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energy15:タッグ

ボナパルト「お手合わせか・・・お前、[列強]をねらってるか?」

パトリカス「どうしてそんなことを聞くのです?」

ボナパルト「ま、いいや。その話は後にしよう。」

ダッ ギィィィン!!

2人の戦いが始まった。

ボナパルト「お前のその武器・・・しゃくか??」

パトリカス「・・・」

ギギィン! ガィン! ギィン!

パトリカス「強いですね。」

ボナパルト「これしか取り柄がないんでな!!喰らえ!!騎士ナイト!!」

ズバァァン!

パトリカス「ぐっ!!」

ボナパルト「準男爵バロネット!!男爵バロン!!子爵ヴィコント!!伯爵アール!!侯爵マーキス!!公爵デューク!!大公グランドデューク!!!」

ザンッ!! ズバッ!! ズバッ!! ズバァァァァン!!!

パトリカス「・・・・!!!!」

ズザァァァァッ

ボナパルト「紳士ジェントリソード・・・位と共に威力も上がる・・・」

ムクッ

パトリカスは起き上がった。

ボナパルト「お前、まだ本気出してないだろ?」

パトリカス「ふっ、わかりましたか?」 

タタタタタッ

パトリカスはボナパルトに向かっていった。

ボナパルト「何をするかは知らねえが、真っ向勝負なら負けん!!」

ブンッ!!

パトリカス「一の舞・・・」

バッ! フッ・・・

ボナパルトはバロンソーでパトリカスに斬りかかったが、パトリカスはかわした。そして、ボナパルトの横で笏の形を変え、そのまま通り過ぎた。

ボナパルト「その笏・・・扇子だったのか?」

パトリカス「そうです。」

ボナパルト「その扇子が本気ってわけじゃあ・・・

ズバァン!!!

ボナパルト「グハァッ!!」

ガクンッ

ボナパルトは両膝をついた。

パトリカス「この扇子・・・風天は相手に触れずして斬ることができる。」

ボナパルト「な、なにぃ!!」

タッ ギィン! ギンッ!

ボナパルト「くっ!!」

2人の武器が交わっている。しかし・・・

スッ・・・

パトリカスは後ろに一歩退き、そして・・・

パトリカス「二の舞・・・」

ブンッ・・・ズバァン!!!

ボナパルト「ヌアァァッ!!」

パトリカスは縦に風天を振った。そしてボナパルトは見えない斬撃を喰らった。

パトリカス「そろそろ決めますよ・・・大風刃・ヴァーユ!!!」

ブアッ!! ズオッ・・・

風天を横に振ると、大きな風の刃がボナパルトに襲い掛かった。

ボナパルト「ちっ・・・小暗黒世界コスモブラックホール!!!」

サッ ヴァン・・・

ボナパルトが手をかざすと、手が闇におおわれた。そして・・・

ブンッ・・・

風の刃が闇に呑まれた。

パトリカス「!!!・・・何もかもを吸い込むブラックホールか・・・」

ボナパルト「くくくっ・・・開放だ・・・」

ヴァン・・・ グオォォォ・・・ ブアッ!!

ボナパルトは手を元に戻すと、パトリカスの後ろにダーツの的ぐらいの大きさのブラックホールが生まれ、風の刃を吐き出した。

パトリカス「・・・ハッ!!」

ズバァッ!!

パトリカスは間一髪かわしたが、肩にあたってしまった。

ボナパルト「ハァッ・・・ハァッ・・・」

パトリカス「かなりのエナジーを使うようですね?」

ボナパルト「さっきの戦いでも使ったんでな・・・」

パトリカス「さっきって・・・あのテロ組織か?道理でキレが悪いと思えば・・・そういうことですか?」

ボナパルト「はっ、さっきのお前の技だって吸収できたんだ。俺のブラックホールは直接ダメージを与える攻撃以外なら全て吸収できる。」

パトリカス「そうですか。・・・決着、つけますか?」

ボナパルト「ちょっと待った。それは後にしろ。お前の実力はよくわかった。で、お前、[列強]を狙ってるのか?」

パトリカス「う〜ん。狙ってないと言ったら嘘になりますね〜。」

ボナパルト「だったら、話は早い。俺と手を組もうじゃないか。」

パトリカス「ファクションを作るのですか?」

ボナパルト「ちがう。一時的に同盟を組むだけだ。・・・俺の推理があっているなら、お前とはどうも仲良くなれない。」

パトリカス「そう思います?栄己。」

バァーン!

ボナパルトが変身を解くと、そこには興がいた。

興「思うな。九条。」

バァーン!

パトリカスが変身を解くと、そこには美形の男子・・・九条 流堂りゅうどうがいた。

流堂「栄己とは奇妙な因縁ですね。思えば・・・」

興「そんな昔話はどうだっていい。で、どうだ?一緒にB級組織を潰して共に[列強]にならねえか?」

流堂「・・・わかりました。」


二日後―3年1組教室

タッタッタッ

興「おい、野木、話がある。耳貸せ」

正也「何だよ、栄己。」

ゴニョゴニョゴニョ

正也「うそだろ!!」

興「どうだ?ウッ・・・ちょっとトイレに・・・」

タッタッタッ

興は去っていった。

春樹「どうしたの?」

正也「栄己が[列強]になったってよ。公にされるのは今日の夕方だって。」

春樹「ええ!」(栄己が藤崎や伊能と同格なんて・・・)

一方、興はトイレに向かっていた。すると・・・

流堂「栄己、[列強]おめでとう。」

興「へっ、お互い様だな。」

流堂も[列強]になっていた。

興「因縁あるもの同士、意外と息ピッタシだったな。」

流堂「でも、ファクションはつくらないんですよね?」

興「そりゃな、それぞれのファクションつくってから、また戦おうや。ウッ・・・漏れるー!」

タッタッタッ

興はトイレに向かっていった。



エナジースーツ紹介


パトリカス

武器 風天

能力 相手に触れずして斬ることができる。



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