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energy6:アポロン

ハァ〜

治樹([ヴァンデミエール]に入ったものの、戦うってか〜)

治樹はあの時「エナジースーツには興味があったし、別にいいよ。」と言った。だが、こういったことを次の日の朝になって後悔しだした。

正也「どうした三島?こんなに落ち込むなんてな。」

治樹「え・・・あ!いやいやいや、何でもないよ。」

「エナジースーツに変身したんだ」なんて言えるわけがない。笑われて終わりだ。

ガラガラガラ

香「おはよ〜」

香が来た。眠たそうだ。

治樹「あっ。」

治樹は香とたまたま目が合った。

キラーン

香の目が光った。

治樹「うわ〜」

治樹は結構びびっていた。

正也「おい、どうしたんだよ」


マスク・オブ・サン「総統。やはりあの[ヴァンデミエール]を倒すためには・・・」

???「我々三幹部が動き出さねば無理ということか・・・」

総統「エナジースーツの中でも抜きん出て強い組織だそうだな?」

???「某が出陣してやろうかの?」

???「いや、私が行こう。」

サン「マスク・オブ・ゴールデン様が!」

ここは、どこかにある[ブラックジーベン]のアジトである。玉座に座っている影で見えない男が総統。

そして、真ん中にいるマスク・オブ・サンの隣にいるスフィンクスのような仮面をつけたマントの男が

マスク・オブ・オールデンである。

マスク・オブ・ゴールデン「大丈夫ですよ。私は最高幹部ですのでな。」


リンネス「またザコ・・・」

サージルグ「これでザコ?」

インバルト「そうだな・・・ザコだな。」

サージルグ「[ブラックジーベン]って強いんだろ?」

リンネス「何いってんのよ!?あの時のアンタ凄かったわよ?」

3人はちょうどB級組織を潰したところだ。B級の中でも相当ザコらしい。すると・・・

シュゥゥゥ・・・ サラァ・・・・ 

???「そらそうだ。お前らをおびき寄せるためのエサに過ぎんのでな。」

???「今日がお前らの最期だ。フフフフフ・・・」

スタッ スタッ

3人の周りに金粉と水蒸気が飛び回った。そして金粉や水蒸気はそれぞれ一箇所に集まり、やがて金粉はマスク・オブ・ゴールデン、水蒸気はマスク・オブ・サンとなった。

インバルト「やはりそうか・・・」

リンネス「だれ?その金色の奴?」

サージルグ「こいつこの前の奴じゃん!」

ブルブルッ

サージルグは震えていた。

サン「お前はあの時のスナイパーか・・・どうやら我々と戦うつもりだな。」

サージルグ「しょ、しょうがないだろ!」

サン「フッ・・・」

ゴールデン「私はマスク・オブ・ゴールデン・・・[ブラックジーベン]最高幹部である。」

リンネス「え!?」

マスク・オブ・ゴールデンは香の弟を殺した男だった。

リンネス「おまえ・・・ワタシの弟を!!」

バッ ギューーン

リンネス「クロス・・・ウィング・・・」

ゴールデン「・・・」

リンネス「ストラァァイク!!・・・って、なっ!」

サッ ガキィィィィン

リンネスはクロスウィングストライクをゴールデンに仕掛けたがゴールデンは手に持っていた先端に髑髏のついてある棒・・・骸の杖で受け止めた。

ゴールデン「残念ですな。」

インバルト「くそっ!!」

サッ ドゥン・・・

インバルトはゴールデンに向かって衝撃波を出した。

サッ ボゥン・・・

しかしそれはサンが出した火の玉と相殺した。

サン「フッ。」

バッ スタッ

シャッ

リンネスは上空に飛び上がると肩に付いてある羽根・・・リンネスフェザーを数本、2人に向かって投げた。

サン「ん?」

ゴールデン「何だ?」

キキィン 

2人は何本かはそれぞれの武器で跳ね返したが腕や足などをかすってしまった

リンネス「よしっ!!」

ギューン ズバァン

サン「ぐあっ!」

リンネスは2人が呆気にとられている隙にサンを翼で斬った。サンはその場に崩れた

インバルト「今だ!」

ドゥゥゥゥンッ

インバルトはゴールデンに向かって衝撃波を出した。

ゴールデン「おや?」

サッ ビィィィィッ

ゴールデンは骸の杖の先端にある髑髏から赤いビームを出した。そしてそれは衝撃波と相殺した。

ゴールデン「やはり一筋縄ではいかないようですな。フンッ!!」

バッ 

髑髏「カカカカカカカッ」

ビカーン フワ・・・・

ゴールデンが念力を込めると髑髏が突然笑い出し、骸の杖から髑髏だけが浮遊した。

ユラァーーー ビィィッ ビィィッ

インバルト「なっ!クッ・・・」

リンネス「ええっ!?わっ!」

2人は髑髏の奇怪な動きとビームに驚いた。2人は必死に避けた。しかし・・・

サン「フンッ、くらえ!」

ボゥッ ギュルルルル 

インバルト「はっ!?しまった・・・」

リンネス「うわっ!くそ・・・」

体勢を立て直したサンが投げた火の輪によって2人は体勢を崩してしまった。

ゴールデン「よくやった。マスク・オブ・サン。」

カァァァァァ・・・

髑髏の口が開き、紫色の光線が発射されそうになった。しかし・・・

ビシッ ビシッ

ゴールデン「ん?」

銃弾らしきものが数発髑髏に当たった。

リンネス「銃弾?まさか・・・」

インバルト「逃げたのかと思っていたが・・・」

はるか遠くでサージルグが撃ったのだ。

ゴールデン「マスク・オブ・サン、遠くで撃っている男を捜せ。」

サン「はっ。わかりました。」

ビシッ

また銃弾が飛んだ。

サン(今飛んできた銃弾の方向は・・・ななめ右か。)

バッ タッタッタッ

サンはサージルグがいるとされる方向へ走っていった。

キィィン

今度はサンの方に銃弾は飛んできた。

サン「やはりそこか。」

サンは火の玉を出そうとした。しかし・・・

ドォォォン・・・

サンの真下が爆発した。

サン「グッ!!地雷か!?」

タッ ジャキッ

サンの正面にサージルグがライフルを構えながら現れた。

サージルグ「その地雷は僕が仕掛けた・・・くらえぇ!!」

バンッバンッバンッ ビシッビシッビシッ 

サン「ぐわっ!!」

ドサッ

真正面で銃弾をくらい、サンは後ろに倒れた。

サージルグ(やっぱやればできるんだなぁ。)

ボコッ ゴォーーーーッ

そう思っていたところに突如火柱があがった。

サージルグ「うわっ!!」

サージルグはまともにくらってしまったため、その場に倒れた。

バーン ドサッ

サージルグ「くっ・・・」

サン「調子に乗りおって・・・」

カァァァァッ

サンの仮面が赤く光った。

インバルト「ん?火柱・・・リンネス、後は頼む。」

ドゥン バッ

インバルトは足にある衝撃波装置・・・ショックレッグから衝撃波を放出し飛び上がりながらサージルグのもとへ向かった。

サン「くらえ・・・・!」

サージルグ「う・・・・うわ・・・」

ビカァァァァッ

サン「アポロンシャイン!!!!」

サンの仮面から赤い光線が発射された。そしてそれはサージルグへと向かっていった。このままでは、サージルグに直撃だ。その時・・・

バッ スタッ サッ

インバルト「マクスインパルス!!」

サン「ん!?」

ドゥゥゥゥン・・・・ ガガァァァァン・・・・

サージルグをかばう形でインバルトが立ち、ショックレットと構え、普通より数倍の威力を持った衝撃波を放出し、アポロンシャインと激突した。

ジリジリ・・・

サン「ぐぅぅぅぅっ・・・・」

インバルト「くっ・・・・」

威力は互角だがいつ折れてもいい状況だった。

インバルト「サージルグ、今だ・・・撃て。」

サージルグ「え?あ、ああ。」

ガチャッ ピッ ギュルルルル

サージルグは腕のライフルに付いてあるボタンのうちの一つを押した。すると、ライフルから回転音が聞こえてきた。

サージルグ「スピニング・・・・ファイヤ!!」

ダァン ギュルルルル ズドォォン

サージルグが撃つと、回転する弾丸がサンの腹部を貫いた。

サン「うっ!!」

ガクッ

思わずサンは体勢を崩してしまった。

インバルト「ふっ・・・終わりだ・・・」

グァァァァァッ ドバァァァァァン!!!

サン「うああああああ!!!」

マクスインパルスを直撃でくらってしまったサンは思いっきり吹き飛んだ。

ズザザザザザァァ・・・

サン「ハァ・・・ハァ・・・」

インバルト「負けたな・・・[ブラックジーベン]幹部・・・マスク・オブ・サン。」

サン「フフフ・・・」

インバルト「何がおかしい?」

サン「幹部といったところで・・・総統に比べれば非力なものだ・・・私1人死んだところで・・・総統は何も思わない・・・」

ガクッ

マスク・オブ・サンは死んだ。Aクラスの犯罪組織には「殺し」が許可されていた。

インバルト「サージルグ・・・いや・・・三島。」

サージルグ「ん?藤崎・・・」

インバルト「犯罪者といったって・・・死ぬ姿を見るのは・・・やっぱつらいな・・・」

サージルグ「ま、まあ・・・」


一方、リンネスは・・・・



敵紹介


マスク・オブ・ゴールデン

武器:骸の杖 骸は空を飛ぶことができ、目からビームが出せる

外見;仮面はスフィンクスみたいでマントを羽織っている




























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