20/24
第20話:新たな試練の接近
朝の光が校庭を染める中、四人の共鳴は微かに緊張した空気を感じていた。
前夜の微かな揺らぎは、ただの錯覚ではなかった。
「……来る、確実に」
柊が全体把握で周囲の波動を読み取り、微細な動きを捉える。
未知なる試練の接近を、確かな手応えとして感じ取ったのだ。
「やっぱり……」
赤い瞳の新キャラが一歩後退する。
昨日までの成功に胸を躍らせつつも、未知の敵への警戒心が消えない。
「でも、私たちなら……」
澪が手を握り、仲間に安心を伝える。
心の波が徐々に安定し、四人の共鳴は再び一つに重なり始める。
光の波が校庭に揺れ、空気が微かに振動する。
敵の影はまだ遠いが、存在感は確かで、試練がすぐそこまで迫っていることを告げていた。
「よし……準備はできてる」
柊が拳を握り、決意を新たにする。
四人の目には、恐怖を超えた共鳴の力と仲間への信頼が宿っていた。
――新たな試練の接近。
光と影が揺れる中、共鳴チームは次なる戦いの一歩を踏み出そうとしていた。




