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主治医がいなくなる!

2019年4月8日月曜日


大学病院30回目の診察

発症から273日目

治療開始から244日目


桜の満開は通り過ぎ

葉桜の景色に変わりつつある

今日はどんより曇り空

雨の予報も出ていて花びらも散るなあ


前回、目薬が切れてしまい

酷くなってしまった右目の充血

点眼すればすぐに良くなるものと

思っていたら充血が薄くなるまで10日も

かかってしまった


中々充血が取れない右目を鏡に写して

10日近くも少しハラハラしてしまった


その後は、飲み過ぎたり、PCを長くあつかったり

寝不足だったりすると、途端に調子が悪くなる

なんてデリケートな右目なんだ


比較的調子の良い日に

片目で新しい元号の発表を観る

右目の治療も元号をまたいでしまう


今日の診察

悪化はしてないが劇的に良くなっている様子でもないようだ

角膜が薄いらしく視力の回復が

難しいかもしれないという先生のコメント

ただアメーバは、ほぼいなさそうですねとの

コメントには救われる思い


次回は1ヶ月後の5月13日の診察になった

その時久々に視力検査をしましょうということになった

後1ヶ月で視力がどこまで回復するかどうかで角膜手術に向かうかどうか判断したいそうだ


診察を終えて立ち上がろうとすると

「あ、私もう次回からいませんから」

「は?」

「別の先生に引き継いでおきますから大丈夫ですよ」

「はあ?どのくらいいないんですか?」

「半年くらいですかね」

「そ、そ、そうですか、わかりました」


なんか複雑な心境


これまでの治療にはひたすら感謝

でも一番病状の経過を知っている先生がいなくなる心細さと、少しの腹立たしさ


桜の花びらと一緒に先生は僕の前から散るように去って行く


さようなら、先生


〜つづく

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