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energy18:ロイヤル

B級組織[ジパング革命軍]アジト―

リーダー「くたばれ!!」

ビィィィッ!!

テロリスト達のレーザーガンがボナパルトに向けて放たれる。しかし・・・

バッ

ボナパルト「小暗黒空間コスモブラックホール!!」

ヴァン・・・ ビシュウン・・・

ボナパルトの右手にレーザーはあっさり吸収される。

リーダー「なにぃ!なんだあいつは!?」

ボナパルト「B級組織はこれで二つ目か・・・あっけない。開放だ・・・」

ヴァン・・・ ビィィィッ! ビシュゥゥン!

リーダーらの前に小さな宇宙空間が現われ、ビームがリーダー達に向けて飛んでくる。

リーダー達「「「「うわぁぁぁっ!!」」」」

直撃は確定的だと思ったその時、

ヴァン・・・ バチィィィィッ!

リーダー「はっ・・・?」

ボナパルト「ん?」

リーダーの前に突如バリアが張られ、ビームは弾かれた。

???「よう!多分栄己か九条だろ?。」

ボナパルト「何でわかった?」

???「こういう戦闘スタイルを他の[列強]がするとは思わねぇな・・・」

ボナパルト「・・・座原だな。お前。エナジースーツの名は?」

???「名前はジュガシヴだ。」

ボナパルト「で、何しに来た?そういえばお前革命がどうたらこうたら言ってたな・・・俺を倒しに来たのか?」

ジュガシヴ「何だ、聞いてねえのか。[ボリシェヴィキ]を。」

ボナパルト「[ボリシェヴィキ]?それを言うなら[メンシェヴィキ]じゃねえのか?」

ジュガシヴ「[メンシェヴィキ]が[ボリシェヴィキ]に従ってるファクション。いわばシンパ集団だな。」

ボナパルト「じゃあ、座原はその[ボリシェヴィキ]の一人だってのか?」

ジュガシヴ「そういうことだな、だが今、帝塚と伊能がアジトを襲撃しているらしい。」

ボナパルト「そうか・・・何で座原は助けにいかねえんだ?」

ジュガシヴ「俺が[ボリシェヴィキ]のメンバーになった時、俺はそのリーダーより弱かった。だが今は強い。」

ボナパルト「それは自惚れか?」

ジュガシヴ「自惚れじゃないさ。証拠、みせてやろうか?そこにいるテロリストどもで。」

リーダー「えっ・・・!?」

腰を抜かしていた[ジパング革命軍]のメンバー達は驚いた。

ボナパルト「じゃあ、俺は見てればいいんだな。勝手にしろ・・・」

タッタッタッ ドカッ

ボナパルトは少し離れたところでジュガシヴの戦いを見ることにした。

ジュガシヴ「さっ、始めそうぜ・・・」


[ボリシェヴィキ]アジト前―

バズグ「帝塚、お前の武器はその腰にあるサーベルか?」

バドガイザ「そうだ。」

バズグ「よくそれで[列強]になれたな。だが、お前は今日で終わりだ。なぜなら、このスピャーラでお前を倒してしまうからだ・・・」

ババッ ギュィィィン!・・・

バズグの武器は騎兵槍の形をした2本のドリル・・・スピャーラである。

スラァッ・・・ 

対するバドガイザの武器は、ただのサーベルである。

バズグ「お前は負けるのだ。自分の武器の機能性を恨むがいい。」

バドガイザ「・・・[メンシェヴィキ]のアジトにいった時、。」

ダッ ギッ! ガィン! ガィン!

先に仕掛けたのはバズグだった。バドガイザのサーベルはドリルに触れるたびに弾かれ、思うように動くことができない。

バズグ「ふっ、いかにお前がテクニックにおいて勝っていても私の破壊力には勝てない。さあ、引導を渡すときだな。」

バドガイザ「・・・」

ババッ

バズグはバドガイザから離れた。

バズグ「これで決めてやる・・・」

ガチャ

バズグはスピャーラを足に装着した。そして・・・

ダンッ!! ギュルルルッ!! 

バズグ「革命の刻は来た!ブラッディ日曜日サンディ!!」

高く飛び上がり、両足に装着したスピャーラをバドガイザに向けた。すると、まるでライダーキックのように、斜めに急降下を始めた。

バズグ「フハハハハハッ!!」

しかし・・・

バドガイザ「帝王ソード・オブカイザー

ピタァッ・・・

バズグ「ハハハッ・・・何ぃ!?」

バドガイザのサーベルにバズグが触れた瞬間、バズグの動きが止まった。さらに・・・

ズバァン!!

バズグ「ぐわぁぁっ!いつの間に・・・」

バズグの体に斬撃が走った。

ドサァッ・・・

バズグ「貴様・・・何をしたんだ!?」

バドガイザ「貴様に教えることはない。」

バズグ「何だと・・・?」

ギュィィィン! ダダッ

バズグ「ふざけるなーーー!!!」

バズグはスピャーラを腕に持ち替え、バドガイザに突進した。

バズグ「ぐぁぁぁーーーっ!!!」

ブンッ! ブンッ!

二つの凶器が容赦なくバドガイザに襲い掛かる。しかし・・・

スルッ・・・

バドガイザはけして退くことなくスピャーラをかわし、そして・・・

ビュッ!!! トン・・・

バドガイザ「!!!」

サーベルをバズグの胸に、突き出す形でサーベルをあてた。

バドガイザ「帝王ロード・オブカイザー

ドシュッ!! ドガァァン!! ドサッ・・・

サーベルはバズグの体を貫き、そして、まっすぐ吹き飛んだ。

バズグ「グ・・・グフッ・・・まさか・・・この私が・・・」

バドガイザ「安心しろ。エナジースーツを貫いたとしても、怪我は全くないはずだ。少なくとも、能力者同士での戦いではな。」

タッタッタッ

ライトロン「おう。そっちも決着ついたか。」

バズグ「・・・登呂津も負けたのか!・・・どうやら私は[列強]をなめていたようだ・・・」

バドガイザ「今回は注意だけですんだが、またこういうことをした場合は、ファクションの解散、最悪の場合は能力を失うことになる。日本政府の決めたことだ。」

バズグ「日本政府か・・・」

バドガイザ「お前らのことを我々が公言することはない。安心するんだな。じゃあ、行くぞ、伊能。」

ライトロン「あ、ああ・・・」

タッ タッ タッ

2人はアジトを去った。

バァァァッ!

2人は変身を解いた。

隼人「こんなことって、日本政府がいちいち介入することか?」

王史「・・・日本政府にとってこういうことは想定内だった。しかし、あえて私たち[列強]に革命を防ぐことを命じたのだ。現時点での実力を調べたかったのだろう。」

隼人「じゃあ、浦地は?」

王史「今後、浦地がこういう運動を起こしても、さっき私が言ったような処罰は、形の上では制定されていても、行使されることはないだろう。」

隼人「いいかげんなんだな、政府も。」

王史「そうでもない。すべては想定内だ。そう・・・」

王史が何かを言おうとした時・・・

浦地「私は何度でも革命を起こす!!何度敗れようとな!!!」

アジトから浦地の叫びが聞こえた。

隼人「!!あいつ、あきらめてないのか。」

王史「そう・・・浦地がまた行動を起こすこともな。」



エナジースーツ紹介

バズグ

装着者 浦地零

武器 スピャーラ(騎兵槍の形をしたドリル)

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