表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/31

energy20:ブレイク

バズグ「潰す?なぜお前が潰すのだ?」

ジュガシヴ「一ヶ月前、俺はお前に負けた。そして[ボリシェヴィキ]に入った。」

バズグ「そうだ。そしてお前は[ボリシェヴィキ]の3番目のメンバーになった。」

ジュガジヴ「だが、もう俺には[ボリシェヴィキ]にいる必要はなくなった。俺は[列強]になったからな。」

セドルフ「自惚れるな!我々は[列強]になれないのではなく、ならないのだ!日本政府の狗になど、なってたまるか!」

ジュガシヴ「[列強]に負けたお前らが言ったところで、ただの言い訳にしか聞こえないぜ。ハハハハッ!」

セドルフ「ぐぅっ・・・」

バズグ「じゃあお前は[列強]に、いやまず我々に勝つことができるのか?」

サッ ギュィィィン!!

ジュガシヴ「自分を過大評価しすぎだろう。」

バズグ「黙れぇぇぇぇっ!!!」

ダダッ

バズグ「セドルフ!お前は手を出すな。この裏切り者は俺がやる。」

セドルフ「わかりました。」

バズグ「くらえぇぇぇっ!!!」

ジュガシヴ「鉄のカーテン・・・」

スッ ヴァン・・・ バチィィッ!

ジュガシヴが前に手を出すと、四角いバリアがジュガシヴの前にできた。ちなみにバリアは透明である。

バズグ「鉄のカーテンか・・・たいそうな名前だな。前に戦った時はそんな名前なかったはずだ!」

ジュガシヴ「いい名前だろ?」

バズグ「なめるな!!貴様忘れたのか!?このバリアは俺には効かん!!」

グァァッ!!

バズグは鉄のカーテンに向けてスピャーラの渾身の一撃を繰り出した。しかし・・・

ジュガシヴ「フフフ・・・」

スッ ガチャ・・・  ドゥン!!

バズグ「ぐあぁっ!!」

ジュガシヴが放ったライフルの銃弾がそれを阻んだ。

バズグ「な・・・何?」

セドルフ「弾丸がバリアを通り抜けた・・・」

ジュガシヴ「俺がこの力に早くに気づいていれば、お前など敵ではなかったのだ。」

バズグ「く・・・くそぉ!!これならどうだ!」

ガチャ・・・ ダンッ!

ジュガシヴ「ブラッディ日曜日サンディ!!」

ギュルルルッ!!

ジュガシヴ「鉄のカーテン・・・」

バジィィッ!

ジュガシヴ「・・・」

ガチャ ダァン! ダァン!

ジュガシヴはライフルを放ったが、ブラッディ日曜日サンディに弾かれた。

バズグ「こんなもの効くか!」

ビキッ ビキッ

鉄のカーテンにヒビが入った。

バズグ「どうだ!!私の革命など誰にも止められない!!」

ギュィィィン!! ピシィィ!・・・

スピャーラに拍車がかかる。鉄のカーテンにさらにヒビが入る。

ジュガシヴ「・・・」

サッ

ジュガシヴは両手をかざした。そして・・・

ジュガシヴ「強制グラーグ収容ラーゲリ・・・」

ヴァン・・・

バズグの周りに透明の立方体を創った。つまり、バズグはバリアに囲まれたのだ。

バズグ「な、何だ!?」

スピャーラを足から外し、バリアの上に立ったバズグは困惑した。

ジュガシヴ「さあて・・・お前はもう終わりだ。」

バズグ「な・・・何だと!?こんなバリアなど・・・」

ギュイイン! ガキィィン!! ガキィィン!!!

バズグ「な・・・何?」

ジュガシヴ「この囲いは鉄のカーテンの五倍固い。お前では無理だ。・・・疲れた。」

バズグ「疲れただと!!なめているのか!!??」

ジュガシヴ「・・・疲れた。止めを刺そう。クックック・・・」

フゥゥゥッ・・・・

バズグ「な・・・何だ!!周りが全く見えん!!」

バリアが突然黒くなった。

ジュガシヴ「粛清テロル・・・」

ガチャガチャ ダァン!!

ジュガシヴはライフルをバズグに放った。

バズグ「ウワッ!!」

発砲音を聞いて、バズグは身をかがめる。バズグの真上を銃弾は前方のバリアをすり抜け、通過するが・・・

キン! ズドン!

後方のバリアをすり抜けることはなかった。銃弾は跳ね返り、バズグに命中した。

バズグ「グアッ!!・・・どういうことだ・・・銃弾はすり抜けるはずじゃなかったのか?」

ジュガシヴ「クックック・・・教えてやろう。バリアが銃弾をすり抜けるも、すり抜けないも私の自由なのだ。つまり・・・私が創り上げたこの密閉地帯は貴様の死刑台というわけだ。」

バズグ「自由だと?」

ジュガシヴ「だからお前は・・・いや、説明するのも面倒くさいな。」

スッ ガチャ・・・

ジュガシヴは、ライフルに今までと違う弾を装填した。

ジュガシヴ「極寒シベリアン処刑エクスキューション

ダァァン!

ライフルからはいつもより大きな音がバリアに向かって鳴った。そして・・・

ズドドドドゥン・・・

バズグ「グァァァァッ!!!!」

ジュガシヴ「フッフッフ・・・」

フゥ・・・  ドサッ

バズグの悲鳴と共にバリアは解除され、バズグは落ちていった。

セドルフ「浦地さん!!」

バズグ「お・・・お前・・・何をした・・・」

ジュガシヴ「・・・このライフル・・・ドラグノフは弾次第でさまざまなバリエーションを持っている・・・」

バズグ「じゃあ・・・さっきのは・・・散弾銃ショットガン・・・」

ジュガシヴ「クックック・・・ハハハハハハッ!!!」

セドルフ「く・・・くそぉっ!」

ピッピッピッ

セドルフ「な、なんだこれは!![メンシェヴィキ]が全部壊滅してる・・・」

セドルフはチェインジビジョンを見てこう言った。

バズグ「そんなバカな!!・・・あ、ありえんぞ!!」

ジュガシヴ「思った通りだ。[列強]が動き出したというわけか。」(クックック・・・栄己だけに言ったつもりが、[列強]全員が動き出すとはな・・・)

ガチャ

ジュガシヴ「おい、降りろ。この戦いから降りろ。」

ジュガシヴはバズグに銃を向けてこう言った。

バズグ「ど、どういうことだ!?」

ジュガシヴ「その[チェインジビジョン]でできるだろ。」

セドルフ「き、貴様ぁぁぁっ!!」

ブンッ! ガキィィン!!

セドルフ「くそぉう!!」

セドルフは爆烈棍をジュガシヴに振りかぶったがバリアに阻まれた。

ジュガシヴ「ククッ、早くやれ。」

バズグ「だ、誰が・・・私はか、革命を・・・」

ダァン!!

ジュガシヴ「・・・・・・やれ。何度も言わせるな。」

バズグ「ハ・・・ハ・・・」

ジュガシヴ「まあいいや。今する必要はないな。とりあえず、明日までによく考えておくんだな。登呂津、お前はどうする?」

セドルフ「な、何?・・・」

ジュガシヴ「・・・」

ガチャ

セドルフ「ちっ!」

ダダッ

セドルフは逃げた。

ジュガシヴ「クックック。登呂津はまあいいか。だがお前はだめだな。降りるか、それとも、[帝王]にでも頼むんだな。ハッハッハ・・・」

タッタッタ

バズグ「エ・・・エナジースーツ・・・お・・・恐るべし・・・」


[メンシェヴィキ]No.5アジト―

ピピピッ

バドガイザ「・・・[ボリシェヴィキ]崩壊か・・・」

バズグがリタイアしたことによる[ボリシェヴィキ]崩壊はチェインジビジョンを伝って[列強]たちに知れ渡った。ちなみに他の[列強]は別のアジトに向かっていた。

カァァァッ バァァァン!

王史「ふっ。今のうちに[ボリシェヴィキ]を潰しといてよかった。問題はこれからか・・・」



エナジースーツ紹介


ジュガシヴ

装着者 座原鋼健

武器 ドラグノフ(ライフルとショットガンの機能をあわせもつ)

能力 バリアを張る

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ