アメーバ検出されず
2019年7月26日金曜日
大学病院37回目の診察
発症から382日目
ずっと鬱陶しい曇空の日が続いていたが
今日は晴れ渡った夏空だ
でもまだ関東地方は梅雨は明けていないようだ
また夏台風が近づいている
鬱陶しい曇空は涼しく過ごしやすいが
夏空は眩しくてサングラスをかけないと
いられない
痛みの続く生活に慣れたのか
少しづつ改善されてきているのか
あまりにも長い病のために
1週間くらいでは一喜一憂しない
ただ、1日2回飲んでいた痛み止めは
ここ5日くらいは1日1回で我慢できている
今日は検査結果が出ている日だが
もうどんなこと言われても一喜一憂しないと
心に決めていた、が
診察が始まるとドキドキが止まらなくなってしまった
最初の若いドクターに我慢できず検査結果を
聞くと、主治医の診察がこの後ありますから
そこで説明がありますと言われる
暫く待たされた後、主治医の診察が始まる
主治医はPCを見たり自分のスマホを
何度も確認したり落ち着きがない
僕もドキドキが増し、心臓が口から
飛び出るような緊張感のピークに達する
「先生、結果は?」
「真菌が検出されてますね」
「真菌?アメーバは?」
「アメーバはこの検査では検出されませんでした。今後はこの真菌ターゲットで点眼を全て変えて行きましょう」
「は?」
手放しで喜んで良いのかどうかがよく
理解できない
「先生、アメーバが居なくて良かったと
思って良いんですよね、もう掻爬はしなくても良いってことですか?」
「何と言えません、削った所にたまたまアメーバが居なかったという事も考えられます。
ただ真菌に効く点眼を出しますのでこれで1週間様子見てみましょう。
もし、この点眼が効けば次はステロイドで炎症を抑えるという対処になっていきます。」
「先生、そこから角膜の白濁が減って視力が戻る可能性はありますか?」
「可能性は0ではありませが、どうでしょう」
先生に対して山のように質問したいことがあったが、
アメーバが居なかったという安堵から
ホッとして診察室を退出した
院内処方で点眼薬が出来るまで時間がかかるらしく夕方もう一度病院に来ることになった
新たな点眼薬が効くことを祈るのみ
これまでの治療経過に色々と疑問が噴出するが兎に角、
アメーバが居なかったこと、
そして新たな治療が始まることに期待したいと、前向きな俺!
〜つづく