二話 旅にでたいので策をねります
書き溜めするつもりだったのですがやっぱ3~4日に一話のせたいと思います!一週間に合計二話ですね!なのでよろしくお願いします!
「簡単に言うと『旅』に出ようと思うんだ!」
俺は旅に出る決心をした。俺がそういうとリアは驚いた顔をして
「た、旅ですか!?まってください!ミナト様がいない間にも戦争は続きます!そのせいで死んでしまいまた私のように悲しむ者が出てきます!それに!ミナト様がおっしゃってたじゃないですか!自分は弱いと!危険です!」
と俺の服を掴んで今にも泣きだしそうだった。
「そうだよね、、多分戦争は起こると思う。俺がいなければ、だけど。想像して欲しい敵国が得体の知れない兵器をもってたらどう?迂闊に動けないと思う!それと俺は弱いけどここに来る時ステキな贈り物を貰ったんだ。んで大体の使い方はわかるんだよね何故か、しかも本当にこの通りなら自分の身だけなら身を守ることが出来る。それで信じて欲しい二ヶ月後俺が戻ることを。」
そう俺が何故自信満々に言っているかというとそうステキな贈り物の内容がわかるからだ!実際に『ステータス』で確認しよう。それを使えば多分二ヶ月間戦争を起こさないようにすることもできる!
「じゃあリアこの二ヶ月間戦争を起こさない策を出したいと思う!ちょっと待っててね」
「はい、待ちますけど本当にできるのですか?」
リアはとても不安そうにしていたが多分大丈夫だでは!
「『ステータス』!」
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名前 ミナト(一ノ瀬 皆人)男
称号 勇者
レベル 1
HP 550/550
AT 200
DF 100
SP 150
MP 200
スキル 『異世界言語EX』『料理B』『幸運B』
固有スキル 『神器召喚』
保有神器 『英雄剣エクスカリバー』『我侭刀天羽々斬』『天識杖カドゥケウス』
スキル概要 『異世界言語EX』・異世界言語の全ての意味がわかり話すことも書くこともできる
『料理B』・売れるレベルの料理が作れる
『幸運B』・ちょっとした幸運が起きやすい。もの凄くいいこともたまに起きる
『神器召喚』・神器を召喚、保有、使役ができる。
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こんな感じだ。ステータス自体はどうなのかわからないけどこの固有スキルの『神器召喚』はとんでもないと思う。『神器召喚』そのなかの『天識杖カドゥケウス』これを使えば何とかなるはず!召喚方法もなんとなくわかる!
「『神器召喚』!『天識杖カドゥケウス』!」
そう俺が唱えると足元に魔法陣が出現し中から純白の杖が出てきた。杖の先端には真紅の宝石がはめ込まれていてまるで眼のようだった。禍々しくも美しく一目でこの杖は普通じゃないとわかった。いきなり地面から杖が出てきて驚いたのかな
「え、ええぇ!!もしかしなくてもそれ神器ですよね!神器と言えば1人神器使いがいれば町数個簡単に落とせますよ!さすがミナト様、、!召喚されてもう神器使いなんて!あ、でもどうやって二ヶ月もの間戦争をなくすのですか?いくら神器でもそれは、、」
どうやら地面から出てきたのに驚いたのではなくて神器に驚いたのか。どうやって?ふふふ実はこの神器装備するだけで色々な知識が頭に入ってくるんだよね!だからこういう時は
「あーそれはね別に物理的にどうこうするつもりはないんだ!ただもしリアが王様だとして敵国が新しい新兵器、今回の場合は勇者だね。を召喚して味方にしたとする。そしたら先ずはどうする?」
「えーと警戒します?」
「まーうんそうだね!警戒するためまずは調査したり偵察したりすると思う。でもしその勇者が特訓するなかでとんでもない威力の魔法を使ったらどうよ!もちろんこの神器ならそれが出来る!」
「そ、それはうかつに手は出さないです、、!」
「そう!それなんだよ!でもそれだけで二ヶ月間もつとは思えないからもう一つ策があるんだ、それは勇者は1人じゃないってこの王宮内で噂を広めてほしい。実はあの後に勇者が更に複数名来たって。あのレベルの魔法を使える勇者が複数人、、二ヶ月間もてるとおもう!」
と、俺は意気揚々に言った。リアのも嬉しそうな顔をしたがすぐに暗い顔に戻った。なんでそんな暗い顔してるの?と聞こうと思ったら
「素晴らしい策だと思います!ですが、、、本当に出来るのでしょうか?凄い魔法が使えるというのはわかりますし本当にできる思います。けれ勇者が複数人いるというのはすぐにばれてしまいます!」
あーなるほど俺ができるかどうか半信半疑なのか。確かにこの『天識杖カドゥケウス』について説明してなかったな
「安心して欲しい!この神器『天識杖カドゥケウス』は持ち主にあらゆる知識と莫大な魔力を授けるんだ!これで幻術魔法を使えばばれないよ。」
「それは、、言葉も出ません。神器とは本当に協力なんですね!その魔法というのは本日、今から出来るのですか?もしできるのでしたら明日から旅にでれるよう手配します!善は急げですよね!ミナト様!」
表情がコロコロ変わるなぁ初めの時と印象が全然違うなと思いながら俺は
「もちろん今から出来るよ!じゃあおっきい魔法が使えるように人がいない所に案内してもらってもいいかな?」
「もちろんです!人がいない場所と言ったらここから30㎞ぐらいにある森なんてどうでしょうか!どんなに破壊しても一日二日でなおりますし!」
「いいね!30㎞も離れていれば充分!しかも高性能!案内頼むね!」
そう言い俺はリアに案内されここ、後に名前は魔王城と判明をでた。途中サラッと言ってたが30㎞は中々遠いからどうするのかと聞いたら「もちろん飛龍です!」と言われた。自転車で行こうぜ的なノリで飛龍って、、異世界にきて初めてのカルチャーショックだった。
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「ここです!ここなら住民は絶対に近づきません!」
「ありがとう!ここでならとんでもない魔法が使える!じゃあ早速だけど『神器』を使おうと思う。持つだけでもそれなりの恩恵はあるけど更に繋がりを深めることでその恩恵は増えるんだ!なんとなくわかるんだよねー。では!『纏』!!」
俺は手に持ったカドゥケウスを強く握りしめ詠唱を唱えた。これはすごい、、!今ならなんでもできs、、。そこで意識が切れた。
「こんにちはお嬢さん。私はカドゥケウス知ってると思いますが神器です。彼の精神強度では『纏』には耐えれないので私が表に出てきました。よろしくお願いしますね。」
「は、はい!今はミナト様ではなくてカドゥケウス様、、でいいんですよね?」
「はい。様はいりませんよ所詮ただの道具ですので。ではパパっと終わらせましょうか。『極魔法星屑』」
空に十数個強い輝きが現れた。そしてそれらが森へと降り注ぐ。ひと言で例えるなら天災だ。しばらくして魔法が終わると
「はわわ、、驚きました、、極魔法なんてはじめて見ました」
「ありがとうお嬢さん。では次に『極魔法幻影』はい、これで分身が出来た。この分身たちは一日に数回カモフラージュとして魔法を使うからここに住民等を近づかせないでください。では」
「ん、んー、、はっ!寝てないよ!?あれどうしたのリアそんな顔して。あ、そういえば魔法使わなきゃ」
何故か寝ていた、意識を失っていた俺は再度カドゥケウスを握ろうとしたら
「ダメです!ミナト様!後ろを見てください!」
「なんだ?魔物でもでた?あ、え?ナニコレ」
俺はリアに言われた通り後ろを見た。そこには何もなかったそう文字通り何もないのだ。直径1㎞はあるだろうクレーターのみ確認できた。
「リア、、もしかしなくともこれって俺、?」
俺はクレーターを指差し大変ヤバい顔をしているリアに聞いた。
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