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安心と線引き

 俺は結子の元に辿り着いた。

 今も静かに眠る。

 心は大分落ち着いた。

 今は結子が目覚めたら何をしてあげたいのかを考える方に重きが増している。

 そんな風に思えるのもあの中山先生の様な人が担当をしてくれているからだ。


「今日もしっかり動いてるな…」


 当たり前だが心臓のモニターを見て動いてる事を見て安心すると俺はギリギリの時間だが無理矢理ここに来ているので本当なら今から行けば孤児院の手伝いにはギリギリだろう…寮に住んでる以上手伝いをするのは当たり前だ。


「また明日も何も無ければ来るからまた明日な結子」


 俺は来た道を通り病院を出て孤児院に向かう。

 泣いてる少女と遭遇なんて事も無く簡単に着いてしまった。

 俺を迎えてくれる孤児院の職員達と院長先生。

 そして院長先生から話を持ち出される。


「海斗に話があるんだけど今いい?」


「何ですか?先生」


「この院の出身の子に娘さんが居るんだ。その子に結子ちゃんの手伝いの時間だった穴を埋めて貰おうと思ってね…勿論ここ出身だから両親もその子も性格的に問題無いと話も聞いてるから後は海斗が受け容れられるか何だけどどう?」


「それは…」


「考えてみてくれ。後でその子がここに来る予定になってるから。娘さんは結子ちゃんの理由までは知らせてないけど保護者には伝えたからそれは許して欲しい」


「いえ…色々とありがとうございます。考えてみます」


 確かに人が居てくれるのは楽だ。

 でもここは結子が帰る場所だ…俺が結子の分もやればそれでいいんじゃないか?

 ただでさえ結子に頼って生活して来てたのにそんな事可能なのか…実質的には非常に難しいだろう。


「でも…結子の居場所を無くす訳には」


「寮を借りるのを辞めてここの住み込みで働いて通うか…そうすれば居残って2人分の作業も毎日出来る筈だし結子の様子見は行ける時に行けば」


 もう少し考えればきっと何かいい方法がある筈何だ!

 人を増やさなくても続けられる方法が!

 そうすると外からチャイムの音がなる。

 すると院長先生がこちらに来て考えて置くようにと言われた。


「考えるって言われても…俺は」


 結子以外の人がやるなんて嫌だって回答しか出せない。

 でもこれが現実には無理な事も分かってる。

 どうすれば良いんだ…


「教えてくれよ…結子」


 1人待ちながらでもしない答えに悩まされていたのだった。

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1つ1つの話の文字数が少ないので物足りないかも知れないですが申し訳ありません。

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