第27話 優しいばけもの
本当に率直に言うのねぇ、ヒシンって
エルサ「アーネも聞いたわよ?それ、エルサよ?今までと同じだよ?」
ヒシンは眉をひそめた
あら?ヒシンって悪く言うと考えなしの言動をする子じゃなかったかしら?
ヒシン「俺もそれはあいつに聞いた」
エルサ「アーネから聞いたのね。て言うことはアーネはそれほど心配だったのかしら、私はもう大丈夫なのに」
ヒシン「あぁそうだな」
疑いが晴れませんねぇ正直あの子はしばらく眠っていてもらうので今まで通り過ごしたいのですが
|ヒシン|
部屋に入る前から知っていたいや視ていたから分かっていた、あの化け物は違う悪魔に変わっていたことを俺は知っている。俺は誤魔化すのは苦手だ、だがそのまま聞いてみたら
エルサ「アーネも聞いたわよ?それ、エルサよ?今までと同じだよ?」
あっさりと答えやがった
今までとか完全に今の自分は違うと言ってるもんじゃねえか。
…バカだなほんとに考える頭もってねえわ
あいつに聞いたと言えば心配だったのか悩んでやがる
俺が今一番悩んでんだよお前の情報を視たら詳細を視れねえのは同じ、だが今までにお前にしかついていなかった《スキル多重人格》に[優]が隣についてんだよ意味がわからない。
悩んでも仕方がねぇ、俺は誤魔化すのは無理だなら言ってやる今のところこいつなら問題は無いだろう…
ヒシン「…もう一度言う。お前はエルサの人格のどいつだ」
そう言った瞬間ヒシンの右腕と右足が跳ね飛んだ
右足は足首が折れ曲がり斜めに壁へ激突しべちゃっと潰れた音をたて、右腕は天井まで飛んで行き血を天井、壁、床にと撒き散らしながら激突し剥がれ落ちる
ヒシンは支えを失い右側へ倒れこむ
ヒシン(何が…起きた?)
エルサが布団をのけ、ベッドからヒシンの前へおりる
ヒシンは顔を上げエルサを視、目を見開き、エルサはヒシンを見下すように見ていた。きらびやかな蒼い双眸で




