属の工房を持っているらしい。

出来上がったら色々能力を付与してみようかな。

ーーーーー

武器屋で色々な武器を見て回った。

あっ、かっこいい短剣があった。

いかにもなデザインだ魔剣みたいだ。

ん?

呪われている?

呪い屋本舗の本領発揮だ。

店の人に許可を得て、解析玉で解析する。

自分でも出来るけどね。

なになに『持った者が、強くなったと勘違いする呪』

やられた、持ってしまった。

だめなやつだこれ、商売っけを感じる。

店員を睨みつけると、びびりやがった。

呪い屋本舗を舐めるなよ。

問いただしてみると、店側は知らなかったようだ。持ち込みで買い取ったものらしい。

こういうものが蔓延るのであれば、呪い屋本舗の需要がありそうだ。出店を打診しておこう。

もう、武器は自分で作ろっと。

ーーーーー

日が暮れてきた

これまでの長旅と街を歩き回り疲れたためかその夜は、皆ぐっすりと寝れた。



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