女子中学生が大丈夫
性的魅力を持ったジャンクフードな女子中学生。
もう君のような性的ジャンクフードを頭の中に置きたくない。あの頃が良かった、4階の窓から夏の無下な暑さを君が、そのトロンボーンを吹いていた口で吸い込み、走る僕にエールを送る時間。君の着ている体育着の雰囲気が僕の脚を速くした。
一ヶ月後には生後18年となるが、振り返ってみて僕はタイミングが悪くて勇気というパラメーターの調子がずっと悪かった。
君からの好意に包まれた僕の学校生活の中で、頭の悪い少年には大した選択もなかった。君とは別に、ショートカットで髪色が明るく笑うと妖美な隣の女子と、午前7:00と午後16:00を共にする、同じような女の子の2人が好きだった。少年の思考には学校の可愛い子全員を手に入れるというものがあったが、行動してみると1人のみを選ぶことしかなかった。身体と心のどっちがどっちの考えに属しているのかわからないので、身体論的にも結論はでない。そんなマジックショーのようにすれ違っている考えと行動により僕の中学時代はそこらの石ころと変わらない、誰にも自慢できないものになった。君と前者の女子で遊園地に行った時それは酷いものだった。女子二人と遊園地に行くという、アニメやラノベの読みすぎだと言われる少年にきた望むべき展開を少年はその大きな頭と反比例した小さな勇気で摘んでしまう。自分の劣化版の様な男子を誘い4人で向かった。ペラペラの安っぽい服で、今日のために新調したペアルックの女子2人を見ても少年はなにも奥せず不安を浮かべることができなかった。その癖してなにも勇気はなく、2人で乗ろうと言われても結局自分とその劣化版の2人で乗った。無神論者でもなんでもないクリスマスを行い初詣に願うだけの僕だが神に謝りたい。
その後学期の後半になり少年の性欲も、長距離走のラストスパートの如く駆け上がっていった。少年は当時前者の女子に心を決め、妖美な笑顔をする彼女を完全にはべらせたいと思った。君にSEXとはなにか、フェラとはなにかと聞かれた。少年は君でSEXの練習をし前者の女子に余裕をもって取り組んでいこうと考えた。大きな頭で考えた少年の思慮には女子というものに対しての理解が考慮されていなかった。君にSEXについての説明をして実際に取り掛かろうと約束をとる。順調にもなんにも思えないような少年の計画は、学年で1番可愛いと言われるような女子とその彼氏によって無くしてしまった。君に言ったことが全てその女子にながれ、お堅い雰囲気のこの学校において少年の発言は信じられないものと考えられ取り締まられてしまう。そこからはトントン拍子というやつで、世間の藁半紙のやうな不快感をもつコンプレックスを少年は破ることができずに終わり僕に至る。高校3年となりその計画を縛った女子も君も、前者の女の子も後者の女の子も、全員彼氏がいる。中学生時代、少年だけは取り締まられ、高校生になった僕は男子校で止まったままだ。タイミングが悪く勇気が故障した僕は自分を毎日修理するのでいっぱいになってしまう。地元の友達に会うと、僕のための処女膜がもうみんな破られてしまっているんだなぁと言うとキモすぎでウケる。
きっと勇気のスイッチのつまみを自由に動かせたり、錆びていても塞ぎたいような音をたてながらつまみを動かす男もいるだろう。僕も動かしたかったし動かしたい。現実には5つ子の家庭教師もできないし、中二病な女の子が上の階から降りてくることも、許嫁がいることも、昔遊んでた子が実は女の子で可愛くなって帰ってくることも、スペックの高い年下大卒天才美少女が何故か好きになってくれることも、何もかもないが、女子二人と遊園地に行くことくらいはできた。
本題に戻る、君はなぜ処女を失ったことを僕に告げ抱いてほしそうなことを言ってくるのか、タイミングだけでなく運も悪いのか。君は造形がよく男の血流を良くするような笑顔を持つ、ジャンクフードのように魅力的で一時の満足をくれる。しかしそれを摂取し過ぎたが為に青春心不全に罹る少年がいる、結局少年は口をつけることさえもできていたかったが。ジャンクフードというよりは原子力汚染のようなのか、君をラジウムガールと呼ぶのか。
僕の知っているラノベやアニメには、昔ヤレなかった女の子が高校生になって処女を捨てて帰ってくるようなものを見たことがない。あったとしたら受け入れられたか。本当に酷い人生か、極大コンプレックス。
君が中学生の時は受け入れられた。というよりは処女の時までは大丈夫だったか。
ただの拗らせた男子校です。
キモイとかなんでもコメントください。