表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

関口君の血が飲みたい

作者: 夜狩仁志
掲載日:2024/05/21

 

 え!?

 うそだろ、おい?


 隣の席の、あの椎名さんが……


 クラスで、いや、学年一の美少女と噂されている、あの椎名さんが……


 道中の電柱に寄りかかるようにして倒れている!?


 今日の俺は珍しく寝坊し、遅刻しそうな時間に慌てて家を出たのだか……


 いつもの時間なら登校中の生徒で、人通りも多いこの道も、この時間は誰も歩いてない。


 どうする?

 そのままにしておくか?

 いや、それはまずい。


 事件か?事故か?

 救急車?パトカー?


 というか、椎名さんって歩いて通学してたんだ。

 もしかして近所に住んでるのか?


 いや、今はそんなことを考えている場合じゃない!

 とにかく椎名さんの容態を確認しなくては!


 急いで近寄りしゃがみこみ、顔を覗き込む。


「椎名さん? 大丈夫か?」

「……ぅ……ぅ」


 目は閉じたままだが、意識はあるようだ。


「どうしたんだ? 具合でも悪いのか?」

「……せ……関口……君?」


 ゆっくりと目を開けながら、風で吹き飛びそうな細い声で俺の名前を口に出す。


 俺の名前、知ってたんだ。

 ちょっと感激。

 あと、近くで見るとやっぱり可愛い。


 そんなことより、意識はあるようで、ひと安心。


「…………ち」

「え? なに? ち?」


「血が……」

「血!? 出血してるのか!?」


 事故か? 轢き逃げか?

 血という単語に驚き、椎名さんの身体中をくまなく見回すが……


 どこも出血している様子はない。


 折り目もしっかりついた、きれいな制服。

 スカートからはみ出た白い太もも。

 肩まで伸びた流れるような黒髪。

 人形のように整った顔立ち。


 どこにも傷らしきものは見当たらないし、出血している様子もない。


 もしかして内臓器官から出血!?


「救急車、呼ぶか!?」


 俺の問いに大丈夫と言う代わりに、椎名さんは首を力なく横に振る。

 そして青白い唇が微かに動き、消えそうな声でこう言うのだった。


「関口君の……」

「おう」


「血が……」

「ああ?」


「飲みたい……です」

「…………はあ?」


「血が……鉄分が……」

「もしかして、椎名さん、貧血で倒れてるのかあ!?」


 コクン……と小さくうなずき、そのまま椎名さんは動かなくなってしまったのだった。



 こうして俺は急いで椎名さんを担いで、学校の保健室へと向かった。


 結局、椎名さんは午前の授業は欠席し保健室で休んでいた。

 昼休みになって、俺は様子が気になったので尋ねに行ってみることに。


「関口君、今朝はありがとう」

「ビックリしたぜ。道で倒れてるんだからな。しかし、貧血だったとは」


 白いベッドに腰掛けながら、申し訳なさそうに話す椎名さん。

 いくぶんか気色は良くなったようだが、相変わらずシーツのように白い肌をしている。


「私、昔から……こういう体質で」

「しかし、そんな体質なら困るよな」


 お互い新一年生で、入学してから1ヶ月ほどしかたっていないから、まったく椎名さんのことを知らなかったが……


 こうやって話してみると普通の子だった。


 どこか薄幸そうで、虚ろな目をしていて、悲劇のヒロインっぽかったのは、そういうことだったのか。

 そんな椎名さんの容姿に、クラスの男子の関心を一身に引き付けていた。


 物静かで、儚げで、美人で……


 どうやら、ただ貧血なので色白く、頭に血が上らなくてボケーっとしているだけだったようだ。


「私……朝起きるの苦手で。今日も遅くなって。それで走ったら急に……」

「だから教室に来るのは、いつもギリギリなのか」


 せっかく隣の席同士で話しかけたかったのに、おかげで朝は話すタイミングが全然なかった。


「頭に血が行かないから、すぐ眠くなる」

「授業、フラフラしてんもんな」


 俺も授業そっちのけで、椎名さんの心配をしていたものだ。


「体育の授業の後は死んでる」

「確かに」


 体育に限らず、休憩中はほとんど机にうっぷしてるし。

 機嫌が悪いのかと思って、話しかけなかったけど。


「お昼はご飯食べながら寝ちゃうから、一人で食べる」

「昼休み、すぐどこか行くよな」


 お陰で一緒に話しながら食事したくても、できやしない。


「放課後は保健室」

「部活も委員会も所属してないのに、授業終わったらすぐ消えて、見当たらないからな」


 なるほど……

 それなら今までの椎名さんの行動パターンが理解ができる。


 と、俺が一人で納得していると……


 椎名さんが俺のことをジーッと見つめてくる?


「な、なんだよ?」

「よく知ってるのね、私のこと」

「え、はあ? そ、そりゃあ、隣の席なんだし……」


 まさか、本人を目の前にして、椎名さんのことが気になってたから……なんて言えるはずがない。


「ねえ、関口君? 血液型、何型?」

「お、俺? O型だけど……」


 いきなり急に身を乗り出して、そんな質問をしてくる?


「やっぱり!

 関口君、O型だと思ってたんだよね。

 私はB型。私達、相性いいかもね」

「な、なんだよ急に。血液型占いかよ?」


 相性いいって、これってもしかして?

 椎名さんも俺のこと?


「O型の血液って、美味しいんだってね 」

「……は?」


「蚊が好んで吸うんだって」

「あーそー」


「私も……飲んでみたいな。関口君の血」

「……」


 ヤバい。

 この子、もしかして、ちょっと危険な子なのか?

 そういえば今朝も、俺の血が飲みたいとか言ってなかったっけか?


「それにO型なら、私に何かあっても輸血できるからね」

「あ……ああ、そう……なのか?」


 相性がいいって、輸血が可能って、もしかしてそういうことなのか?


 そんな椎名さんは、俺の血の話題になると、普段見せることないように、嬉しそうに話すのだった。


 この日からだ。

 俺と椎名さんとの、奇妙な学校生活が始まったのは。


 朝の登校では、少し遠回りになるが、俺が椎名さんの家によって、彼女を回収することになった。

 また登校中に倒れたりしたら心配だからだ。


 家の近くまで来ると、俺がスマホからモーニングコールをして椎名さんを起こす。


「椎名さん、おはよ」

『…………ぉ……ょぅ……』


「おーい、起きてるかー! そろそろ着くから外で待ってろよ」

『…………』


「聞いてるのか?」

『…………スゥ』


「おい! 寝るんじゃない!」




 昼は2人一緒に食事


 引きこもりがちな椎名さんを、日の光の下に連れ出すため、中庭のベンチで昼食をとる。


「貧血は食事から治すんだ。ちゃんと鉄分のあるもの食べろよ。例えばレバーとか」

「レバー嫌い」


「マグロとかカツオなんかにも……」

「生魚嫌い」


「海草とか、ひじき……」

「嫌い」


「ほうれん草とかブロッコリー」

「大嫌い」


「納豆、チーズ……」

「大大大嫌い!」


「じゃあ、何が食べれるんだよ!」

「関口君」


 ……俺は食べ物じゃねえ。


「いい加減にしろよ。治す気あるのかよ」

「……また倒れたら、関口君が助けてくれるから」


 ……いつも俺がいるとは限らないだろ。


「好き嫌いするなって。ちゃんと体に良いものを……」

「……関口君のなら」


「はあ?」

「関口君の血が飲みたい」


「バカか! おめーは!」


 椎名さんの両親は共働きで帰りも遅く、場合によっては夜勤もあり帰ってこない日もあるとのこと。


 よって夕食は自分で作るようなのだか、好き嫌いの多い椎名さんでは、献立に偏りが生じる。

 朝も起きるのがしんどくて、朝食も食べない。無論、お昼の弁当など作る暇などなく、コンビニや購買のパンで済ましてしまう。


 そして今日も菓子パン一つで過ごそうとしているのだ。


「あのな、貧血の原因は、ちゃんと食べないからだ」

「だって、美味しくないから……」


「そんなことだから、いつまでたっても……」

「関口君のお弁当は、いつも美味しそう」


「そ、そうか?」

「いつも、いい匂いするから」


 椎名さんは鼻がいいのだ。

 どこからでも、俺の存在に気づくのだった。

 椎名さんが言うには、俺の甘くて美味しそうな血の匂いは、どこにいても分かる……らしい。


「じゃぁ……今度から、椎名さんの分も作って来ようか?」

「本当に? ありがとう!」


「ただし、好き嫌いなく貧血に効くおかずにするからな」

「関口君の血と汗と涙の入った料理なら、なんでも食べれる気がする」


 なに言ってんだよ、こいつ……


 そう思いつつも、満面の笑みでそう話す椎名さんの姿を見ていると、嫌な気持ちはしない。


 ついつい許しちゃうんだよな。



 椎名さんは授業中、ちょっと目を離すと居眠りしてる。隣の席だから、気づいたら起こしてやるんだけど。

 今日の最初の授業なんて、ほとんど聞いてなかったろう。


 休み時間、そっと椎名さんに近寄りささやきかける。


「椎名さん、さっきの授業寝てたでしょ?」

「……うん。ちょっと意識が……」


「朝ごはんは?」


 無言で力なく首を横に振る。


「だろうと思ったよ。じゃあ、これあげるから」


 俺はこっそり椎名さんの机の中に、アーモンドチョコレートの箱を入れてあげる。


「チョコとか、アーモンドは鉄分が含まれてるから。チョコとかなら食べれるだろ?」


「これ……いいの?」


 今だ眠そうな半開きのまぶたを、精一杯広げて驚いたように言う。


「やるよ。ただ食べるのは休憩中にだぞ」


 コクコク、とうなずく。


 まったく……

 授業中、危なっかしい椎名さんのことばっか気になって、授業に集中できないっての。


 そしてその後の授業で……


「……では、教科書の35ページの」


 カリッ!


「この公式に……」


 カリッ!


「値を代入して……」


 隣の椎名さんの席から、なにかを噛み砕く音が……


 カリッ!


 それはまさに、アーモンドチョコをかじる音!!


「……誰だ!? 何か食ってるやつは!?」


(ちょっ! 椎名さん! なんで今、食べてんのさ!)

(…………頭が回らなくて、つい)


「誰だ!?」


「……すみません、自分です」

「関口か! 授業中だぞ、いい加減にしろ!」


 なんで授業中に食べるわけ?

 椎名さん!?


 授業が終わり、間髪いれずに椎名さんの腕をとり、教室の外へと連れ出す。


 ひと気のない場所まで向かい、さすがに俺は叱る。


「椎名さん! なんで授業中に食べる!?」

「……ごめんなさい。我慢できなくて」


 ったく!


「……指……血が」

「あ?」


 不意に椎名さんが俺の右手を持ち上げると、そんなことを口にした。


 そう言われ自分の手を見ると、小指の先に切り傷ができ、血で赤く染まっていた。


 いつの間に? 全然気がつかなかった。

 たぶん、慌てて椎名さんを掴んで、連れ出した時にでも切ったんだろう。

 たいした傷じゃないから……


 パクッ!!


「って!おい!」


 俺の目の前で椎名さんが!?


 まるで、釣り針の餌を一口で食らいつく魚のように!

 血で染まった俺の小指をパクついた!?


「はなせって!

 おい!

 なにやってんだよ!!」


 右手を振り回しても、両手でガッチリ押さえつけた椎名さんは、口をはなさない!?


「ちょ? 椎名さ……はなれろって!」


 力一杯椎名さんの顔を引き離し、ようやく俺の小指は解放される。


 俺の指は血の代わりに、しっとりと唾液で包まれていた。


 うわっ……なにこの感触……


「関口君の血……

 甘い鉄の味がして……

 おいしい……」


 戸惑う俺に関係なく、椎名さんは恍惚な表情を浮かべるのだった……


「汚いだろ!」

「どうして? 関口君の血は綺麗だよ。燃えるように鮮やかな赤。濃厚でかつシルクのような滑らかさ……」


「あのなぁ……」

「関口君の血液が、もったいないから」


 ちょっと、お前、やべーよ……



 そんな毎日が続くなか、俺はクラスの男子どもに囲まれて問い詰められる。


「関口って、椎名さんと仲良いよな」

「仲が良いとか、そういう問題じゃないんだよ」


「あの天使様、椎名様に、誰が最初に話しかけて付き合うか賭けてたのに、まさかお前だったとはな」

「付き合うとか、そんなんじゃねーって」


「朝昼晩と、いつも一緒じゃねーかよ」

「それはだな……(結果的にそうなってしまったというか)」


「この調子なら、深夜も一緒なのか?」

「そんなことしたら……(俺の全血液が搾り取られるわ!)」


「この前もさ、休憩時間、いきなり外に連れ出して、何してたんだよ?」

「別になんもしてねーよ(まさか椎名さんに血を吸われてました、なんて言えるかよ!)」


「あーあ! 高校生になって2ヶ月目で早くもリア充決定かよ!」

「あのな! 付き合ってるとか、そんな関係じゃ(介護とか、そんな感じなんだよ!)」


 そう……

 俺と椎名さんは、別に付き合っているわけではない。

 少なくとも、あいつは俺のことなんか……

 単なる栄養補給としか思ってないだろう。



 そんなある日の下校中、

 いつものように俺と椎名さん2人で帰っている道中で急なゲリラ豪雨に遭遇する。

 傘のない俺たちは近くの公園に、慌てて避難した。


「急に降りだしやがって!」

「…………」


 ノソノソ歩いてる椎名さんの手を強引に引っ張り、走って公園内にある東屋あずまやまで逃げ込む。


 ここまで来れば……


「しかし、ひでー雨だな。大丈夫か? 椎名さ……」


 そこで始めて振り返り、椎名さんの姿を確認するが……


 そしてには、雨に濡れ夏服のブラウスが透けて、素肌が密着し露になった椎名さんの姿が……


 椎名さんは恥ずかしそうに背を向ける。


 その背中一面もビッショり濡れきって、ほとんど肌に張り付いてる。そして浮き上がる下着の線……


「た、タオル、拭くもの! なにか拭くもの!?」


 しかも、俺がいきなり走ったせいか、椎名さんは顔を少し赤らめて、全身を使って苦しそうに大きく呼吸をしていた。


「ごめん、急に走ったりして」


 そう、椎名さんは運動が得意ではなかった。

 貧血のせいもあって、少しの運動でも動悸息切れが激しくなってしまうのだ。


 背中を丸め、呼吸を荒らげる。

 この雨音よりも激しい息遣い。


「大丈夫か?」

「……寒い」

「えっ?」


 よくみると寒さのせいか、小刻みに震えている。

 貧血の人は冷え性なのだ。


「寒い……」

「ど、どうすれば?」


「温めて……」

「温めるって?」


「関口君の体で……」

「はあ? はああぁ!?」


「抱きしめて……」

「…………」


 俺はどうすればいいんだ?

 抱きしめてって言われたって……

 でも、本当に寒そうだし……

 風邪でもひかれたら……

 いくらなんでも、女の子の体を抱きしめるって……


 ……


 …………


 こ、これは緊急事態だから!

 やましい行動じゃなくて!

 医療行為だから!

 応急措置だから!


 俺は椎名さんに抱きつきたいわけじゃ!!


 いちおう回りに誰もいないのを確認して……

 正面からは恥ずかしので、後ろから……


「い……いいか? いくぞ?」


 小さく縦に振れる後頭部。


 俺はそのまま覚悟を決めて……

 椎名さんの背中から被さるようにして……

 上半身を重ね……

 両腕を前に回す……


 椎名さんの濡れた体から、ひんやりした感覚が全身に伝わる。


 服が濡れてるから、ほとんど地肌が触れる感触!!


 そして俺の一回りも小さい椎名さんの体は、繊細なガラス細工のように、細く艶やかで、力を込めると粉々になりそうにだった。


 雨と草木の湿った匂いに混じって、椎名さんからシャンプーやソープの爽やかな香りが、鼻をくすぐる。


 ヤバい……

 心拍数が上がってる。


 この胸の高鳴りが、俺のか椎名さんのか分からない。一つの鼓動となって伝わってくる。


 最初こそ雨に濡れて冷えきっていた椎名さんの体も、しばらくこうしている間に、徐々に温もりを取り戻しつつあった。


「……温かいもの……飲みたい」

「温かいもの?」


 甘い吐息混じりに呟く。


 走ったから喉も乾いたろう。

 しかしこの季節、自販機でもホットは売ってないだろう。コンビニにも置いてあるかどうか……


「関口君の……温かい血が飲みたい」

「無理!」


 こいつは!

 冗談なのか、本気なのか!?

 恐ろしいわ!


「私……ドキドキしてる」

「そりゃあ、走ったからな」


「胸が締め付けられてる」

「そりゃあ、あれだよ、貧血だから」


「このドキドキって、関口君にこぃ……」

「違う! お前、貧血なんだって!

 だから息切れするし、冷え性だし」


「なら……私のドキドキ……貧血を治してくれる?」

「……治すって、そりゃあ、食生活を改善しろって……」


「私の出血を止めてくれる?」

「出血!? い、今ので、どこか怪我したのか?」


「生理」

「お! お前! バカかぁ!!」


 そんなことを!

 顔色一つ変えることなく!

 よくもまあ、さらっと言えるよなあ!!


「お前、いい加減にしろよな!」

「関口君の血……飲みたいなぁ」


 と言いながら……

 俺の手を絡みとり……

 小指を甘噛みしながら……

 しゃぶるのだった……


 吸血鬼かよ。


 これは俺と、

 隙あらば俺の血を吸いたがる椎名さんとの、

 長い学生生活が始まったばかりの話であった。




お読みいただき、ありがとうございます。

気分転換になんとなく書いて見た作品です。どこかで見たような、ありそうな内容ですよね。

そんな作品があったら教えて下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ