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第1話:新たな共鳴者の影
朝の学園は、まだ眠りの残る静けさに包まれていた。
柊、澪、少年の三人は、シーズン1を経てさらに絆を深めた共鳴チームとして校庭に立つ。
「……なんだか、今日は少し違う気がする」
澪が風を感じながら呟く。
微かに背後の校門に気配を感じる。
昨日までの平穏とは、明らかに違っていた。
「……あの光は……」
柊の全体把握が、微かな波動を捉える。
視界の端に、新しい人物の存在が映った。
黒髪に赤い瞳。初めて見る少年――いや、新たな共鳴者だ。
その視線は、どこか挑戦的で、しかし孤独感も滲んでいた。
「君は……誰?」
柊が慎重に声をかける。
新しい共鳴者は微かに笑みを浮かべ、周囲の空気を変える。
「僕は……新しい挑戦者。
君たちの共鳴を試すために来たんだ」
澪が一歩前に出る。
その瞳には警戒心と好奇心が同居している。
「挑戦……か」
少年も緊張しつつ、拳を軽く握る。
三人の心が一瞬で互いに重なり、共鳴の波を準備する。
光の波が微かに震え、校庭を包む。
新たな共鳴者の登場は、これまでの安定を揺るがし、次なる試練の始まりを告げていた。
「……受けて立つ」
柊の声に、澪と少年も揃って頷く。
新シーズンの幕開け。
そして、共鳴の物語は再び、激しい光と影の中へ踏み出した。




