energy17:ボム
[メンシェヴィキ]No.1アジト―
メンバーA「これからこの組織どうなるんだろーなー。」
メンバーB「[列強]が来たりして。」
メンバーC「[列強]が来たら、いくら[ボリシェヴィキ]でもあぶねーよなー。」
メンバーA「そん時は俺たちの自由の時だな。[列強]が来たら通してやろうぜ。」
メンバーC「でも[ボリシェヴィキ]が勝ったら・・・」
メンバーB「俺たちは殺されるな。」
メンバーA「リンチか・・・」
メンシェヴィキはNo.1〜No.8まであり、それぞれのアジトに3人づつ見張りがいる。
メンバーB「あ、誰か来た。」
タッ タッ タッ
アジトに来たのは隼人と王史である。
メンバーA「伊能と・・・帝塚?何しにきたんだ?」
ゴォォォッ・・・
王史は[帝王]のオーラを放ちながらこう言った
王史「[ボリシェヴィキ]を潰しにきた。通してくれないか?」
A・B・C「「「どどどどどうぞ!!!!」
隼人(意外とあっさりしてんな・・・)
メンバーB「でも・・・2人だけじゃ・・・」
王史「大丈夫だ。伊能も[列強]だ。」
メンバーC「そ、そうなのか。」
王史「道を開けてくれてありがとう。じゃあな。」
タッ タッ タッ
2人は[ボリシェヴィキ]のアジトを目指し、去っていった。
王史「思った通りだ。」
隼人「[列強]の名を出しただけであいつらビビッてたな。」
王史「これまでの歴史の中で、侵略で勝ち取った国によかった例はない。」
隼人「あんまりオレそういうのに詳しくないんだよな〜」
王史「・・・」
こうして2人は[ボリシェヴィキ]のアジトにむかった。
[ボリシェヴィキ]アジト―
ザザッ
隼人「あ、お前ら・・・」
王史「私が思った通りだ。浦地 零と登呂津 獅朗・・・」
アジトにいたのは浦地と登呂津という男だった。
浦地「ついに[列強]が動き出したようだな・・・」
登呂津「だが、[列強]にこの闘争を止めることはできない!」
隼人「おい、帝塚・・・思った通りって・・・」
王史「あの2人は革命思想を持っている。思想を持つことは自由だが、行動を起こされたらたまらん。」
浦地「行動を起こすことを前提として革命家は思想を持っている。そしてついに・・・この日は来た・・・能力者の頂点に立つお前を倒すことで私が頂点に立ち・・・全ての能力者、そして、これからも現われるであろう能力者を、この[ボリシェヴィキ]の名の下に統率する日が。」
隼人「じゃ、何で[列強]にはならないんだ?」
浦地「私は[列強]として頂点に立つつもりはない・・・私は支配者になるのだ。」
隼人「支配者?どういうことだ?」
浦地「全ての能力者が私の前にひれ伏し、私の采配ひとつでこの守口を変えるほどの力を手にするのだ・・・」
登呂津「俺は浦地さんの協力者として[ボリシェヴィキ]の最初のメンバーになった。」
王史「もう一人のメンバーは?」
浦地「あいつは気まぐれなんでな。どこかをふらついているだろう。そんなことより、お前たち、我々に倒されに来たのだろう?」
ピッ 〜energy〜
ピッ 〜energy〜
浦地「さっさと変身しろ。バズグ・・・」
登呂津「セドルフ・・・」
カァァァッ ジャキーン
カァァァッ ジャキーン
[ボリシェヴィキ]の2人は変身した。
隼人「[列強]としては初か・・・ライトロン!」
王史「バドガイザ・・・」
カァァァッ ジャキーン
カァァァッ ジャキーン
隼人と王史も変身した。
ライトロン「そらっ!!」
サッ バリィィッ!
ライトロンは早速2人に電撃を発射した。しかし・・・
ババッ
2人は電撃をかわした。そして・・・
バズグ「行け、セドルフ。」
セドルフ「はいっ!バズグさん!」
ダダッ
セドルフ「伊能・・・いや、ライトロン、覚悟しろ!!」
ブンッ!! ギィィン!!
ライトロン「うおっ!」
セドルフは腰にあったメイスをライトロンに向けて振るった。ライトロンは咄嗟にエレクトロソードで攻撃を防いだ。
セドルフ「革命の邪魔はさせない!!」
ライトロン「革命なんて時代おくれだぞ!!」
ギギィィン! ガガァァン!
2人の壮絶な攻防が始まった。
バズグ「場所を変えるか?」
バドガイザ「そうしよう。」
タッ タッ タッ
2人は場所を離れて戦うことにした。
ライトロン「ハァ・・・ハァ・・・」
セドルフ「フゥ・・・フゥ・・・」
数分たち、2人の肉体は疲労していた。
セドルフ「タァァァッ!!」
ダッ
ライトロン「まだ来るかよ!!」
ギィィィン!
セドルフの一撃をライトロンは防いだ。しかし・・・
セドルフ「ビロードマイン!」
ボォォォン・・・
メイスの周りが爆発しライトロンは直撃を喰らった。ライトロンは爆発によって吹き飛ばされた。
ライトロン「お前、何をしたんだ・・・?」
ライトロンは立ち上がった。
セドルフ「この爆烈棍は触れたものに対して爆発を起こす特性をもっている。」
ライトロン「さっきまで爆発しなかったのはなぜだ?」
セドルフ「爆発させるかさせないかは俺の自由なのさ。さあ、行くぞ!!」
ブンッ! ブゥンッ!
ライトロン「ちっ!くそっ!」
ライトロンは間合いをとろうとするが、セドルフがそれを許さない。
セドルフ「喰らえ!!」
ブンッ! ギィン!
ライトロン「しまっ・・・」
セドルフ「喰らえ!ビロードマイン!!」
ボゥゥゥン!! ドサッ・・・
ライトロンは倒れた。
セドルフ「お前ほんとに[列強]か?」
ダダッ ブンッ!
セドルフ「くたばれ!!」
セドルフは倒れてるライトロンニ爆烈棍を振り下ろした。
ライトロン「別に[列強]って意識しちゃあ・・・」
ダッ ババッ!
ライトロンは起き上がり、セドルフの一撃をかわし、セドルフの胸に両手をあてた。そして・・・
ライトロン「いねぇよ!!サンダースタンハンド!!」
バチィィッ!!
ライトロンの両手からセドルフにむけて直接電撃が走った。
セドルフ「がぁぁぁっ!!」
ドサッ・・・
セドルフはショックで気絶した。
ライトロン「やっぱお前ら・・・経験不足だな。さて、帝塚のところに行くか・・・」
タッ タッ タッ
ライトロンはその場を去った。
終
エナジースーツ紹介
セドルフ
装着者 登呂津獅朗
武器 爆烈棍(触れると爆発する)