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第10話:未知なる試練の影
夕暮れの校庭に、微かな影が差し込む。
四人の心は昨日までの安定を取り戻していたが、その静けさを破る存在が現れた。
「……また誰か?」
新キャラの赤い瞳が光り、警戒心を高める。
校門の先に、不穏な気配を漂わせる人物が立っていた。
「君たちが……共鳴チームか」
低く響く声に、四人は一瞬固まる。
昨日までの試練とは明らかに違う、未知なる力の気配だった。
「準備はできてる……よね?」
柊が仲間を見渡し、全体把握の力で周囲を解析する。
澪も微笑みながら、心の波を調整して新キャラを支える。
光の波が校庭に微かに揺れ、四人の呼吸が一つに重なる。
未知の試練の影が、これまでの経験だけでは対処できない力を放っている。
「ここで……負けられない」
柊の決意が心に灯る。
赤い瞳の新キャラも小さく頷き、恐れを覚えつつも挑戦する意志を示す。
――未知なる試練の影は、まだ姿を完全には現さない。
しかし、四人の共鳴は一歩ずつ、その波を受け止め、反応する準備を整えつつあった。




