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異世界で調合は最強です  作者: あいら
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1-9

「これで怪しい物ではないってわかったでしょう?」


中身が5分の1ぐらいになったちょーハイポーションを、

再度その人物の口元に持っていく、


少し迷う素振りを見せたが、その後、残りを全て飲み干した。


血の気がなく、青白くなっていた肌は、どんどん色を取り戻し、

息も正常に戻ったようだ。


「良かった、助かったようですね」


警戒されないように、優しく笑顔で話しかけるが、

相手は何の反応もない。


どこかぼーぜんとしているようだ。


まあ、今まで怖いモンスターに終われ、

生きるか死ぬかだったのだ、この反応でも仕方ないだろう。


「食べ物も少しはある、何かあったら言って下さい」


そう言ってその人物から離れた。


その目の先では、グリーンのモンスターが5体程、

かなり上等そうな剣を持ち、今だ威嚇している。


指にも宝石らしき物を付けたりしているので、

かなりのお金持ちか、奪ったのか・・・恐らく後者だろうと検討をつける。


取りあえず、世界樹の結界はパネルの情報通りだった。


パネルの情報を過信してしまうのはいけないかもしれないが、

ある程度信憑性のある情報が提供されているのは、間違いない。


あのモンスターの情報は載っていないかな・・・


パネルで情報を呼び出すも、”ジェネラルゴブリン”

と言う種類だと分かっただけで、強さや弱点は分からない。


やはり触ってみないと鑑定はできないようで、

鑑定してないと情報はかなり限定的だ、

とは言え、あの結界の外で奇声を上げているジェネラルゴブリンに、

触ってみようと言う気もおきないが・・・


結界の外で騒ぎ続けている時点で、あまり知能は高くなさそうだ。

とりあえず、結界の外に出ない限り問題はなさそうなので、放置する事にした。

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