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嵐と楓の木
最初の1話は凄く短いです。
申し訳有りません。
「楓ぇ〜行こぉ〜」
私の名前は立川楓。
入学初日…から2人登校していない生徒がいた。
「何で来て無いんだろって…」
「ふーん」
事実を告げる私とニヤニヤ笑う友達。
絶対誤解されてる。
そして前には同い年位の男の子が歩いていた。
制服?
私達もそこまでゆっくりしてから帰ってないから相当家が近いのかな?
「大丈夫?」
その男の子は1人の少女に話しかけていた。
その少女は凄い泣いていた。
「何あれ?本当にロリコンっていたんだ…」
「違うと思うけど」
勝手にロリコン認定してる友達。
男の子が少女に話しかけた。
「どうしたの?」
「わぁぁぁぁぁぁん」
「何で泣いてるの?」
「わぁぁぁぁぁん」
全く話になっていなかった。
そして周りの視線が集まるとソワソワする男の子。
そんな間も泣き続ける少女の元に台風が現れる。
「ど〜ん!!」
「…」
台風の襲来に涙が止まる少女。
…って彼は何処?
そう。私達が見ていた男の子はその場から消えていた…
読んで頂きありがとうございました。