第35話 私をその場所へ
私が目を開けるとそこは真っ白なところだった
真っ白な椅子に座らせられて
??「ここは?私は」
私はあの子と会えなくなってからずっと探してて組織にも聞いて結局死んだと聞いてからあの子の家であの子のベッドであの子の布団に入ったままお腹に刀を刺したんだ
??「えへ、えへへへへへへへ。えへぇ、あの子の香りに包まれて死ねたんだぁ。あはっあはははははははははははははははははは」
あぁ幸せだよぉだけどまた会いたいなぁ今度は組織なんかどうでもいいところでとなりで寝てとなりでご飯を食べてずぅっととなりで過ごしてそれからそれからぁえへへへへへへ
彼女は右、左と揺れながら妄想をふくらます
そんなとき目の前に金髪の白い服を着た少女が歩いてきた
リインライト「お楽しみのなか悪いのですが話を聞いてくれませんか?」
リインライトの言葉に彼女はいかにも戦闘体制と言った具合の殺気を放つ
??「…誰?おねえさん?っふふ」
だがそんな殺気とは真逆に彼女は笑顔だった
リインライト「私は転生の神、そして貴女の敵ではありません」
??「へぇ?そうなんだ?私の幸せな時間を邪魔したのに?私の敵じゃない?違うよ…おねえさんは死刑対象だよ?きゃはっきゃははははははは」
リインライト(ちょっと待って?どうしようか、いや確かに邪魔?はしたけども一応断りは入れたよ?どうしよう、えと、あと)
リインライトが困っているとリインライトの後ろからクファが現れお辞儀をしながら
クファ「瀬羅様少しだけ時間をくれませんか」
瀬羅「へぇ~。…まぁいいよ用件はなにかな?」
クファ「まず呼び出した私達が言うのはお門違いかも知れませんがなぜ困惑していないのでしょうか」
瀬羅「なぜって私は死んだ、なのになぜかどこも怪我もなく苦しいこともなく周りを見れば治療室ではない白い空間。この椅子もね。そしてね一番こんなに混乱せずにいるのはね、あの子の香りに包まれて死ねたから今とっても幸せなんだよ。あはっはは、ふふ~」
事も無げに言い始めたがだんだんと頬が赤く染まり自分の世界に入っていった
クファはその様子に絶句するが頭を振って気を持ち直す
クファ「…で、では本題に入って宜しいでしょうか」
瀬羅はクファを睨みながら「いいよ」と言った
クファ「そ、れでは瀬羅様は元いた世界では死にましたが、私達が一番気にかけている世界アルテランへの転生及び転移の適応者ですのでその選択をしてもらおうと思っています」
瀬羅「異世界転生か~。…あの子は?」
クファ「瀬羅様が言うあの方はアルテランに転生してもらっています」
瀬羅「そう、じゃああの子はアルテランじゃエルサなのかしら」
クファ「ええそうですよくわかりましたね」
瀬羅「それはもちろんあの子がだぁい好きだからね」
瀬羅は楽しそうに言うその後に「…でも」と続ける
瀬羅「でも、転移がいいかな年齢は13にして能力的にはあの子の100分の1がいいな」
そう言うがクファは数秒ほど悩み話し出した
クファ「…転移は可能です年齢を13にすることも可能です。しかしあの方の100分の1の能力にはできません」
瀬羅「どうして?」
能力値に関しては無茶だと思っているためあまり怒ってはいない
クファ「あの方は強すぎるため100分の1であろうとその能力を私達は与えられませんし私達もありません」
瀬羅「そっかぁ…そうか、そうなんだあ、へ~。あの子そんなに強いんだぁじゃああの子抜きでアルテラン最強までは全然くれるのかな?」
クファ「はい問題ありませんそれどころか今現在のあの方を含めないアルテラン最強の1000000倍ぐらいまで上げられます」
瀬羅「ん~そうだなぁ最強の100倍ぐらいでいいよ。逆にあの子がもしいなかったらパワーバランスが崩れるか」
クファ「大丈夫です。あの世界が滅亡すると生きていられなくなるので崩れたところで問題は然程ないです」
瀬羅「じゃあ滅亡したら貴女達が困るんだね?」
クファは痛いところを疲れたと思った
クファ「はい。そうです」
瀬羅「ふ~ん、まぁあの子もいるし私は暴れるけどそこまではしないよ」
クファ「ありがとうございます」
リインライト「では、一旦まとめましょう。まず瀬良様は転移、年齢は13とし、能力としては今現状のあの方を含めない最強の100倍。今のところ間違いはないですね」
瀬良「ええいいわ」
クファ「では次に身につけるスキルを━━」
瀬良「ひとつでいいわ」
瀬良はクファの言葉を遮って答えた
クファ「…瀬良様はほぼ全てのスキルを身につけられますがいいのですか?」
瀬良「ん~とね、私が望んでるスキルはないと思うのよね。もしかしたらにたようなのがあるかもしれないけどね」
クファは一瞬どうしたものかと悩んだが問題ないと結論づけた、リインライトはパネルを手元に4つほど浮き上がらせ作業に入っており聞いていない
クファ「どういったスキルか聞かせてください」
瀬良「エルサ絶対視」
暗い道にカツッカツッと足音が響くその足音の主はある鉄格子の前で立ち止まる
すると鉄格子の奥から野太い声が聞こえてくる
ゼイ「よぉ久しぶりだな、悪いなろくに食べてねえせいでいつものように声が出せん」
????「…。」
ゼイ「何か返してくれても良いと思うぜ?同じSランだろ?魔眼持ち」
????「…お前も持っているだろう魔眼は」
????から言われ「まあな」と返す
ゼイ「さてこっから出してくんね?暗殺者」




