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目覚めと美彩の提案

 《月曜日・朝》

 顔に外の光が当たる。


「ん…ん〜」


 面倒くさいけど目を開ける。


「は…何で美彩がここに?って泊めたんだっけ」


 すっかり忘れていた。


「海お兄ちゃん?」


「おはよう」


「おはよ」


 美彩と挨拶を交わす。


「ふぁ〜」


 欠伸をする美彩。


「あ…美彩って制服持ってきてるの?」


「あるよ」


「この家から通学する感じか?」


「そうそう」


「なら適当に朝飯食べるか」


 そう言うと立ち上がる俺。


 眠そうにしながらちゃんと起きる美彩。


「その荷物中学に持ってかないよな?」


「重いし置いてくよ…気が向いたら漁っても良いよ?」


「しないって」


「幾つか罠張ってるからかかってたら脅そうと思ってたのに」


 危ないな本当に…


 軽く美彩がご飯を作ってくれた物を食べて一緒に家を出て並んで高校、中学を目指す。


「海お兄ちゃんは高校楽しいの?」


「……楽しいよ?」


「そう言えば女狐は学校も行ってないんだよね。楓さんが知らないんだから」


「学校に行かないで深夜は病院ね…何となく分かった」


 納得した様に言う美彩。


「それって隠す事?」


「は?」


「未寄子に言った方が良くない?」


 何を言ってる?


「未寄子も子供じゃないんだよ?」


「居場所が分からないのと分かるのでは変わると思うよ…未寄子も」


 確かに大きくなってるもう中3だ。


「言った方が良いと思うか?」


「少なくとも未寄子の誰も信用しない今よりはマシじゃない?」


 そこまでなってたか……


「それについては先生に話して相談してみるよ」


「それが良いね」


 ここまで会話が成り立つって事は殆ど美彩は現状を把握してるな。

 そんな会話をしながら歩いてると美彩の中学の近くに来た。

 そこから別々で学校に向かう。

 知り合いが居たのかすぐに美彩は友達?と話していた。


「1人で通学するのも暇だなぁ…」


 久しぶりの1人を体感しながら高校に向かう。

 何も考えないで1人で歩くとあっという間に双明に到着した。

 周りの生徒に紛れて普通に靴を履き替え。

 普通に教室に向かい歩き出す。

 そんな普通の学校の1日が始まった。

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