表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/123

奈落の底

2018年10月15日月曜日


大学病院14回目の診察

発症から97日目


発症した時は猛暑だったが

すっかり上着が必要な季節になってしまった


発症から3ヶ月も過ぎてしまっているのに未だ光が見えず

半年から1年くらいかかりますよと

言われてはいたが長過ぎる


会社の近所の漢方薬屋で勧めてもらった高い漢方薬を2つも購入したり

目にご利益のあると言われているお寺にお参りし、そこにある全ての種類のお守りを購入したり

その時々はこれで翌日から画期的に右目が改善されるのではと前向きな明るい気持ちになるのだが、

翌日、消えない痛みと鏡の中の充血した自分の右目を見てまたも

奈落の底へ気分が落ちていく


今日の診察

悪くはなってないですよね先生という

僕の問いにそうですね〜と重く答える先生

もう少し様子見てまた削るかどうするか判断しましょうと言われる

ギャーまた削るんですか?

中々状態が改善しない中で大変かと思いますがいつかは収束するはずですから

まあ、最低半年と考えてください

まだあと3ヶ月か〜

クリスマスの頃には収束してるかな〜

いやいや、もっともっと早く

ひたすら祈る



〜つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ