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太陽は淋しがっている

作者: 白萩アキラ

お昼がこの地に帰るとき

私は晴天を見上げ身体を伸ばす

そんなことはしないだろう

きっと何かに無心になって

その空の色を覚える機会もないだろう

太陽はきっと淋しがっているに違いない

私は夜を待ち望む

お昼が去ったこの地見て

安堵と共に余暇が来る

人の営みとは昼のこと

人の安らぎとは夜のこと

それは当たり前のことなのに

太陽の通り道すらも分からない

いつ去っていったかも知りもしない

私は夜空を見上げ身体を伸ばす

そんなこともしないだろう

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