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関口君の血が飲みたい

作者: 夜狩仁志

 

 え!?

 うそだろ、おい?


 隣の席の、あの椎名さんが……


 クラスで、いや、学年一の美少女と噂されている、あの椎名さんが……


 道中の電柱に寄りかかるようにして倒れている!?


 今日の俺は珍しく寝坊し、遅刻しそうな時間に慌てて家を出たのだか……


 いつもの時間なら登校中の生徒で、人通りも多いこの道も、この時間は誰も歩いてない。


 どうする?

 そのままにしておくか?

 いや、それはまずい。


 事件か?事故か?

 救急車?パトカー?


 というか、椎名さんって歩いて通学してたんだ。

 もしかして近所に住んでるのか?


 いや、今はそんなことを考えている場合じゃない!

 とにかく椎名さんの容態を確認しなくては!


 急いで近寄りしゃがみこみ、顔を覗き込む。


「椎名さん? 大丈夫か?」

「……ぅ……ぅ」


 目は閉じたままだが、意識はあるようだ。


「どうしたんだ? 具合でも悪いのか?」

「……せ……関口……君?」


 ゆっくりと目を開けながら、風で吹き飛びそうな細い声で俺の名前を口に出す。


 俺の名前、知ってたんだ。

 ちょっと感激。

 あと、近くで見るとやっぱり可愛い。


 そんなことより、意識はあるようで、ひと安心。


「…………ち」

「え? なに? ち?」


「血が……」

「血!? 出血してるのか!?」


 事故か? 轢き逃げか?

 血という単語に驚き、椎名さんの身体中をくまなく見回すが……


 どこも出血している様子はない。


 折り目もしっかりついた、きれいな制服。

 スカートからはみ出た白い太もも。

 肩まで伸びた流れるような黒髪。

 人形のように整った顔立ち。


 どこにも傷らしきものは見当たらないし、出血している様子もない。


 もしかして内臓器官から出血!?


「救急車、呼ぶか!?」


 俺の問いに大丈夫と言う代わりに、椎名さんは首を力なく横に振る。

 そして青白い唇が微かに動き、消えそうな声でこう言うのだった。


「関口君の……」

「おう」


「血が……」

「ああ?」


「飲みたい……です」

「…………はあ?」


「血が……鉄分が……」

「もしかして、椎名さん、貧血で倒れてるのかあ!?」


 コクン……と小さくうなずき、そのまま椎名さんは動かなくなってしまったのだった。



 こうして俺は急いで椎名さんを担いで、学校の保健室へと向かった。


 結局、椎名さんは午前の授業は欠席し保健室で休んでいた。

 昼休みになって、俺は様子が気になったので尋ねに行ってみることに。


「関口君、今朝はありがとう」

「ビックリしたぜ。道で倒れてるんだからな。しかし、貧血だったとは」


 白いベッドに腰掛けながら、申し訳なさそうに話す椎名さん。

 いくぶんか気色は良くなったようだが、相変わらずシーツのように白い肌をしている。


「私、昔から……こういう体質で」

「しかし、そんな体質なら困るよな」


 お互い新一年生で、入学してから1ヶ月ほどしかたっていないから、まったく椎名さんのことを知らなかったが……


 こうやって話してみると普通の子だった。


 どこか薄幸そうで、虚ろな目をしていて、悲劇のヒロインっぽかったのは、そういうことだったのか。

 そんな椎名さんの容姿に、クラスの男子の関心を一身に引き付けていた。


 物静かで、儚げで、美人で……


 どうやら、ただ貧血なので色白く、頭に血が上らなくてボケーっとしているだけだったようだ。


「私……朝起きるの苦手で。今日も遅くなって。それで走ったら急に……」

「だから教室に来るのは、いつもギリギリなのか」


 せっかく隣の席同士で話しかけたかったのに、おかげで朝は話すタイミングが全然なかった。


「頭に血が行かないから、すぐ眠くなる」

「授業、フラフラしてんもんな」


 俺も授業そっちのけで、椎名さんの心配をしていたものだ。


「体育の授業の後は死んでる」

「確かに」


 体育に限らず、休憩中はほとんど机にうっぷしてるし。

 機嫌が悪いのかと思って、話しかけなかったけど。


「お昼はご飯食べながら寝ちゃうから、一人で食べる」

「昼休み、すぐどこか行くよな」


 お陰で一緒に話しながら食事したくても、できやしない。


「放課後は保健室」

「部活も委員会も所属してないのに、授業終わったらすぐ消えて、見当たらないからな」


 なるほど……

 それなら今までの椎名さんの行動パターンが理解ができる。


 と、俺が一人で納得していると……


 椎名さんが俺のことをジーッと見つめてくる?


「な、なんだよ?」

「よく知ってるのね、私のこと」

「え、はあ? そ、そりゃあ、隣の席なんだし……」


 まさか、本人を目の前にして、椎名さんのことが気になってたから……なんて言えるはずがない。


「ねえ、関口君? 血液型、何型?」

「お、俺? O型だけど……」


 いきなり急に身を乗り出して、そんな質問をしてくる?


「やっぱり!

 関口君、O型だと思ってたんだよね。

 私はB型。私達、相性いいかもね」

「な、なんだよ急に。血液型占いかよ?」


 相性いいって、これってもしかして?

 椎名さんも俺のこと?


「O型の血液って、美味しいんだってね 」

「……は?」


「蚊が好んで吸うんだって」

「あーそー」


「私も……飲んでみたいな。関口君の血」

「……」


 ヤバい。

 この子、もしかして、ちょっと危険な子なのか?

 そういえば今朝も、俺の血が飲みたいとか言ってなかったっけか?


「それにO型なら、私に何かあっても輸血できるからね」

「あ……ああ、そう……なのか?」


 相性がいいって、輸血が可能って、もしかしてそういうことなのか?


 そんな椎名さんは、俺の血の話題になると、普段見せることないように、嬉しそうに話すのだった。


 この日からだ。

 俺と椎名さんとの、奇妙な学校生活が始まったのは。


 朝の登校では、少し遠回りになるが、俺が椎名さんの家によって、彼女を回収することになった。

 また登校中に倒れたりしたら心配だからだ。


 家の近くまで来ると、俺がスマホからモーニングコールをして椎名さんを起こす。


「椎名さん、おはよ」

『…………ぉ……ょぅ……』


「おーい、起きてるかー! そろそろ着くから外で待ってろよ」

『…………』


「聞いてるのか?」

『…………スゥ』


「おい! 寝るんじゃない!」




 昼は2人一緒に食事


 引きこもりがちな椎名さんを、日の光の下に連れ出すため、中庭のベンチで昼食をとる。


「貧血は食事から治すんだ。ちゃんと鉄分のあるもの食べろよ。例えばレバーとか」

「レバー嫌い」


「マグロとかカツオなんかにも……」

「生魚嫌い」


「海草とか、ひじき……」

「嫌い」


「ほうれん草とかブロッコリー」

「大嫌い」


「納豆、チーズ……」

「大大大嫌い!」


「じゃあ、何が食べれるんだよ!」

「関口君」


 ……俺は食べ物じゃねえ。


「いい加減にしろよ。治す気あるのかよ」

「……また倒れたら、関口君が助けてくれるから」


 ……いつも俺がいるとは限らないだろ。


「好き嫌いするなって。ちゃんと体に良いものを……」

「……関口君のなら」


「はあ?」

「関口君の血が飲みたい」


「バカか! おめーは!」


 椎名さんの両親は共働きで帰りも遅く、場合によっては夜勤もあり帰ってこない日もあるとのこと。


 よって夕食は自分で作るようなのだか、好き嫌いの多い椎名さんでは、献立に偏りが生じる。

 朝も起きるのがしんどくて、朝食も食べない。無論、お昼の弁当など作る暇などなく、コンビニや購買のパンで済ましてしまう。


 そして今日も菓子パン一つで過ごそうとしているのだ。


「あのな、貧血の原因は、ちゃんと食べないからだ」

「だって、美味しくないから……」


「そんなことだから、いつまでたっても……」

「関口君のお弁当は、いつも美味しそう」


「そ、そうか?」

「いつも、いい匂いするから」


 椎名さんは鼻がいいのだ。

 どこからでも、俺の存在に気づくのだった。

 椎名さんが言うには、俺の甘くて美味しそうな血の匂いは、どこにいても分かる……らしい。


「じゃぁ……今度から、椎名さんの分も作って来ようか?」

「本当に? ありがとう!」


「ただし、好き嫌いなく貧血に効くおかずにするからな」

「関口君の血と汗と涙の入った料理なら、なんでも食べれる気がする」


 なに言ってんだよ、こいつ……


 そう思いつつも、満面の笑みでそう話す椎名さんの姿を見ていると、嫌な気持ちはしない。


 ついつい許しちゃうんだよな。



 椎名さんは授業中、ちょっと目を離すと居眠りしてる。隣の席だから、気づいたら起こしてやるんだけど。

 今日の最初の授業なんて、ほとんど聞いてなかったろう。


 休み時間、そっと椎名さんに近寄りささやきかける。


「椎名さん、さっきの授業寝てたでしょ?」

「……うん。ちょっと意識が……」


「朝ごはんは?」


 無言で力なく首を横に振る。


「だろうと思ったよ。じゃあ、これあげるから」


 俺はこっそり椎名さんの机の中に、アーモンドチョコレートの箱を入れてあげる。


「チョコとか、アーモンドは鉄分が含まれてるから。チョコとかなら食べれるだろ?」


「これ……いいの?」


 今だ眠そうな半開きのまぶたを、精一杯広げて驚いたように言う。


「やるよ。ただ食べるのは休憩中にだぞ」


 コクコク、とうなずく。


 まったく……

 授業中、危なっかしい椎名さんのことばっか気になって、授業に集中できないっての。


 そしてその後の授業で……


「……では、教科書の35ページの」


 カリッ!


「この公式に……」


 カリッ!


「値を代入して……」


 隣の椎名さんの席から、なにかを噛み砕く音が……


 カリッ!


 それはまさに、アーモンドチョコをかじる音!!


「……誰だ!? 何か食ってるやつは!?」


(ちょっ! 椎名さん! なんで今、食べてんのさ!)

(…………頭が回らなくて、つい)


「誰だ!?」


「……すみません、自分です」

「関口か! 授業中だぞ、いい加減にしろ!」


 なんで授業中に食べるわけ?

 椎名さん!?


 授業が終わり、間髪いれずに椎名さんの腕をとり、教室の外へと連れ出す。


 ひと気のない場所まで向かい、さすがに俺は叱る。


「椎名さん! なんで授業中に食べる!?」

「……ごめんなさい。我慢できなくて」


 ったく!


「……指……血が」

「あ?」


 不意に椎名さんが俺の右手を持ち上げると、そんなことを口にした。


 そう言われ自分の手を見ると、小指の先に切り傷ができ、血で赤く染まっていた。


 いつの間に? 全然気がつかなかった。

 たぶん、慌てて椎名さんを掴んで、連れ出した時にでも切ったんだろう。

 たいした傷じゃないから……


 パクッ!!


「って!おい!」


 俺の目の前で椎名さんが!?


 まるで、釣り針の餌を一口で食らいつく魚のように!

 血で染まった俺の小指をパクついた!?


「はなせって!

 おい!

 なにやってんだよ!!」


 右手を振り回しても、両手でガッチリ押さえつけた椎名さんは、口をはなさない!?


「ちょ? 椎名さ……はなれろって!」


 力一杯椎名さんの顔を引き離し、ようやく俺の小指は解放される。


 俺の指は血の代わりに、しっとりと唾液で包まれていた。


 うわっ……なにこの感触……


「関口君の血……

 甘い鉄の味がして……

 おいしい……」


 戸惑う俺に関係なく、椎名さんは恍惚な表情を浮かべるのだった……


「汚いだろ!」

「どうして? 関口君の血は綺麗だよ。燃えるように鮮やかな赤。濃厚でかつシルクのような滑らかさ……」


「あのなぁ……」

「関口君の血液が、もったいないから」


 ちょっと、お前、やべーよ……



 そんな毎日が続くなか、俺はクラスの男子どもに囲まれて問い詰められる。


「関口って、椎名さんと仲良いよな」

「仲が良いとか、そういう問題じゃないんだよ」


「あの天使様、椎名様に、誰が最初に話しかけて付き合うか賭けてたのに、まさかお前だったとはな」

「付き合うとか、そんなんじゃねーって」


「朝昼晩と、いつも一緒じゃねーかよ」

「それはだな……(結果的にそうなってしまったというか)」


「この調子なら、深夜も一緒なのか?」

「そんなことしたら……(俺の全血液が搾り取られるわ!)」


「この前もさ、休憩時間、いきなり外に連れ出して、何してたんだよ?」

「別になんもしてねーよ(まさか椎名さんに血を吸われてました、なんて言えるかよ!)」


「あーあ! 高校生になって2ヶ月目で早くもリア充決定かよ!」

「あのな! 付き合ってるとか、そんな関係じゃ(介護とか、そんな感じなんだよ!)」


 そう……

 俺と椎名さんは、別に付き合っているわけではない。

 少なくとも、あいつは俺のことなんか……

 単なる栄養補給としか思ってないだろう。



 そんなある日の下校中、

 いつものように俺と椎名さん2人で帰っている道中で急なゲリラ豪雨に遭遇する。

 傘のない俺たちは近くの公園に、慌てて避難した。


「急に降りだしやがって!」

「…………」


 ノソノソ歩いてる椎名さんの手を強引に引っ張り、走って公園内にある東屋あずまやまで逃げ込む。


 ここまで来れば……


「しかし、ひでー雨だな。大丈夫か? 椎名さ……」


 そこで始めて振り返り、椎名さんの姿を確認するが……


 そしてには、雨に濡れ夏服のブラウスが透けて、素肌が密着し露になった椎名さんの姿が……


 椎名さんは恥ずかしそうに背を向ける。


 その背中一面もビッショり濡れきって、ほとんど肌に張り付いてる。そして浮き上がる下着の線……


「た、タオル、拭くもの! なにか拭くもの!?」


 しかも、俺がいきなり走ったせいか、椎名さんは顔を少し赤らめて、全身を使って苦しそうに大きく呼吸をしていた。


「ごめん、急に走ったりして」


 そう、椎名さんは運動が得意ではなかった。

 貧血のせいもあって、少しの運動でも動悸息切れが激しくなってしまうのだ。


 背中を丸め、呼吸を荒らげる。

 この雨音よりも激しい息遣い。


「大丈夫か?」

「……寒い」

「えっ?」


 よくみると寒さのせいか、小刻みに震えている。

 貧血の人は冷え性なのだ。


「寒い……」

「ど、どうすれば?」


「温めて……」

「温めるって?」


「関口君の体で……」

「はあ? はああぁ!?」


「抱きしめて……」

「…………」


 俺はどうすればいいんだ?

 抱きしめてって言われたって……

 でも、本当に寒そうだし……

 風邪でもひかれたら……

 いくらなんでも、女の子の体を抱きしめるって……


 ……


 …………


 こ、これは緊急事態だから!

 やましい行動じゃなくて!

 医療行為だから!

 応急措置だから!


 俺は椎名さんに抱きつきたいわけじゃ!!


 いちおう回りに誰もいないのを確認して……

 正面からは恥ずかしので、後ろから……


「い……いいか? いくぞ?」


 小さく縦に振れる後頭部。


 俺はそのまま覚悟を決めて……

 椎名さんの背中から被さるようにして……

 上半身を重ね……

 両腕を前に回す……


 椎名さんの濡れた体から、ひんやりした感覚が全身に伝わる。


 服が濡れてるから、ほとんど地肌が触れる感触!!


 そして俺の一回りも小さい椎名さんの体は、繊細なガラス細工のように、細く艶やかで、力を込めると粉々になりそうにだった。


 雨と草木の湿った匂いに混じって、椎名さんからシャンプーやソープの爽やかな香りが、鼻をくすぐる。


 ヤバい……

 心拍数が上がってる。


 この胸の高鳴りが、俺のか椎名さんのか分からない。一つの鼓動となって伝わってくる。


 最初こそ雨に濡れて冷えきっていた椎名さんの体も、しばらくこうしている間に、徐々に温もりを取り戻しつつあった。


「……温かいもの……飲みたい」

「温かいもの?」


 甘い吐息混じりに呟く。


 走ったから喉も乾いたろう。

 しかしこの季節、自販機でもホットは売ってないだろう。コンビニにも置いてあるかどうか……


「関口君の……温かい血が飲みたい」

「無理!」


 こいつは!

 冗談なのか、本気なのか!?

 恐ろしいわ!


「私……ドキドキしてる」

「そりゃあ、走ったからな」


「胸が締め付けられてる」

「そりゃあ、あれだよ、貧血だから」


「このドキドキって、関口君にこぃ……」

「違う! お前、貧血なんだって!

 だから息切れするし、冷え性だし」


「なら……私のドキドキ……貧血を治してくれる?」

「……治すって、そりゃあ、食生活を改善しろって……」


「私の出血を止めてくれる?」

「出血!? い、今ので、どこか怪我したのか?」


「生理」

「お! お前! バカかぁ!!」


 そんなことを!

 顔色一つ変えることなく!

 よくもまあ、さらっと言えるよなあ!!


「お前、いい加減にしろよな!」

「関口君の血……飲みたいなぁ」


 と言いながら……

 俺の手を絡みとり……

 小指を甘噛みしながら……

 しゃぶるのだった……


 吸血鬼かよ。


 これは俺と、

 隙あらば俺の血を吸いたがる椎名さんとの、

 長い学生生活が始まったばかりの話であった。




お読みいただき、ありがとうございます。

気分転換になんとなく書いて見た作品です。どこかで見たような、ありそうな内容ですよね。

そんな作品があったら教えて下さい。

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